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勝手に妄想ブログ

大好きなアイドルの事を思うままに妄想します

「あっつ」


みんなおでんをほうばって、酒の会が始まった。


食べたり、飲んだり、ゲームしたり、楽しい時間があっという間に過ぎ去っていた。

聞きたかったこともきけず、

オブジェは手の中でおとなしくしていた。


「うわ~もうこんな時間!」


気が付くと、23時30分だった。


「そろそろお暇しないと!」


みんな酔っていて、大丈夫だよという。

何人かは、寝ていた。


お父さんは、まぁ、泊まったらいいよって言ってくださった。


それは、さすがに、できないなぁ。

断るつもりで、大野さんを探す。


大野さんがいない。


どうしよう・・・と思った瞬間、

電気が切れた。



♪ハッピバ~スディ~トューユー。

ハッピバ~スディ、みさと~。♪



そういって、ケーキを持ってきたのは、あの、


大野智だった。




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大野君・・・


大丈夫かな?私

「ただいま~」


「おじゃましま~す」


大野家は片付いており、部屋の中はおでんのニオイが充満していた。

部屋はあったかく、

いつも帰っているマンションとは真反対で、うらやましくも、さみしくもちょっと思った。


玄関には、何かしらのオブジェが飾っており、よくわからなかった。


まじまじ眺めても、それがなんなのか、全くわからず、

気になって、手に取って、さかさまにしたり、回したりして、答えを探していた。


そこへ

お父さんが帰ってきた。


「いらっしゃい。それ、気に入った?」


「いえ、そうではなく、なになのか、気になって。」


「あははは。それを気に入ったっていうんだよ。

息子が作ったものだから、持って帰ってもいいよ。」



へ?息子??


大野さんって息子さんがいたっけ???


「じいじ!!」


娘さんが、こらって顔をしてお父さんをにらむ。

お父さんも、あわてて、ごめんって顔をしている。


なに?

息子さんがいるの?


でも、アナムネ、家族歴には書いていなかったと思うけど・・・


質問しようとしたときに、


「おじゃましま~~~す」


お父さんの同僚たちが一気に押し寄せた。


結局聞くタイミングはなくなって、

わからないオブジェは私の手の中に入ったままだった。



「買い出し一緒にしてくれる?」


退院した大野さんが病棟にまで会いに来てこう言った。


「今日ですか(笑)」

「ええ。今日。明日休みでしょ?」


どこで調べたのか(笑)ストーカー行為ですよ!と突っ込みながら、
明日の誕生日をもてあそんでいたので、
まあいいかと言う気持ちで参加することに。

誰も希望していないのに、なぜか師長が休みを付けていた。


師長いわく、

「自分が生まれた日は親に感謝すること。みんな誕生日には休ませているの。

それが、私のモットー!」

と、意味不明なこと言っていた。



仕事が終わって、
大野さんとの待ち合わせ場所へ急ぐ。

でも、そこへ現れたのは娘さんとそのお子さん。

「ごめんなさいね。
母がどうしてもやるってきかなくって。
言い出したら聞かないの。お世話になった山下さんに、関東のおでんを食べさすんだって。

だから、買い出しも嘘よ。」

ありがとうございますと伝えた。

本当は、患者さんと仲良くなりすぎてもいけない。
でも、こっちに来て、本当にお母さんみたいに接してくれて嬉しくって。
ついつい甘えちゃって。

娘さんも優しいしね。

お姉さんみたい。


私一人っ子だから。


お姉さんは照れくさそうに

「私もね、親の職場の人と結婚したの。

たまたま遊びに来てね。意気投合。

みさとちゃんも、出会いが少ないんでしょ?だからって張り切っていたよ。母が。」


「そりゃ~どうもです。」


笑いながら、気温が低い街中を歩いて、大野家へ急いだ。



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