2024年 6月18日(火曜日)

 

先週、Sくんの学校で1週間にわたる年度末試験が終わった。10以上の科目があったし、どの科目も試験範囲が広いので、Sくんにとってはストレスだったと思う。Мさんまでストレスに感じていたようで、やっと試験が終わったと週末ほっとしていたようだった(苦笑)。

 

相変わらず、理科系の科目の対策の仕方が私からするとダメすぎる。演習問題にどんどんトライすることが必要だと思うとSくんに言ってもМさんに言っても全く伝わらない。演習問題を解かなくてもよい結果を出せているならこれまでと同じような、内容の基礎的な理解を確認するような方法でもいいと思うけど、そうではない。Sくんはともかくとしても、Мさんもそれでよいと思っていることが私にとっては信じられなくて、そばで見ていてイライラした。しかし、ま、私のテストじゃないしと割り切って(苦笑)、あまり口を出さないようにしていた。

 

試験中は、Sくんの好きな夕食を作ってあげることにした。毎晩の夕食を楽しみに試験を乗り切らせてあげたいと思い、リクエストを聞いて餃子やメンチカツ、シーフードリングイネなど作った。あとは、万が一地下鉄が遅延して、学校に遅れることを避けるため、朝は毎日車で学校まで送ってあげた。

 

Sくんとしては、物理が特にできなかったようで、悲しく悔しい思いをしていたようだ。試験があったその日に、物理科のヘッドの先生宛にメールで、再試の機会を下さいとリクエストしていた。自分で点数を決め、その点を取れなかったら再試をしてもらおうかなと言っていた。テストの結果について、どうでもいいやと無関心でなく、ペーパーが悪いと怒るわけでも先生に文句を言うわけもなく、悔しくてなんとかしたい!と思うようなマインドセットが育っているようだ。それは良いことだと思った。

 

今週から、少しずつペーパーが返ってきている。点数が微妙~と思うような科目のテストもあった。対策方法に異議ありと思った点もあったけれど、Sくんなりに一生懸命やっていたことは確か。こんなことも含めて、学生のうちは思い通りにならないことをたくさん経験して、そこから学んでほしいと思っている。