2024年 5月30日(木曜日)

 

今週は、ハーフターム(期中休み)でSくんの学校はお休み中だ。これまでのハーフタームでは、毎日午前中テニスキャンプに行くことが多かったけれど、今年はМさんの意向で、自宅で年度末試験勉強をさせることとなった。

 

セカンダリースクール3年目イヤー9の今年度は、年度末試験がこのハーフターム後に予定されている。毎年どの科目も試験範囲が1年分となるので、しっかり準備する必要があると思う。これまでの2年間は年度末試験がハーフターム前だったので、その前にすこーしだけ勉強して、ハーフタームは遊び倒すという風に過ごしてきた。

 

今年はテニスキャンプに参加せず、自宅で勉強することにしたけれど、私が言わなければ、Sくんはハッピーそうにテレビを観ている。そんな様子に、私はいらっとする(苦笑)。事前に計画を立てさせたりしたけれど、それに沿って自分で進めていく様子でもない。

 

私が何も言わなかったらテレビ漬けで終わりそうだから、毎朝、今日は何の科目の勉強をするのかなど、具体的に何をする予定なのか確認している。ただ試験勉強といっても、どの科目も指定の問題集などがないので、非常に準備がやりにくい。唯一数学だけは、先生が生徒全員に試験範囲をカバーした演習問題や過去問をメールで配布してくれる。大量なのだけど、それらをやれば理解が不十分なところがわかるので、その部分を集中的に対策すればよいので試験勉強もやりやすい。それもあって、数学は平均的が高い科目のようだ。しかし他の科目はそうではない。学校や先生からの演習問題の配布等がないので、演習問題に取り組みたいなら自分で探して進めなければならない。生徒たちの自主性に任せているのだろうけれど、、、Sくんのような、演習問題の配布がなくてラッキーくらいに思っている子供たちにとっては望ましくない。特に、理系科目の物理、化学、生物に関しては、演習問題に取り組まないで試験に臨むなんてありえない。

 

演習問題自体はネットでアクセスできると先生方に言われていたので、Sくんには私から自分で演習問題をネットで探してやるように言ってきた。しかし、自分で演習問題を探す努力をせず、デジタルテキスト(教科書)を眺めて、定義などを復習するだけで、演習問題などをほぼ解くことなく試験に臨んでいた。その結果、だいたいいつも平均点よりも少し上の程度だったので、本人もそれでいいと思っていたようだ。

 

時代は変わったと言えど、私からするとSくんがやっているテスト対策は、テスト対策ではない。私が怒ったりいらっとしているだけでは何も変わらないので、今回は一緒にネットでアクセスできる問題演習を見つけて、今回の年度末試験の範囲に該当する部分をメールで私に送るように言った。そうしたところ、10以上のファイルを送ってきたので、理解が不十分だと思われるセクションを選ばせ、それをプリントアウトしてやらせた。

 

家庭教師や塾などに通っていないので、先生と我々親しかプッシュする人はいない。これまで本人に任せてきたけど、、、中2の試験勉強って、自分でどんどん進めるべきだと思うのだけど、こんなものなのだろうか。年齢的に反発して、親の言うことは聞かないという子供もいるようだから、言われればやるだけよいと思うようにしている。。。まだ食べ物で釣れるので、声掛け自体は大変ではない。今日は、本人がやるべきだと思って決めた課題のボリュームが多かったので、午前中に全て終わったら、お昼ご飯にチャーハンを作ってあげるよと言ったら、早めに終わり、「終わったのでごはん作って~」と言ってきた。Sくんが完全に一人で、試験対策などを進められる日は来るのだろうか。。。