2022年 6月26日(日曜日)


今日は、Sくんのバイオリンのピアノ合わせにロンドン中心部のスタジオに行って来た。


来月予定している夏休みの一時帰国中のタイミングで、日本でバイオリンのコンクールがあることを親しい友人が教えくれて、是非一緒にやってみよ!と背中を押してもらった。


私の負担になることは間違いないので(苦笑)、正直迷った。バイオリンの先生に相談したところ、貴重な経験になります!と勧めてもらった。以前グレード試験用に録画した動画を予選に出してみたところ、少し前に通過できたとの連絡をもらった。


リハーサルとしてのピアノ伴奏付きのレッスンは、2年ぶりくらいになるだろうか。今日のために先生がアレンジして下さったピアノ伴奏の王立音楽院の学生さんは、笑顔がすてきなドイツの方だった。


今日のレッスンでのSくんは、これまでとなにかが少し違った。先生からも2日前のレッスンからとても良くなったと言って頂いた。Sくんの毎日の練習やオンラインレッスンを見ていると、正直、イラっとすることの方が圧倒的に多い。私がこんなにストレスを溜めて、Sくんがバイオリンを続けることはいいことなのかと思うことさえある。コンクール当日、Sくんが今日のような演奏ができるかはわからない。でも今日の演奏を聴けて、私が少し満たされたように思った。


一方のSくんは、ピアノ合わせの後お昼ご飯に食べたお寿司と今日のご褒美のタピオカジュースに大変満足しているようだった。


まだまだ食べもので軽く釣られる11歳(笑)。このやりやすい感じが少しでも長く続くことを願っている。