自虐日記25 | ヤドリギ金子のブログ

自虐日記25

 粉になった私の骨が撒かれる予定の場所へ草刈りに。温暖化であるからか、彼岸花がそこかしこに咲いていた。雑草の繁り具合も激しい。私が散骨を希望している地点はムクゲの樹の下である。そのムクゲ(ムグンファ、無窮花、朝鮮の国花)の花が満開だった。そうだ、撒いてもらうなら、桃色の花が満開のこの時期にかぎる、と改めて思った。

(昔から朝鮮民族に愛されてきたムグンファ(無窮花、むくげ)は、韓国を象徴する花で“無窮花は咲いてすぐ散る花ではなく一度咲いたら長く咲き続ける花”と言う意味を持っている。韓民族は無窮花を古朝鮮以前から天の花と貴重に思って、新羅は自ら“グンファヒャン(槿花郷:むくげの国)であると呼んでいた。中国からも韓国は、以前から“むくげが咲いて散る君子の国”と称賛されていた。このように長く韓民族と共にしてきたむくげは朝鮮末、開化期を経ながら“無窮花三千里華麗江山”と言う歌詞が愛国歌に挿入されるほど国民に愛されて来た。無窮花がもつ根気と生命力は韓民族の歴史中の苦難と逆境の時に乗り越えてきた強靭な精神力と国家の発展と繁栄、そして不滅を象徴している。)

 それにしても、小一時間刈払い機で、汗だくになって刈り続けたのだが、庭全体の半分も終わらなかった。春の草刈りの際、長時間やり過ぎて熱中症になってしまい、一週間ほどひどい思いをしたので、今回は仲間とも確認し合い、途中で切り上げさせてもらった。ここは不思議に蚊がいなかった。庭を下るとため池があるのだが、不思議に蚊が飛んでいる様子はなかった。また、筍の時期を過ぎたからだろうか、猪が訪れた様子もなかった。まだ七月だというのに、彼岸花も咲き始めていた。

 百聞は一見に如かずというから、私が土に帰る予定の場所を、押し付けがましく、皆さんにとってはどうでも良いに決まっているとは思うが、紹介したい。

今日は、自虐というより、自己顕示欲丸出しの恥知らず日記・・・・。