「著名小説家・詩人」なら、彼のように自然体でこのくらい言わなければ・・・ | ヤドリギ金子のブログ

「著名小説家・詩人」なら、彼のように自然体でこのくらい言わなければ・・・

 

 作家、村上春樹さん(74)が28日、東京・新宿の早稲田大学大隈記念講堂で開かれた俳優、白石加代子さん(81)による「雨月物語」の朗読イベントで、約1000人の聴衆を前に、神宮外苑の再開発に反対の意を表明した。

 朗読会の冒頭に登場した村上さんは、1968年に入学した早大の思い出として、一度だけ行った早慶戦を見てから神宮球場がすっかり好きになり、当時サンケイアトムズだったヤクルトスワローズのファンを続けている話を披露。「何が言いたいかというと、ずっと走っていた神宮外苑は僕にとっては大切な土地。今は再開発して古い木を1000本切るというので、僕としても再開発反対の声を出し続けたいと思っています。もし賛同してくださる方は支持してください」と話し、ほぼ満員の聴衆から大きな拍手を浴びた。

 

同イベントは昨年、早大国際文学館(村上春樹ライブラリー)の開館1周年を記念して開催されて大好評だったイベントの第2弾。今年は「村上春樹presents白石加代子の怖いお話『雨月物語』」と銘打たれ、より多くの人に見てもらうため昨年の同大演劇博物館前ステージから舞台を移した。