しじまの口寄せC | ヤドリギ金子のブログ

 しじまの口寄せC

何と言おうとも

どのように思おうとも

底なし沼のような優しさしか見えない

 

朝と言えば爽やかなはずだが

シーツがまきあがる清冽は

死者にしか宛てられない言葉をいじくり

ただいびつになってゆく

ひもじい思いになる