みなさま、ご無沙汰しております。
ご無沙汰していた間に、まー、色々あったのですが、それはまた追々綴っていくとして。
ウィーンらしい素敵な一夜の記憶が薄れる前に、まずはそのお話を記録させてください。
色々あって,しばらくの間日本に帰っていたのですが、上の子の卒業舞踏会(Maturaball)のために直前にウィーンに戻って![]()
正直、あまりに忙しすぎて、全然舞踏会という気分でもなく、時差ぼけと長旅の疲れで、むしろ家でゆっくりしていたい……。
でもすっかりお祝いモード、パーティーモードの上の子のワクワクっぷりに水を差すわけにはいかないので、疲れすぎてありえないくらい浮腫んだ顔で(笑)、まずはお祝いランチに![]()
犬連れで行けるおしゃれレストランということで、前に上の子が日本留学に出発する前のお別れディナーでも出かけた、おしゃれブティックホテルのレストラン。
Chez Bernard
エレベーターホールもセンスいい![]()
ウィーンに住んでるけど、それでも泊まってみたいと思うホテル![]()
上の子とFritti Misti(シーフードのフリッター)とニラのキッシュ、フレンチフライのトリュフマヨネーズ添えをシェア![]()
デザートは無理なくらいお腹いっぱいになったので、食後はコーヒーのみ![]()
そして家に帰ったら、上の子はお友達の家で準備をしに行き、私たちは少し休憩。
でもあっという間に私の支度もしないといけない時間になり、帰ってきた上の子と交代でメイクとヘアセットを。
お友達はみんなEintanzen(舞踏会のオープニングのデビュタントたちのダンス)に参加するので、早めに会場に行かないとならず、上の子は友達の支度を手伝っていて、自分の支度は途中で帰ってきたんです。
それでも時間が全然足りず、バッタバタで支度をして、タクシーで会場まで。
会場は郊外だったので、タクシーの運転手さんも「ここで何があるの?」って、不思議がっていて![]()
「学校のパーティーなんですよ」って説明したら、運転手さんも車を降りて、写真を撮っていました![]()
でもそこには、その気持ちもわかる、映画みたいな世界が広がっていて![]()
運転手さんも外国の方だったので、私みたいに「ウィーンっぽい!」って思って写真を撮ったんだろうな〜。
日頃、ジーンズ姿しか見ていない子供たちの正装がすごく新鮮![]()
みんな大人っぽい!
デビュタントたちのオープニングダンスは、エルマイヤー(超有名老舗ダンス教室)の講師による指導とリハーサルが何回もあるので、ちょうどオーケストラとコンクールで多忙だった上の子は参加できず。
男女のカップル参加が基本ですが、上の子のお友達は女子同士で踊ってる子たちも多かった!
男子役の子は黒いドレスで、それもまたステキ![]()
でもお友達のオープニングダンスを見た後、なんでも出たがり、やりたがりの上の子は、「やっぱり私もやれば良かった!」と後悔していました![]()
デビュタントの女子はみんな、オープニング用の白いドレスと、その後のカラードレスの二着を用意するのですが、カップルのお友達は、彼氏のお母様のウェディングドレスをお直しして着ていたりして、またそれがすごく似合っていて、何の関係もない私まで胸キュン&感激![]()
彼氏のお姉さんがデビュタントの時に着ていたドレスを借りたお友達もいたのですが、すごく似合っていて、その姿を見て感激したお姉さんも泣いちゃったんだって〜![]()
ああ、私も早く、子供たちの恋バナで胸キュンしたいな〜(全くその気配ゼロ)。
舞踏会では有料でテーブル席(一卓8席)をリザーブできます。
親戚や家族が多いオーストリアの子たちは、ひと家族で1卓をキープ。
私たちは、私と夫だけの参加だったので、上の子のお友達ファミリーとテーブルをシェアしました。
舞踏会のテーマがギリシャっぽい感じだったので、テーブルデコや会場装飾もギリシャ風。
これがまた凝っていて、実行委員の生徒たちの手作りなんですが、クオリティがすごい。
ゼウスの雲が光ってたり
神話の神々がテーマで、
私たちのテーブルは、虹の女神イリス
テーブル装飾を見て回るのも楽しかった![]()
テーブルをシェアしたお友達は、ママがオーストリア人でパパがモロッコ人という珍しいカップル。
叔父さまと叔母さま(お友達ママの姉妹のご夫婦で、オーストリア人)もいらしていたのですが、お二人とも音楽家で、ヴァイオリニストと作曲家のご夫婦。
音大の試験や音楽教育の話を興味深く聞きました。
お二人ともMatura(高校卒業資格)をお持ちなのですが、「あの頃の数学の問題なんて、もう絶対に解けないよ。あなたたちもでしょ?」と話を振られ、私は「本当に!」と同調しましたが、KYの夫は「僕はまだ解けますよ」って![]()
でも、彼ら曰く、高校卒業資格試験の数学よりも、当時の音大入試にあった音響物理学のほうがずーっと簡単だったとか。
音楽に長けている人は、理数系の感覚も優れてそう〜。
そんな感じで、大人たちは深夜まで時間を潰して、舞踏会ではお馴染みの深夜の余興(Mitternachtseinlage)を待ちます。
卒業舞踏会の深夜の余興は、卒業する8年生が歌い踊る面白パフォーマンス。
先生方も参加して、ノリとしては日本の謝恩会に近いかな?
舞踏会のオープニングで8年生の担任の先生方が挨拶したんですが、4人中3人が語学の先生でもあるので、それぞれの言語(ラテン語、フランス語、スペイン語)で挨拶されて。
最後の理系の先生だけがドイツ語で、「他の先生方が何を言ったのか1mmもわからなかったけど、良い夜を!」みたいな挨拶をされていてウケました![]()
ラテン語の先生はおじいちゃん先生なのですが、お花のコサージュをつけた可愛らしいスーツ姿で、ラテン語ラップを披露したり、踊ったり、大活躍でした。
卒業生の中には上の子が小学校1年生の時から一緒だった子もいるのですが、もう12年も経つんだねぇって、そのご両親ともしみじみと。
そういえば、日本ではあり得ないと思うのが、アルコールの習慣!
こちらでは16歳から飲酒できるので、なんと先生が子供たちにワインをボトルでご馳走してくれたりするんです〜!
さらに、今週末も学年全体の卒業パーティーを企画してくださった先生がいらっしゃるんですが、場所がラテンアメリカクラブで、開始時間が22:00。
で、まずは先生も含めて21:30に集合して、一杯引っ掛けてから、クラブに行くんだって〜。
ちなみに主催者は宗教(キリスト教)の先生。
日本だとあり得ない先生主導の夜遊びに、いまだにびっくりしてしまう日本人母の私。
学校の舞踏会にももちろんディスコフロアがあって、煙がモクモクで、暗くてライトがバシバシで、DJもいて爆音。
そんな中、先生方もカップルやご夫婦で酔っ払って、生徒と一緒に踊り狂っておられます……。
この一番左下の青く光ってる部屋がディスコ部屋。
お隣のクラシカルな建物に伝統的なダンスフロアあります。
そして舞踏会は朝の3時まで続き、その後クラブに繰り出してさらに盛り上がる子供たちも……。
私と夫はMitternachtseinlageが終わったら帰りましたが(それでも1:00くらい)、残ってる親も多かった。
上の子たちも最初はどこかに遊びに行くと言っていましたが、結局、舞踏会が終わったらみんなでタクシーで帰宅したみたい。
ドイツ語社交イベントが苦手な私ですが、子供の卒業舞踏会はやっぱり親としては特別で、とても楽しかったです。
そして、卒業、卒業と言っていますが、まだ卒業資格試験も残っている上の子たち。
お祭り騒ぎで発散した後は、気持ちを切り替えて勉強して欲しいものです〜。












