いよいよ高校生活ももうすぐ終わりを迎える上の子(日本だと新高3)。


木曜日が最後の登校日で、最後の成績表をもらう日でした。


来週からは国全体で、高校卒業資格試験(Matura)の筆記(全国統一試験)が始まるので、各自自習期間に入ります。


そして6月には口頭試験。


それが終わったらようやく本当に卒業っていう感じ。


思えば、小学校入学少し前のタイミングでウィーンに引っ越してきて、母子共にドイツ語ほぼゼロの状態からここまで、よく頑張って来たよね〜。


成績表の意味も、こちらでは学校の定期試験を意味するSchularbeit(直訳すると、学校仕事。オーストリア独特の呼び方なのかな? スイスの人に話すと、宿題のことかと思われる。私も最初、この単語が定期試験のことだってピンとこなかったな〜)の意味も、学用品の名称すら分からず(スイスとも呼び方が違うから夫も役に立たず)、手探りで頑張って来たこの12年。


なんか振り返ると、色々ありすぎて、涙が出そう〜。


大したセレモニーがないのが普通のオーストリアの公立学校生活ですが、高校卒業はなんだか格別な意味合いがあるらしく、イベントも盛りだくさん。


そのうちの一つが6月末のMaturafeierと呼ばれる、卒業のお祝い会。


これは少しフォーマルな感じで、卒業生も少しフォーマルな装いをして、卒業式っぽい感じで学校で行われるんだとか。


でも、上の子の学校は校舎が小さくて、一学年が全員集まれるホールがないので、入学の時も中庭だったけど、卒業も中庭でやるんだって泣き笑い


そんな感じできちんとしたセレモニーではないんですが、ぜひ来てほしいと、上の子は言っていて。


で、もちろん私も行く予定にしていたのですが、なぜか義父も行きたいと言い出し……。


義母はそんなに乗り気じゃなかったみたいなんですが、義父の希望は絶対!の夫の実家。


高齢の義両親だけでは心許ないと、なぜか義姉1まで来ることになり……。


大病をして後遺症もある義姉1では心許ないと、サポートで義姉2も来ることになり……。


みんなして、上の子の卒業祝いにやってくることにガーン


えー、勘弁してよ〜。


この日は、私も自分の苦労を讃えて思いっきり楽しみたいのに、義理ファミリーの家族イベントにされたくない真顔


上の子も友達との約束盛りだくさんで、全然時間ないし……。


普通に平日の週だから、下の子も学校に行ってるし……。


あまりのショックと嫌さで、涙が出ちゃう。


なんでいつもいつも無神経に家族のイベントにドカドカ出しゃばってくるの?


義姉1には特にいつも振り回されていて、そのせいで私は上の子の幼稚園の親子遠足に行けなかったこともあった。


義理父には、こちらに来たてでドイツ語もままならない中、赤ちゃんだった下の子をつれて必死で参加した小学校の行事にも着いて来られて、保護者グループの輪に入れずに孤立している私を見て、「もっと輪に溶け込まないと! こちらでも楽しくやれているって、〇〇(夫)に見せないと!」って、謎の説教をされたことだってある。


その当時は3ヶ月に一度、単身でウィーンにやってきていて、うちに泊まっていて、私は朝から晩まで義父のお世話をしていた時。


夫は仕事に行くけど、私は幼稚園の送迎や小学校の送迎まで義父に着いて来られ、毎日1日中一緒に過ごして、本当に大変だった。


教育は日本よりこちらがいいとか、米よりパンの方が健康にいいとか、義父の謎説教はいつもどこか日本を見下していて……。


義姉1も、そんな義父スピリットを受け継いでいるから、子供にタブレットを見せすぎとか、義妹(義姉の実の妹)の家庭と比べて、私の子育てにダメ出ししてきたりもしたな〜。


(常に義妹の子育てを褒めて、私の子育てを下げる)


育児は義母に任せっきりだった義父に、独身の義姉1。


子供を異国で育てる苦労を全く想像できない人たちが、声高に人の子育てを批判してくるのってなんなんでしょうね?


そんな、助けられた思い出より、大変だった思い出しかない人たちが、最後までしゃしゃり出てくるのか……という嫌悪感がすごくて!


夫に「上の子の卒業まで〇〇家(夫ファミリー)のイベントにしないでよ」って抗議した結果、一番言いやすい義姉2に、「来ないで」と言った夫。


いや、一番来てもらいたいのは義姉2なんだけれども……。


で、そんな愚痴を友人にこぼしたら、「むしろ義姉2には来てもらった方が助かるんじゃない?」って言われて……!


はっ! そうだわ電球


義理ファミリー大集結が嫌すぎて、思わず1人でも減らしたいと思っちゃってたけど、どうせ義両親と義姉1は来ちゃうなら、義姉2がいてくれたほうが、むしろ私が大変じゃないかもしれない……。


何しろ、義両親が卒業祝いに来るということになった時、義姉2は上の子に電話してくれて、「本当に行っていいの? 祖父母まで学校に来ちゃったら恥ずかしくない?」って、上の子の気持ちを思いやってくれたんです。


そうだわ! 友人の言う通りだわ!って、目から鱗が落ちて、夫と上の子に「やっぱり義姉2にも来てもらった方が助かるかも」って伝えました。


はー、自分軸で生きている人たち(上の子含む)と付き合っていくのって本当に大変〜。


夫は義姉1と義父が決めたことには逆らえず、本当に頼りにならないびっくりマーク


義姉1に関しては、義両親と一緒にウィーンに来ることを夫すら知らされておらず、義両親伝手に聞いた始末……。


(今だに本人は何も言ってきてない)


もちろん誘ってもないしね……。


どれだけ舐められてるの〜?と思ってしまうのは、私だけじゃないですよね?


義両親が元気なのは喜ばしいことではあるのですが、家族のイベント(イースターやクリスマスなんかも)がいつも義理家族のイベントに組み込まれてしまうのは本当にモヤる〜!


日本は遠いし、私の両親は義両親より10歳以上年下なのに、もう長旅は無理だし、私陣営が弱すぎる……悲しい


元気でKYな義理ファミリーに、いつもパワーで押し切られてしまう私たち。


でも、そんないつも変わらない愚痴をあたたかく受け止めてくれて、素敵なお食事にもご招待してくれたお友達に感謝キラキラ


マリア・テレジアが滋養強壮のために愛飲していたスープ、Oglio(オリオ)。


このスープについて、詳しいレシピや歴史的背景などは、この本に出ていて、すごく興味深いです。





アスパラガスのリゾット


Sauer macht lustig(酸味は人を陽気にする)という名前の面白いデザート。シトラス系の果肉にお豆のペーストで斬新。


帰り道の、闇夜に浮かぶシュテファン大聖堂。


お友達やブログで交流のある方たちのおかげで、なんとかやっていけているウィーン暮らしです。