六本木ミュージアムで7月15日まで開催中のミス・ディオール展に行ってきました。
私はもともと香水のミス ディオールも好きなのですが、ミス ディオールの広告ビジュアルも大好き。
そして最近ずっとイメージキャラクターを務めているナタリー・ポートマンも大好き。
展覧会の訪問には予約が必要ですが、入場は無料です。
場所は東洋英和女学院の真向かい。
中学お受験生だった私は、はるか昔に学校見学に行きましたが、改めて見ると、とてもクラシカルな建築の素敵な学校だなぁと、その素敵さを再認識
美術館の周りの建築もお屋敷の面影を残しているものが多く、やっぱり港区は違うなと、お上りさん気分でキョロキョロしながら向かいました
展覧会最初のお部屋
とにかく、SNS用の写真を撮りにきているらしき若い女性グループが多くて、入り口からの数部屋は特に大混雑。
展示物の写真を撮るのではなくて、展示を背景に、自分の写真を撮るのがトレンド?
もはや、展示はそっちのけで、撮影会の様相を呈してました
なので、私は混雑を避けて、展示室を秒で移動。
キャプションを読んだり、立ち止まったりせずに、サクサクと先に進みました。
無料だし、香水のプロモーションの展覧会なので、展示クオリティには特に期待をしていなかったのですが、やっぱり展示デザインがステキ
人だかりでキャプションが読めず、なんだかわからないけど、かわいい(笑)
香料が嗅げる機械
足元のボタンを踏むと、お花の中央から香料が噴射されます。
ディオールの愛犬ボビーを模った香水瓶
現代版がショップで販売していましたが、約10万円でした。
ファッションを紹介するお部屋は、まるでファッションショーのような展示デザインでステキ
ミス ディオールのために描かれたルネ・グリュオーのイラスト
白鳥
アームチェア
ドレスのデザイン画
そして、ナタリーポートマンが広告キャンペーンで着用したドレスと、同じ生地のリボンがあしらわれた香水瓶のコーナーが美しかった!
展示台は和紙でできているとのことで、ひっきりなしに係の方が展示台を傷つけないように注意喚起をしてました
大好きな香水と美しいドレスに囲まれて、至福の空間でした
最後の展示もボビー!
ショップでは、全てのミス ディオールの商品が試せるので、心置きなくいろいろ試せて
私が欲しかった商品は会場のショップでは品切れだったのですが、羽田の免税店に在庫があることがわかったので、ウィーンに帰る時にピックアップできるように、予約をしておくことにしました
最後はカフェで一休み
ジャスミンローズアイスティー
カフェラテ
このコーヒーカップ、ディオールのものだったのですが、ディオールって食器のラインもあるんですね。
昔、伊勢丹に美術館があった時、ウェディングドレス展に行って、ディオールのドレスに釘付けになったことがありました。
家でも度々、その時のカタログを眺めてはうっとりする子供時代を過ごしていた私にとっては、とってもツボの展覧会でした。
家政婦のおばさんがお金を貯めてディオールのオートクチュールを仕立てるという物語の『ハリスおばさんパリに行く』も子供時代の愛読書だったのですが、ディオールのドレスには少女の夢とロマンが詰まってますよねぇ
そんな子供時代を過ごした方にはおすすめの展覧会です。
(ただ、混雑がすごいので、ゆっくり見たい方にはおすすめできないかも)