今、サッカーのユーロ2024年で盛り上がっているヨーロッパ。
サッカーって、何であんなに人を熱狂させるんでしょうね?
本当かどうか知りませんが、サッカーってもともとは村vs村のイベントで、その村のメンツをかけて争う歴史があったという話を、昔どこかで読んだ記憶があって。
代理戦争みたいな感じで、村人もサッカー選手に自分を投影して、おらが村の勝利を願うイベント……みたいな。
なので、サポーターももはや自分がピッチで戦っているような気分で観戦するものなので、応援やヤジもエスカレートしちゃうものなのだ、という話でした。
その真偽はともかく、サッカーって実際、特に男性は本当にそのチームの一員みたいなノリで熱くなってますよね。
先週の金曜日、家族で下の子が好きなレストランに行ったら、ちょうどオーストリア対ポーランド戦がやっていて。
テラス席だったので、店内ほどうるさくはないものの、グループでユニフォームを着て観戦してるおじさま軍団が多数。
おじさんだから、やたらにうるさいってことはないのですが、ゴール決めた時の熱狂ぶりなんかはすごすぎて
うるさい男性が嫌いな下の子はすでにすごく嫌そう……
そんな中、ひっそりと静かに試合を観戦していた隣のテーブルの30代くらいのカップル。
ずーっとすごく静かだったので、ポーランドの人かな?って思っていて。
そうしたらやっぱり、ポーランドがゴールを決めた時に、女性が喜んで手を叩いていて
あ、やっぱりポーランドの人だったんだと思って、チラッとそちらに目をやったら、その女性が「Sorry…」って謝ってくれた
きっと私たちがオーストリアサポーターだと思ったんだと思います。
「いえいえ、全然いいんですよ! おめでとう!」
って言っておきました。
しかし、私のまわりのポーランドの人って真面目で感じがいい人ばっかり。
こんな時にも謝ってくれるなんて、ポーランドの人の人柄の良さをしみじみと感じてしまいました。
(ここぞとばかりに騒いでいるうるさいオーストリアのおじさんは、このマナーを見習ってほしいわ〜)
試合はPKなどもあり、3-1でオーストリアがリード。
私たちはレストランの騒ぎが落ち着かなかったので、試合終了前にレストランを去って。
用事があって中央駅に立ち寄ったら、パブリックビューイングスペースができていて、すごい人
駅に近づけない……
試合終了まであと数分だったので、私たちもそのまま試合を見てみました。
(レストランより、ここの方が落ち着いてた)
オーストリア勝利の瞬間、旗を振りまくるサポーターたち。(奥の駅舎の近く)
ちょうどその時にやってきた若者が、「何? どうなった?」と聞いてきたので、「3-1でオーストリアが勝ったよ」って教えてあげたら、「よっしゃ!」ってガッツポーズ
みんな本当にサッカーが好きなんだなぁ。
夫がもちろん応援しているスイスは、今夜ドイツと対戦。
子供たちの学校のオーケストラの先生はドイツ人。
前回のW杯でドイツが日本に負けた時にちょうどリハーサル中で、うちの子供たちに「今日から敵だから」って宣言してきた人
(もちろんジョークです)
スイスにも負けたら、敵認定がさらに確定してしまうので(笑)、ドイツも頑張って欲しいです。