我が家は部屋数がちょうど家族分+リビングしかありません。
下の子と上の子のベッドは、引き出すとダブルベッドになるようになっていて、なんとかお友達が1人は泊まれるかな?という程度。
そんなわけで、今までお友達は1人しか泊めることができなかったのですが、今年は上の子がいないから、上の子の部屋も使える
ということで、下の子に今年のお誕生日会は、お泊まりでやりたいか聞いていたんです。
でも下の子はあまり乗り気じゃなく……。
下の子は異様に気を使う性格で、誕生会で何をやるかも、お友達の顔色を伺っています。
自分軸があって、ゴーイングマイウェイの上の子とは真逆の性格。
私はおばさんになって強くなったのと、元々の性格も、さっさと物事を決めたり問題を解決したりしたいタイプ。
煮え切らない下の子に、「あなたの誕生会なんだから、あなたが決めないと!」って、イラついていました。
そんな私にも気を使い、八方塞がりの下の子。
自分の誕生会なのに、かわいそう
最初は、今年は大勢お友達を招待したいと言っていたのに、仲良しのお友達に嫌だと言われたらしく
結局、お泊まりは無しで、お友達も仲良しの2人しか呼ばず、ミニゴルフに行って、家でお祝いする形に決定。
それなのに、開催一週間前になって、やっぱりお泊まりがいいという話になったらしく、「ママ〜、みんながお泊まりしたいって言うんだけど、いいかな?」って。
親としては、「自分」の意向じゃなくて、「みんな」の意向でやりたいことをコロコロ変える下の子の態度が不甲斐ないですが、これはもう性格だから仕方ないのかな……。
「ママがあれだけお泊まりにしたら?って言ってた時は、やらないって怒ってたのに」って、軽くイヤミは言いましたが、お泊まりは喜んで了承。
そうしたら、そのうちの1人の子のママが、お泊まりは嫌だと言い出して……。
このママ、とっても母性あふれる優しいいい人で、私も大好きなんですが、子供への愛が溢れるあまり、ものすごく過保護でもあるんです。
彼女は子供がよそのお家に泊まるのが心配らしく……
もう1人の子は、下の子と2人だけでもお泊まりしたいということだったので、じゃ、パーティーは普通にやって、お泊まりはその子無しでやればいいか、ということに。
でも下の子は「その子に悪くないかな? 2人でお泊まりやってもいいのかな?」って、また気にする……。
「かわいそうだけど、これはその子のお家の問題で、私たちにはどうにもできないから、仕方ないんだよ。どうしてもお泊まりしたかったら、その子が自分で頑張ってママを説得しないといけないの。私たちはちゃんと誘っていて、来られないのは相手の都合だから、気にしなくて大丈夫」
って、私の考え方もドライすぎるかもと思いつつも、本音で下の子に言ったら、下の子も少し安心した様子。
でも結局、その子もママを説得できたみたいで、お泊まりOKになって。
そうしたら次は、
「ミニゴルフに行く前に、繁華街に友達同士で買い物に行きたい」
という話になり……。
うちは別に構わないけれど、過保護ちゃんのおうちは、子供だけで繁華街でショッピングなんてダメじゃないかな〜。
「他のお家の人がみんなOKならいいよ」と伝えたら、案の定、過保護ちゃんのママからはNGが。
これ、本当に面白くて、うちもこれが第一子だったら、多分ダメだと言ったかもしれない。
下の子って、すでに上の子で免疫ができているから、全てが緩くなりがちですよね
もう1人のOKなお友達は、上にお兄ちゃんが2人いる第三子で、過保護ちゃんは下に妹がいる長子。
まあ、心配な気持ちももちろんわかるので、足を痛めている私に代わって、夫が子供達の買い物を引率することに。
そうしたら、OKなおうちの子は、子供だけで行きたかったから、なんでお母さんに正直に言っちゃうんだと、過保護ちゃんに怒り出したらしく
さらに、うちの夫の引率がイヤなのか、「自分のママが引率する」って言い出して……
下の子の誕生会なのに、勝手なことを言ってくるお友達に私もぷっつーん!
「私の誕生会だから、私の予定通りにやろう」って言いな、って下の子に言ったのですが、冷静な夫は、
「パパが引率するけど、一緒に来たい親がいたらどうぞ、って言ったら?」
って。
結局、子供たちもそれぞれの親がぞろぞろお買い物に着いてくるのは嫌だったらしく(笑)、夫1人が引率に決まって。
子供たちは、行きたかったショップでお揃いのTシャツを買って帰ってきました
(引率係の夫は、子供たちをショップに連れて行って、自分は別のお店で自分の買い物をしてたらしい……。引率の意味……)
家でみんなお揃いのTシャツに着替えてから、屋内ミニゴルフに出発。
場所はこちら
この時期、ものすごく忙しいので、天候のせいでリスケしたくなくて、屋内の施設一択。
でもここ、ネットでみつけて初めて行きましたが、ちょっとダーク&うるさすぎたな……。
子供たちも最初はちょっと引いていましたが、18ホールプレイして、1時間半くらい遊んだかな?
その後、帰宅して、気づいたら3人一緒にお風呂に入っていて
お風呂から出た後のバスルームに行ったら、床がすっごいビッチャビチャ
さらに、裸で入るのは嫌だったらしく、みんなで下の子の下着(シャツとパンツ)を着てお湯に入ってたっぽく、びちゃびちゃの下着も散乱していて
でも3人で頭にタオル巻いて、パジャマ姿でワイワイしてるのが可愛いから許す
しかし、びっくりしたのがプレゼント!
なんと2人から合同で、パンドラのブレスレットとチャームをいただいたんです
日本円にして、2万円を軽く超える品……。
さらに、ロウソクや文房具など、こまごました物もいただいて……。
こちらでは、中学2年生的なポジションですが、実際の年齢は日本の小学校6年生(12歳)です……。
あまりにびっくりして、双方のママに、すぐにお礼メッセージを書きました。
しかし、これってどうしたらいいの?
お揃いのTシャツは、みんなそれぞれ自分のお小遣いで買ったみたいでしたが、そのTシャツ代、うちが払うべきだったんじゃないの……?
夫に付き添いさせず、お買い物も私が行った方が良かったな〜。
(お買い物中、私がケーキを焼いていたのですが、役割を逆にすれば良かった)
しかし、今までも派手だ派手だと思っていた下の子のお友達の金銭感覚。
それでも今まではごく普通のギフト(雑貨屋さんのぬいぐるみとかアクセサリーとか)だったのに、急にスケールアップして
一番派手なお家の子のママからは、子供を送ってきた時に、私にと、きれいな紫陽花の切り花をいただいて。
こういうところ、素朴で実直な、ごく普通のオーストリア人らしい人なのになぁ!
(一見全然派手ではなく、良識ある普通の人)
ど庶民の我が家は、これからもますますお友達付き合い(の金銭感覚)に頭を悩ませることになりそうです