先週末は学校が4連休だったので、スイスの義両親の元へ出かけていました〜
夫はなーんにもしないので、仕方なくわたしが下の子を道連れに、義家族へのお土産と義母への母の日のギフトを買いに中心地へ
義父はモーツァルトクーゲル(マジパンが中に入った激甘名物チョコ!)が好きなので、毎回、ゲルストナーやレシャンツ、フュルストなど、ちょっとした名店のモーツァルトクーゲルを買って行きます。
今回はあちこち行く時間がなかったので、サクッとJulius Meinlのモーツァルトクーゲルに決めました。
義理ファミリーはみんなウエハースが好きなので、あとは定番のマンナーの大きな詰め合わせで決まり!
(これが激重くて嵩張る。4つ買って、2.4キロ!)
義母には、ウィーン関係ないけど、ロクシタンで母の日ギフトを買って、お使い終了。
キリストの昇天祭の祝日なので、シュテファン大聖堂前の広場ではマーケットの準備をしていました。
あちこち、義理家族のための買い物に走り回って、重い荷物も持って、ちょっと休憩したくなった私。
どうせなら中心地っぽいカフェに行きたいけど、デメルは相変わらずすごい行列。
下の子に「どこかカフェ行かない?」って聞いたら、「アンカーのパンが食べたい!」って即答されて……。
アンカーって、どこにでもあるチェーンのパン屋さん……。
えー、家の近所にもあるのに、わざわざここまで来てアンカー?って、私はちょっと不服だったけど、お買い物に付き合ってくれたので仕方なく、カールスプラッツの駅の地下にあるアンカーに行くことに。
ま、ここも円形になっていて、カフェスペースもちょっとかわいいからいいかと、なんとか自分を納得させて
でもここって、お客さんがひっきりなしに来るから、店員さんも殺気立ってて、ちょっと嫌なんですよね。
そして今日の私たちは、誰がどう見てもアジアからやってきた観光客にしか見えない出立ち。
(マンナーとマインルの大きな買い物袋をさげてる親子)
案の定、カウンターの金髪のおばちゃんは、私たちを無視して、地元のおじさんたちを優先して愛想よく接客。
でも私も、もはや戦い方を心得てるので、グイグイっとおばちゃんの前に移動し(おばちゃんは意地悪にも、私たちが前で待ってたのを知っていたのに、わざわざ別の場所に移動して別のお客さんの接客をし出したから)、視線を捉え、下の子を促して注文させる。
そうしたらおばちゃんは意地悪にも、ドイツ語で注文してる下の子にも、「なに? 何言ってるかわからない!」って、キツイ顔で聞き返す。
(下の子の声が小さいせいなんだけど、聞き返し方が意地悪)
地元のおっちゃんズには、「Herzlichen Dank, der Herr!(旦那様、ありがとうございます!)」とか、めっちゃ愛想良くしてるのにね
でもさすがのおばちゃんも、下の子がドイツ語で注文していることがわかり、さらに私もドイツ語がわかることに気づいて、急に自分の意地悪ぶりをハッと反省したみたいで。
ミニドーナツ2個を注文した下の子に、「2個でいいの? もっと食べてもいいのよー。ね、ママ!」って、急に手のひらを返したように私にまで愛想が良くなってビックリ!
でも私は複雑な気持ち〜。
この人、一見さんの観光客だったら、意地悪にあしらってもいいと思ってるんだな……。
ドイツ語がわかる人にあんまり意地悪するとクレームされる恐れがあるから、住民だと勘づいて急に態度を変えたのかな……。
て、なんとか下の子のドーナツをゲットし、カフェスペースでコーヒー注文しようと別のカウンターに行ったら、「パンのカウンターで注文して!」って言われて。
これまたパン列に並んで(というか、並ばず、誰が先にいたか黙視して、自分の番になったら自分でアピールする)ササッと注文しないとなと、並びながら下の子に何が飲みたいか聞いたら、「何もいらない……」って。
「え? ドーナツ食べるのに? 何も飲まないの?」
って聞いても、いらないって……。
私だけコーヒー飲んで、下の子が何も頼まないでカフェに座るのもな……と思い、じゃ、家でドーナツ食べようかと、カフェ自体を諦めました。
思うに、下の子は最初おばちゃんに意地悪されたから、私がもう一度並ぶのも嫌だった&カフェにも行きたくなかったんでしょうね
でも単にドーナツ買うだけなら、家の近所のアンカーで買えば良かったよね
私は下の子の希望に振り回されてコーヒーも飲めず、義理ファミリーのための買い出しに走り回り、自分の好きなことは何もできなかったので欲求不満〜。
「ママはせっかくお出かけしたのにコーヒーも飲めなくて悲しい」って愚痴ったら、私に気を使った下の子が家でコーヒーを淹れてくれました
(毒親?)
そんなウィーン中心部でしたが、ホテル・ブリストルには日本の旗が!
宿泊客の国籍に合わせて多い順に掲揚していると聞いたことがありますが、本当かな?
日本からのお客様も多いんでしょうね!
ウィーンに遊びに来られる方が、たまーにいる意地悪な人にも負けずに、滞在を楽しまれますように