今、日本はゴールデンウィークなんですね!


ずっと真冬の気候だったウィーンにも初夏の陽気が戻ってきて、街中では日本人観光客の姿もお見かけするようになってきました。


今年は、ベートーヴェンが交響曲第9番(いわゆる第九)をウィーンで世界初演してから200年の記念年で、たくさんのコンサートやイベントが企画されています。


初演された劇場(ケルントナートーア劇場)は今は残っていないのですが、場所はザッハートルテで有名なホテルザッハーのところ。


ここで1824年の5月7日に第九が初演されたんですね〜キラキラ


そんな第九の200周年を記念して、ウィーン音大(mdw)がシュテファン大聖堂前の広場で「歓びの歌」を演奏するフラッシュモブを企画していて。


ウィーン音大生がメインなのですが、誰でも参加OKで、下の子にもお声をかけていただいたので、行ってきました。


フラッシュモブなんだから、その辺にいていきなり弾くのかなと思っていたのですが、ちゃんと控え室に待機して、同じ楽器ごとにグループになって広場に出て行く感じでした。


バイオリンは一番最後の出順で、出て行った時には広場はもうすでにすごい人だかりキラキラ


我が子どころか、オーケストラも全く見えないまま、人垣の後ろからビデオを撮りました泣き笑い


ORF(国営放送)のカメラも来ていたので、オケの様子も映像で見られるかな?と期待していたのですが、オケ演奏が始まる前の子供の合唱の様子しか放送されてなくて残念。



ただ、写真は載っているので、見えなかったけどこんな感じだったのかって、これで様子は少し分かりました泣き笑い


でも、周りの観客も一斉に声を合わせて「歓びの歌」を歌う様子に、私も感動しちゃってお願い


この「歓びの歌」って、欧州連合や欧州議会の「ヨーロッパの歌(Europahymne)」として知られています。


歌詞はシラーの詩が元で、歌詞は公式には欧州賛歌としては採択されていないのですが、皆が歌うのはやはりこの歌詞。


会場でも歌詞が配られていました。


「人類皆兄弟」という結束への願いが込められた歌詞で、それを皆で歌っている様子に、うるうるきてしまったお願い


この曲(歓喜の歌の序曲)を欧州の歌とすることを提言したのは、日本人初の公式な国際結婚として知られるクーデンホーフ光子さんの次男のリヒャルト・クーデンホーフ。


彼が提唱していた汎ヨーロッパ思想は、汎アジア思想として日本へも伝わり、鳩山家の政治理念の「友愛」(&フリーメイソン活動にも繋がっていくので、日本ともとても縁が深い活動。


ちょうどそのあたりのことも調べていた時に、Mariaさんもブログにクーデンホーフ光子のことを書かれていて、これまた偶然に驚いたり!



そんな折に、下の子を通して「歓びの歌」の精神を体感できるようなイベントにも参加して、なんだかいろいろな運命の導きを感じて胸がいっぱいになりました飛び出すハート


200年前にこの曲を初演したベートーヴェンは、この様子をどんな気持ちで見るのでしょうね指差し


最初は、知らないお兄さんお姉さんに気圧されていた下の子も、演奏後は「すごくキレイだったね〜」って、満足げでした。


帰りには中心部をお散歩して、SchottentorのゴージャスSpar(シュパーというスーパー)でお買い物。


ゴージャスなスーパーキラキラ



お気に入りのシリーズのパスタ(お手頃価格なのにモチモチしていて美味しい)を買いたくてキラキラ


ドルチェ&ガッバーナのデザインが可愛い飛び出すハート


これ、スーパーではここでしか見かけません(たまにオシャレなデリカテッセンでは置いていたりする)。


「これを買いに来たんだー」って下の子に言ったら、


「これね、ママが日本に行っていなかった時に、パパが買い置きを使っちゃって、ママに怒られるかもしれないからって、後ですっごい探し回ってたけど、どこにも売ってなかったんだよ」


「でもパパがママにごめんねって言ったら、別にいいよーって言ってたよ」


だって泣き笑い泣き笑い泣き笑い


そんなことあったっけ?&そんなことでそんなに怒るっけ?


(きっと、怒ってるんでしょうね笑)


しかし、いつもここで買ってるって、何回も話したのに、全然聞いていないんだな〜。


ついでに、近所のSparでも売っているんですが、ずっと気になっていたオレンジ風味のスパークリングワインも買ってみました。


Chandon
 Garden Spritz


ちなみに、私が最近気に入っているお手頃白ワインはこれ!


暖かくなってきたので、テラスで楽しみたいと思います飛び出すハート