先日、夏の帰国の航空券を探していた時のこと。
相変わらず、航空券が高くて目眩がしますが、その中でも、まあこれならいいかというものを発見。
で、それを買おうとクレジットカードで決済しようと思ったら、できない
なぜかというと、すでに旅行(アイススケートの)ホテルなどの決済や、私の大学院の学費の決済もしていたので、カードの限度額が足りなくなっていたんです
私は夫の家族カードを使っていて、こちらでのクレジットカードは1枚のみ。
日本ではありとあらゆるクレジットカードを何枚も持っているのに、こちらでは1枚しかないことに、今までもちょっと危機感は感じていました。
と言うのも、前に日本でこちらのカードでオンライン決済(Amazon)をしようとしたら、即時にカードが不正使用としてブロックされ、カードを再発行しないといけなくなったことがあって
さらに、数ヶ月前、今度はその新しいカードが不正利用されたんです!
それも変な話で、家にいて普通に仕事をしていたら、AppleWatchにクレジットカードアプリから、「30USドルの決済を承認しました」みたいな通知が来て
「え? USドル? いま、何もショッピングしてないのになんで?」
って思っていたら、立て続けに「50USドル」「50USドル」って、決済承認の通知が来る
えー、なになに?って、プチパニックになりながら、カードの自分の使用履歴のページを見たら、なぜか立て続けにアメリカで使われている
こりゃまずいと、慌ててカード会社の不正利用窓口に電話。
でも、電話が繋がるのを待っている間にも、続々と届く決済メッセージ
ようやく電話がつながって、事情を説明したら、
「あー、アメリカで使われてますね。磁気テープを物理的に使った決済なので、身に覚えはないですか? カードをご家族に貸したりしていませんか?」
って
私「いえ、今目の前にカードがあって、それを見ながら電話しています。ここのところクレジットカードは全く使ってないですし、今日も一歩も外出してなくて、ずっとカードは手元にありました」
カード会社「でも不正使用で磁気テープが使われることってないんです。物理的にカードが使われているので。本当にどなたにも渡してないですか? とりあえずカードは停止して、新しいカードを発行します。今回の決済に関して、責任の所在を調査するのに数日かかります」
って言われて、とりあえず電話は終わりました。
その後、無事にこの決済分は全て返金されましたが、いつのまにかカードのコピーが作られてたなんて怖すぎ!
私は普段、デビットカードを使っていて、クレジットカードって、それしか使えないオンライン決済くらいでしか使わないんです。
でも、この直近でクレジットカードを多用していたのはロンドン旅行。
どこもほとんどがタッチ決済で、カードを差し込むような場面はなかったのですが、ピンと来たのはロンドンの地下鉄の券売機!
なぜか、誰がやっても決済できない謎の券売機が一台あったんです!
次々、色々な人がカードを差し込んで試すも、どうしても支払えない。
機械は普通に動いているのに、カード決済だけができないんです。
私も、暗証番号も打ったのに、決済できませんでした。
今思うと、この機械が怪しいかも?
逆に言うと、これ以外の心当たりが全くなくて。
そんなこんなで、カードが一枚しかないと、それが使えなくなった時に地味に困ります。
で、航空券も結局、2日後にカードの限度額がリセットされるまで待って、それから再度探したら、もともと取りたかった便はすでに売り切れ
同じ日程で似た便を探すも、お値段がすっごいことになってる
たった数日出遅れただけで、こんなに変わるなんて……。
結局、出発日を数日ずらして、ようやく、買おうと思っていた便とほぼ同じスケジュールで、似た価格の便が取れました。
日本への出発が遅れるので、下の子は残念がっていましたが、仕方がない!
夫の実家への帰省も日本よりは近いとは言え外国なので、私たちみたいな外国人家庭は、本当に帰省貧乏だなって思います。
(帰省に時間とお金を費やすので、他の大きな旅行がなかなかできない)
でも、家族で帰省ができるのも、子供たちがまだ一緒に暮らしているうち、さらには両親&義両親が元気なうちだけだと思うと、プライスレスですよね(←って、自分を納得させる)
とりあえず、海外でカードを使われるときは、端末が怪しくないか、十分観察してから使われることをオススメします!
写真はベルヴェデーレ宮殿の庭園
下宮とシュテファン大聖堂に光が当たって絵画みたいって、テンションが上がりました