そんなこんなで、下の子は足を怪我しつつも、思ったよりも回復も早く、予定通りに学期間休暇(Semesterferien)の小旅行に出掛けてきました。
コロナ前はスキーに行くのがスタンダードだったのですが、最近、夫と子供たちはクリスマス休暇にスイスでスキーをしてくるので、無理に行かなくてもいっかというムードになってきて
(私はスキーが好きじゃないから嬉しい笑)
最近、下の子のブームがアイススケートなので、どこかにアイススケート旅行に行けないかなって検索🔍
そうしたらなんと、オーストリアのケルンテン州に、ヨーロッパ最大の天然氷の上でスケートができる湖ってのがあるじゃないですか
その名もWeißensee(ワイセンゼー、白い湖)。
ここの湖スケートの何がいいかって、なんとちゃんと整氷がされていること
(整氷されている天然リンクとして、ヨーロッパ最大ってことらしい)
天然のままの氷はボコボコしていて滑りにくいので、絶対、整氷されたリンクがいい!
自然の中だし(夫も満足)、スケートできるし(下の子も満足)、やることがあんまりないからホテルでのんびりもできるし(上の子も満足)、ここ、完璧じゃない
と思ったのですが、探し始めたのが休暇直前だったので、宿探しが難しい!
結局、休暇本番の週には宿に全く空きがなく、前だと2泊3日でかろうじて空きのある宿を見つけたので、早々と行ってきました。
ウィーンから4時間くらいのドライブ
途中、これまた有名なケルンテン州のWörtherseeのサービスエリアで休憩。
ゆっくり休憩しながらドライブして、ワイセンゼーの宿に着いたのは夕方でした。
近くのホテルが経営しているアパートメントホテルに泊まりました。
Strandhotel am Weißensee
巨大なバスルーム
お部屋のバルコニーからの眺め。
やっぱり湖が凍ってる!
さっそく近所を少しお散歩して、近くのホテルのレストランで夕食をいただきました。
夕暮れの美しい湖の景色
ケルンテン州名物のKärntner Nudeln。
巨大水餃子みたいなお料理で、本当はKasnudelnと呼ばれるチーズとハーブ入りのラビオリが名物なんですが、私はお肉入りで。
ケルンテン州の人って、優しくて人懐こいことで有名なんですが、ここも本当にそうで、どこに行っても人が優しい〜
スロヴェニアも近いので、ホテルやレストランで働いている人はスロヴェニアの人も多そうでしたが、ケルンテンの人もスロヴェニアの人も優しくて、よく話しかけてきてくれて、地元の情報を教えてくれました
アパートホテルにはキレイなプールもあって、食後にさっそくプールに行こうとバスローブ姿で行ったら、なんと20:00でクローズで入れず
上がラウンジと部屋、下がプール
なので、あとはラウンジで持っていった日本のカードゲームで遊びました。
これはお題を解読するのに日本語力がいりますが、お題はなんでもいいので、慣れたら自分で作っちゃってもOK
手元に1〜100までの数字のどれかが入った1枚のカードが渡ります。
例えば、私の手札が26、夫が7、上の子が59、下の子が48みたいな感じ。
自分の数字しかわからず、他の人の数字はわかりません。
そこでお題が例えば「行ってみたい旅行先」だったら、例えば「豪華ホテルとプライベートジェットのツアー」だと限りなく100に近くて、「泥棒だらけで命が危なくて電気も水もない田舎」だと0に近い、みたいな感じに考えます。
で、各自が手元の数字に見合う旅行先を考えて表現するんです。
みんなの表現を聞いて、協力しながら、それぞれの手持ちの札を、数値の低い方から高い方の順番に並べられたら成功というゲーム。
話し合いながら、自分の表現を変えてもよく、自分の手持ちの数字に見合った絶妙な表現ができるかどうか、他の人の数値(価値観)をうまく推測できるかを楽しむゲームです。
単純なゲームですが、これが思いの外楽しくて、話が盛り上がるので、旅行先でのゲームにぴったりでした
1ラウンドもすぐに終わるので、パッと遊べるのもいい。
でもなんだか癖になるので、何度も遊んでしまいます。
こんな感じで、旅行1日目はゆったり過ぎて行きました。