年末のバタバタに加えて、子犬を迎えたバタバタで時間を取られて、なかなかブログを書けなかったここ1ヶ月あまり。


書きたいことは溜まっているのに、自分の時間が取れない(どころか睡眠もできない)状態でしたが、ようやく落ち着いてきました!


子犬ちゃんはとってもお利口なんですが、やっぱり最初は手がかかりますね。


私が子供の時も実家で犬を飼っていましたが、外犬(庭で飼っていた)だったから楽だったのもありますが、私の知らないところで母が色々と面倒を見ていたのだろうなぁ……と思ったりもして。


しかし、昔の飼い犬は柴犬だったのですが、血統書付きの立派な犬を常に飼っていた叔母からは「こんなバカな犬、見たことない!」と言われたりもしたくらい、おばかな犬で。


でも犬を初めて飼った私としては、そこまでバカだとも思っておらず。


母も、祖父(母の実父)の趣味が狩猟だったので、常に家庭に狩猟犬(ポインターとかビーグルとか)がいたのですが、比べても特に我が家の柴犬がバカだとは思っていなくて。


でも今回、室内犬の洋犬を迎えてみて、「ああ、やっぱりあの犬はちょっぴりおバカだったのかもしれない」と初めて思いました泣き笑い


それくらい手のかからないお利口な犬で、犬種でこんなに気質が違うのか〜!ってびっくり。


1ヶ月でだいぶ楽になったので、あと半年もすれば、また私の自由も取り戻せるかな。


そして、面白いのが、犬を飼い始めてからなんとなく広がる周りの世界!


今まで特に交流のなかった同じアパートの人が、わざわざ子犬のおやつを持ってきてくれたり。


公園でなんとなく顔見知りになる人たちができたり。


夫にも犬友のおばさまができたのですが、姿を見かけると、遠くから「スイスじーん(人)!(Schweizer!)」って呼ばれるんだって泣き笑い


で、別の日に下の子が散歩してたら、そのおばさまから「スイス人の子!」って呼び止められたんだって泣き笑い


で,あいさつも「Grüezi!」(スイスのハロー)って言われるらしい。(その人自身はオーストリア人)


そして、公園でまた別の人との「子犬のサイズに合うレインコートを探すのが大変」という雑談から、犬用(特にダックスフント用)のオーダーメイドコートを作ってくれる人を紹介されて。


週末にはその人とドッグカフェで待ち合わせして、採寸してもらって、布地を選んで、レインコートを注文してきました。


夫が、


「この犬が我が家で初めてのオートクチュールでお仕立てする服を着る子になるかと思ったけど、妻のウェディングドレスがその前にありました!」


って冗談を言ったら、その方も、


「お医者様のご夫婦でも、旦那さんが「僕だって既製服を着ているのに、なんで犬がオーダーメイドなんだ」って文句を言っていた人もいましたよ!」って泣き笑い


こんな感じで、新しい家族と暮らし始めて、変化の時を迎えている我が家。


さらに上の子がもうすぐ高校修了(日本の高3)、下の子が中学修了(日本の中2)でもある年。


上の子はすでに初夏にある高校卒業資格試験(Matura)の準備を進めていますが、最終学年になると普段の定期試験の時間も長くて、1教科で3時間とかになるんです。


ラテン語の試験で3時間とか聞くと、そんなに長々何をやるの? 眠くならないの?とか思っちゃう。


さらにMatura(高校卒業資格試験)って、日本の私たちで言うところの学位取得みたいな重みがあるらしく、単なる高校卒業みたいなノリとはちょっと違って、本当に大学を卒業するくらいの雰囲気。


今から、卒業旅行(しかも海外。ギリシャの島とかのリゾート地)を計画したり、舞踏会を企画したり、日本の高校卒業のお祝いとはなんかノリとスケールが違う感じ。


まだ試験も受けてないのに、着々と進むお祝いの準備泣き笑い


(航空券も宿泊費も支払い済み💸)


これで落ちたらどうするんでしょうね……!


下の子も仲良し5人組のうち、二人は高校からは別の実務的な学校に転校する予定。


さらに一人は留年するかもしれず、もう一人はエリートクラスに進級希望で、グループがバラバラになりそう。


上の子もまた高校から新しい友達も増えたので、下の子も特に心配する様子はないですが、変化の時であることは確か。


自分の子育ても終わりに近づいているなとしみじみしつつ、犬のお世話に追われる毎日を過ごしています指差し 


毎年撮っていますが、この時期の中心地(グラーベン)はすごい人!


これからはまた定期的にブログも更新していきたいです!