最近、多分更年期に本格的に突入してきているせいか、体調がイマイチな私。


変な風邪にかかって寝込んだと思ったら、いつまでもスッキリ治らずに辛い〜。


そんな中、上の子のコンクールの全国大会があり、思ってもない好成績で終えることができて、親子共に嬉しい驚きでした。


会場は広くて、舞台を二分割して、半分づつセッティングしてあり、交互に使うようになっているんです。


(アンサンブルAが上手側を使い、その演奏が終わったら、次はアンサンブルBが下手側を使う……、みたいな)


で、準備やリハーサルも2団体が一緒に行うのですが、上の子の時に舞台を分けて使った別団体の先生がものすごーくアグレッシブで!


コンクールなので、リハーサルや準備の時間も細かく決められていて、上の子たちはそのルールに従っているのに、音出ししていい時間に「音を出すな」とか文句をつけてきたりして!


こちらの先生方もその態度にピリピリして、「今は音出ししていい時間です。あなた方こそ、今は(私たちが音出しの番だから)音出し禁止ですよ!」って、喧嘩し返したりしてて指差し


そして本番、その団体の演奏は上手ではあったんですが、ちょっと厨二病っぽい(ティーンっぽくて青臭い)演出もあって、個人的にはゾワゾワする感じであまり好みではなかったんです。


で、上の子たちの本番も終わり、親や先生たちが健闘を祝い合っていた場で、私も他の子たちの演奏を讃えていたら、その子のママが「あの前のアンサンブルの演奏、すーっごくつまらなかったわね!」ってポーン


裏でスタンバイしていて演奏を見ていなかった子供たちにも、「前のアンサンブル、すーっごくつまらなかったわよ!」って強調してて。


えー、先生同士もバチバチでしたが、親同士もそんな感じ〜?


先生方といい、親といい、なんかさすがヨーロッパ人って狩猟民族なんだな〜というか、闘争心? アグレッシブさ?がすごくて、引いてしまう農耕民族アジア人の私。


私たちは音楽”趣味”勢なので、コンクール自体が初体験でしたが、ガチ勢としてはとてもやっていけないな……。趣味勢で本当に良かった……と思った瞬間でもありました。


そして、体調イマイチながら、祝日に行きたかったユダヤ博物館の展示も見に行ってきて。


「ムスリムとクリスチャンとユダヤ教徒」という展覧会。


両親(フランス人とハンガリー人)がホロコーストサバイバーで、自身はテルアビブ生まれのイスラエル人アーティスト、エラン・シャキネの作品展。


ウィーンでの展覧会のために描かれたのであろう、「同じ車輪を回すイスラム教徒とキリスト教徒とユダヤ教徒」(ウィーン名物の観覧車に一緒に乗ってる)


三つ子(イスラム教徒、キリスト教徒、ユダヤ教徒)を産んだ母


つまり、アブラハムをルーツに持つ3つの宗教は、結局三つ子のようなものじゃないかというのが、このアーティストのメインテーマ。


親がホロコーストサバイバーだからこそ描ける題材(中央に例の三つ子が)。


展示デザインもおしゃれで、


アート好きの方にもおすすめの展覧会です(11月まで開催しています)。


で、ここでも「ヨーロッパだなぁ」(というか、ウィーンだなぁ)と思ったのが、受付(チケットカウンター)のお兄ちゃん。


AK(国全体の労働組合のような公的機関)の会員証があると割引になることを知っていたので、AKのカードを出して、「割引になりますよね」って言ったんです。


そうしたら、カードをじっと見て、うーんと考えて、チケットを出してくれて。


それで「カードで(支払います)」と言ったら、「無料だよ!」って凝視


どうやら、何かの別のカードと間違えてるっぽい?


「無料じゃなくて割引なはずですけど」って言ったものの、「いいから、いいから」と、面倒くさがるお兄さん。


そんなわけでラッキーにも無料で見られてしまいました。


ユダヤ博物館のチケットには、ユダヤ広場にある中世のシナゴーグの遺跡見学も含まれているのですが、7日間有効なので、また出直すことにして。


お茶を飲む約束をしていた下の子とオペラ座前で待ち合わせ。


時間が遅くて、おしゃれ系ベーカリーカフェなんかはもう閉まっている時間だったので、サクッとオペラ座のカフェに。


ここは昔、あまりパッとしない昔ながらのカフェだったのですが、それが潰れて(撤退して?)、今はゲルストナー(王室御用達お菓子屋さん)の経営に。


お値段はちょっとお高めですが、ウロウロするのもいやだし、向かいにある本家のゲルストナーはいつも混んでいるので、穴場っちゃ穴場のこちらに。


でも入店したらあいにく幕間(もしくは開演前?)の休憩用にテーブルセッティングがされていて。


満席ではないようでしたが、ウェイターさんが「うーん」と悩み出して、「どれくらい滞在する?」と聞かれて、他のスタッフと相談し出したので、「無理ならいいですよ」って出ようとしたんです。


そうしたら、「お外の席はどう? そこなら予約は45分後だから」と言ってくれたのですが、そこってウェイターさんが次々にタバコ休憩しにきてるような、しょぼーい場所で。


(それならいいわ)と断ろうとしたのですが、下の子が「そこでいい」と言うので、それならと、そこでお茶をすることに。


で、本当にサクッと、私はコーヒー、下の子はコーラで、お会計はチップを入れて14ユーロなり(約2600円)昇天


こんな従業員の溜まり場みたいなところで、30分くらいで慌ただしくお茶して、このお値段は満足度低いわ〜。


しかも腹立たしいことに、私たちがそこでお茶してる間も、平気でまわりの椅子に座り、タバコをぷかぷか吸う従業員たち……。


で、後からやってきた偉そうな(態度も偉そうだけど、ポジションもマネージャーっぽい?)おっさんなんて、私たちが帰る時に、いちおうおっさんの前を通るから、私から微笑んで「さようなら」と目を合わせて挨拶したのに、タバコをふかしながらガン無視むかつき


このおっさん。お前が客か!と突っ込みたいくらい優雅にくつろぎ中。


客と(休憩中の?)従業員っていう立場でなくても、普通、挨拶されたら挨拶を返すのが最低限の人間としての礼儀じゃないの?


こういうので、ウィーンって感じ悪いと思う人も多いと思うのですが、こうしたウェイターさんはオーストリア人じゃないことのほうが多いです。


いわゆる、移民同士でマウント取り合う感じ?


ちなみに、最近手土産でいただいてすっごく美味しかったドバイチョコは、アラブ系カフェのもの。


もうかなり前にブームが去った感もあるドバイチョコですが、このチョコがびっくりするくらい美味しかったから、下の子と会う前に買いに行ってきたんです。



カフェはすごい混雑でカオスでしたが、お兄さんたちは感じ良かったです。


しかし、挨拶しても店員に無視されるとか、得しちゃったけれども、割引を把握していないミュージアムの窓口の人とか、先生やら親やらがやたらに闘争的なコンクールとか、ヨーロッパで生活する日々のあれこれに疲れも感じるお年頃の私。


上の子の18歳の誕生日祝いと卒業祝いを兼ねて、家族でパリ旅行をする予定なのですが、お祝いのレストランを探してレビューを見てると、高級店でも「ウェイターが感じ悪い」「フランス語ができないと客扱いされない」ってレビューがたくさんついてたりして、もう行く前からげんなりしたり……。


日本だと、たとえ大衆店でもそんな扱いされることなんてないから、やっぱり母国で暮らす安心感って違いますよね。


普段から、いい加減なことを言う業者と戦ったり、順番を抜かされないように気を張ったり、ただ普通に暮らすだけでもエネルギーを使うヨーロッパ社会。


やっぱり老後は日本なのかな〜って、ついつい考えちゃいます。