前に友人から、最近の国際結婚組はアプリ(ネット)で知り合うのが主流みたいだよって聞いて、へー、そうなんだって、思っていた私。


昭和世代の私としては、ネットでの出会いはなんとなくハードルが高いというか、パリピみたいな人しか登録してないんじゃないかと思ってて泣き笑い


でも、さらに最近、日本の友人の部下の若手女子も、みんなアプリで知り合った人と付き合ってると聞いて、へぇー、堅実な企業にお勤めの、(おそらく)真面目な女子もそうなんだ!って、目から鱗が落ちた気分!


そういえば、目から鱗と言えば、前に書いた「怪物」という映画の登場人物が、誤植を見つけるのが趣味なんですが、「目から魚が落ちるんだって! ブリかな〜、マグロかな〜」みたいなことを言う場面があったんです。


これ、おそらく「目から鱗が落ちる」の誤植を見つけたんだと思うんですが、それを字幕でドイツ語話者にもわかるように表現するのは難しいよな、って思いながら見てて。


(ドイツ語字幕はそのまま、セリフ通りに訳してました)


その話を鑑賞後に夫にしたら、「ドイツ語でも、目から鱗が落ちる(wie Schuppen von den Augen fallen)って言うよ!」ってポーン


用法も日本語と全く同じ!ってビックリしましたが、調べたら、この表現ってもともとが聖書由来なんですね。


この映画って、最初から国際的な賞や興行も狙って制作されたと思うのに、なんでこんな日本のことわざを入れたのかな?って、不思議に思いながら見てたんです。


でも、このことわざも世界的に通用するとわかった上で、脚本に入れ込んでいたのでしょうね!


(ただ、なんで「鱗」を「魚」に誤植しちゃうのかは、漢字文化を知らないとわからないか大あくび


って、話がずれましたが、ネットでの出会いの話。


ネット上の文章って、意外とその人が思っている以上に、その人の性格とか趣味趣向が出ていたりしますよね?


そう思うと、ネットでの出会いって、意外と最初から相手と波長が合うかどうかを、合コンでのワイワイした一瞬の出会いよりも冷静に見極められたりするものなのかもなーって思ったりもして。


私もこうして匿名のつもりでブログを書いていますが、知ってる人が見たら、私が書いてるってすぐにわかるし、この人の文章って鼻につくなって思う人もいるはずで。


さらに、やっぱり読んでいて面白いのって、その人の考えや趣味趣向がわかる文章。


そういう文章は、やっぱりサービス精神が旺盛なあまり、知らず知らずのうちにいろんな情報が出てきてしまっているのでしょうね。


もうその方はオーストリアも去り、ブログも辞められているのですが、昔、文章が好きで愛読していたブログがありました。


そして、偶然、子供の習い事で日本人の方とお会いして、ちょっとお話しした時に、私は「あ、この方、あのブログを書かれている方だ!」って、すぐにわかったんですひらめき電球


もちろんお顔は隠されていましたが、お子さんにもお会いしてすぐに、あ、ブログで見ていたお子さんだ!ってわかりました。


でも、匿名で書かれているし、色々なプライベートなことも書かれていたので、いきなり「読んでます!」って言われたら気まずいかな?と思って、カミングアウトするのを躊躇してしまって……。


そうこうするうちに、そのご家族はオーストリアを去られて、ブログも閉鎖なさってしまいました。


そして最近も、面白いTwitterがあるよ!って友人から教えてもらったアカウントを見ていたら、読んでいるうちに、「あれ? これ、多分この方じゃないかな?」って、気づいたことがあって。


その方に至っては、私は直接の面識はなくて、友人の友人で、話を聞いたことがあるというだけの、ものすご〜く薄い関係性。


読んでいてすごく楽しいアカウントで、素敵な方だな、お知り合いになったら楽しそうだなって思いながら読んでいましたが、まさかの友人の友人のアカウントだったとは泣き笑い


(まだ友人に確認していないので、わかりませんが、私は99%くらい確信してます笑)


類は友を呼ぶじゃないですが、ネット上でもリアルでも、波長の合う人って結局同じなのかもしれませんね泣き笑い


そう思うと、ネットでの出会いも、けっこう精度が高いのかも大あくび


ネットで出会うのが主流になったら、国際結婚もますます増えそうですよね。


子供たちが将来、誰と出会って、どこに住むのか、地球規模で覚悟しておかないといけなさそうです。


写真は、オークションハウスのイム・キンスキーから送られてきたクリムト絵画のオークション情報。


オークション前に一般公開していたので、ぜひ見に行きたかったのですが、都合がつかずに残念でしたアセアセ


結局、予想の最安値での落札だったようですが、それでも50億円。



ナチスの略奪美術品としての議論もありますが、誰が落札したにせよ、いつかまた一般公開されたらいいなと願っています飛び出すハート