4年の一度の大サッカー祭 開幕 | スパークル ジャーニー

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人生は『きらめき続ける旅』。自由・気ままに、思った事を書き綴ります。
大好きなミュージシャンの曲名でもあります。

サッカーW杯が始まった。

 

4年に一度開催される地球最大規模のスポーツの祭典。

30年くらい前まで、日本代表はこのW杯に出場する事すら許されず(アジア地区最終予選にて勝ちきれず)、出場目前で何度も苦杯をなめ続けた事をリアルな感覚として知っているのは、おそらくアラフィフ以上のサッカーファンであろう。

 

 

1993年秋。

アメリカW杯出場をほぼ99%手中にしながら、あと数秒でまさかの悲劇に見舞われた。

テレビで観戦していた人のほぼ全員が固まった「ドーハの悲劇」(1994年アメリカW杯・アジア地区最終予選最終戦 VSイラク戦)

あの悲劇から約33年、再びアメリカ開催のW杯に出場が叶ったサッカー日本代表チームは「優勝が目標」と逞しいかぎりだ。

 

 

公言した事が現実になる、という。

それは私も認めるところだが、それにしても、いきなり優勝とはちょっと大仰な気がしないでもない。

 

たしかに、ここ数年で日本代表は着実にレベルアップした。

W杯出場は、もはや当たり前。

アジアでもほとんど負ける気がしないほど技術を高めてきた。

 

しかし、まだ世界のトップにはほど遠い。

技術はある。

チームワークも戦術も悪くない。

足りないのは…①と②である。

 

 

答え

  1. 男性ホルモン(心身の力強さ)
  2. 狡猾さ(試合中のかけひき)

 

 

サッカーは目まぐるしく攻守が変わるゆえに、「武器をもたない戦争」と言われる。

日本人は戦争が苦手だ。

守備に関しては皆献身的で、ある程度のパフォーマンスを発揮するが、それは専守防衛という我が国独特の価値観が染みついているから…なのだろうか。

ズバリ言うと、(軍隊がある)他の諸外国と比べて、日本は攻撃面で非力なのだ。

 

ドリブルで切り込んで、相手のゴール前まで来た。

シュートを打てば良いのに、なぜかパスを選択してしまう。

そういった場面は海外の強豪国においては、ほとんどレアなケースだ。

世界の強豪国はゴール前まできたら、誰もが「俺が決める」と思っている。

それは、わがままや自信過剰とは違う。

サッカーの面白さ「自分がドリブルで抜いて、シュートを打って決める事」にある。

いたってシンプルな思考である。

日本人は真面目すぎるのか、それとも戦術に縛られすぎていて応用が利かないのか、シュートを外した時の批判が怖いのか、難局になればなるほどそのシンプルな思考が失われているような気がする。

 

ゴール前まできたら「自分の一撃で相手を仕留める」という強い気持ちを常に持ち続けてほしい。

守る側からしても、「ゴール前まで来たが、こいつはシュートを打たない。味方があがってくるのを待ってパスを出すはずだ」と見極められてしまうと、怖さはなくなる。

いつ、誰が、どこから打ってくるかわからない。

だから怖いのであって、決定的なチャンスを作るために時間をかけるような攻撃では相手に脅威は与えられない。

 

 

もう一点。

過去に日本代表チームがグループリーグで敗退した際、多くの選手が口にしていた言葉がある。

「自分たちのサッカーが出来なかった」という言葉だ。

 

何が言いたいか。

それは相手チーム側からすれば、日本チームの良い所を出させなかったという事だ。

自分たちの長所を存分に発揮出来ればこれほど気持ちいいものはない。

しかし、サッカーにおいて、コンタクトスポーツにおいて勝つためには、自分たちの良い所を出すのと同様に相手の良い所を出させないというプレーが必要になってくる。

それが狡猾さという要素だ。駆け引きという名の一種の膠着状態だ。

これはサッカーに限らず、どのスポーツもそうだが、プレイヤーのメンタルはプレーの質に大きく影響してくる。

「あれ?何かおかしい?」と相手に思わせる時間が多ければ多いほど、相手は冷静でいられなくなる。

つまり、良い所を出せなくなる。

ここの部分の駆け引きが日本はまだまだ足りない。

 

自分たちのサッカーが出来ていないと感じた時、

繰り返し、自分たちのサッカーを体現しようとするのか。

それとも、自分たちが出せていないのなら、相手の良さも出させないように戦法を変えていくのか。

これには相手に関する深い分析とデータが必須である。

 

相手の事はよく知らない。

しかし、自分たちの良さを出せれば勝てるはず。

このような甘い考えでは、勝利の女神は簡単には微笑んでくれない。

相手の長所を知り、そこを出させないよう妨害する。

相手の良さを消していく。

地道で、いわば我慢比べのような時間がサッカーには必要なのである。

 

この我慢比べ。

実は日本人は決して不得意ではない。

己を知り、相手を知り、隙を見て切り込むのは武士のDNAだからである。

 

真剣は一太刀でも食らえば死あるのみ。

サッカーも強豪国との闘いではたった1点の失点が命とりになることがある。

極限ともいえる状態の中で、冷静に相手の隙をついていく事は、日本人のDNAに深く刻まれているのだ。

戦争は苦手でも、攻撃が不得意でも、狡猾に立ち回る事で勝機が見えて来る時がある。

サッカー日本代表チームは心・技・体すべて研ぎ澄ませて、相手の出方しだいで戦法を柔軟に変えながら、思う存分暴れまわってほしい。

 

とはいえ、チーム事情は厳しい。

攻守の要(三苫&遠藤)をケガで欠き、南野選手もケガで離脱(サポートメンバーとして合流)、ボランチ不足が心配される中、遠藤選手の代わりに追加招集されたのはFWの町野選手だった。

W杯は1か月間の短期決戦。

そして、予選も含めて、どの試合も落とせない一発勝負が続く。

イエローカードやケガ等も考慮すると、ボランチかDFを追加招集してほしかったが、そこは森保監督の決断なので、部外者である私はこれ以上は述べない事とする。

(しかし、長友選手!?…とは正直思った。。。)

 

 

死のグループはフランスが入ったグループIだろう。

セネガルはアフリカの雄。

以前、W杯でフランスに勝利した事もあり、あなどれないチームだ。

そして個人的に私が今大会、最も注目しているノルウェーがこの組にいる。

ハーランドという“モンスター”がいるノルウェーがこのグループIでどんな試合を見せるのか?今から楽しみである。

 

日本が入ったFグループも死のグループに近く、どのチームが勝ち抜くか、非常に読みにくい。

日本がここを勝ち抜くためには初戦のオランダ戦、最低でも引き分け以上が求められる。

日本のメディアは(批判的な報道をしてはいけないと言われているのかどうかは知らないが)日本代表をベタ褒めする報道に終始するだろう。

しかし、それでは本質は掴めない。

チュニジアもスウェーデンも、ランキング以上に難敵であると私は思っている。

W杯優勝以前に、ベストメンバーではない日本チームがFグループを本当に突破できるのか?という話である。

 

やはり初戦の強豪:オランダ戦がキモとなろう。

オランダとの試合、

日本が勝利すれば Fグループ突破確率80%

引き分ければ Fグループ突破確率60%

もし負けたら Fグループ突破確率20%

 

あっ、でも今大会から各ブロック2位以上じゃなくても、ノックアウトステージに上がれるようになったんだっけ?

それなら、この数字も変わってくるかもしれない。

 

 

 

それにしても、近年のスポーツの祭典は戦争当事国でも参加出来るようになったんだな(皮肉)

以前は内戦も含めて、戦闘状態にある(あった)国は参加出来なかったと思うのだが…。

 

今回のW杯、イランの参戦を認める/認めない などと言いつつも、もう一方の戦争当事国:開催国アメリカの出場資格については誰も何も言わない。

今ここでW杯中止にでもなったら、誰かが大きな金銭的損失を被るから?

所詮、世界はカネ(利権)で動いているってことか。

 

 

上記のようにモヤっとした事はあれど、、、

この一か月間は、4年に一度の大サッカー祭りを楽しむ事とするかな。