
パンチの効いた予告編に「大ハズレの予感」が漂ったのですが(苦笑)
藤原竜也くんに惹かれたのと、伊藤英明くん、仲村トオルくんという豪華キャストの演技に興味があったので映画館に足を運びました。
<あらすじ>
1995年の日本。
残忍な手口で5人の命を奪い、世の中を震撼させた連続殺人事件が発生した。
未解決のまま事件は時効を迎え、完璧に逃げ切った犯人は、22年後、思わぬ形で姿を現す事になる。
その男は〝殺人手記〟出版記者会見の場で、自らの告白本を手にカメラのフラッシュを浴びて不敵な微笑みを浮かべていた。
「はじめまして、私が殺人犯です」あらゆるメディアを通じて発信されていく殺人の告白と、犯人の容姿。
その男に日本中が惹きつけられ、逆撫でされ、そして欺かれていく。
この作品の原作は韓国映画とのことでしたが、私はこれを観ていなかったため、完全なる初見でした。
物語としては、非常に良いところを突いています。
「22年前、5人を殺したのは私です」と名乗る男が現れ、TVのみならずインターネットやSNSで様々な情報が撒き散らされ、日本中が混沌としていく様はまさしく21世紀型のサスペンス作品と呼んでも過言ではないでしょう。
しかし、残念ながらこのパターンは2014年に公開された映画『白ゆき姫殺人事件』で一度経験済み。
となると・・・
これ以上はネタバレになるのでやめておきましょう。
殺人犯の曾根崎雅人を演じた藤原竜也、そして22年前、殺人犯を捕まえられなかった牧村航刑事を演じた伊藤英明の絡みは素晴らしかったです。
TVキャスター仙堂俊雄を演じた仲村トオルも良かったですね。
TVの生放送番組で曾根崎雅人、牧村航、謎のマスクの男、仙堂俊雄が一同に揃うシーンは緊迫感があってゾクゾクしました。
しかし、途中から「この映画って年齢指定あったっけ?」と思うようなシーンが・・・。
あの程度はOKなのでしょうか?
牧村里香(石橋杏奈)が襲われるシーンが長すぎて、私的にはちょっと・・・でした。
(瞬間的な恐怖感は昔の横溝正史作品の方が上ですが、こういったシーンがじわじわと長いのは苦手です)
物語全体ではバランス感がイマイチな作品だなと感じました。
特に終盤は、ちょっと急ぎすぎたのでは?感が否めません。
それと、最後のシーンは私は不要だったように思います。
俳優陣が好きならお薦めできる映画でしょうか。
単純に、物語としての面白さを求めるなら『白ゆき姫殺人事件』の方が上かもしれません。
あくまで個人的感想ですが。
俳優の演技 ☆☆☆☆☆
緊迫感 ☆☆☆☆★
おすすめ度 ☆☆☆★★
映画『22年目の告白 ~私が殺人犯です~』 予告編