
スタジオジブリ作品が大好きな私。
去年、宮崎駿さんが『新作長編アニメはもう作らない』と事実上の引退宣言をした時、何ともやりきれない気持ちになりましたが
その後に鑑賞させていただいた『かぐや姫の物語』(高畑勲監督作品)が非常に出来が良かったため、『宮崎さんが引退されても、今後のジブリ作品には期待が持てるかもしれない』と感じました。
そして、2014年夏。
満を持して公開されたジブリの最新作『思い出のマーニー』
かつて『借り暮らしのアリエッティ』でメガホンをとった米林宏昌さんの監督作品です。
<あらすじ>
養親に対して心を閉ざし、友達もできないまま札幌で無気力な学園生活を送っていたアンナ。
持病の喘息の療養のため、養親の元を離れ、養母の親戚がいる自然豊かな海辺の町で過ごすことを決める。
ある日、町を散策していたアンナは、池のそばにそびえ立つ古い屋敷を見て、既視感を感じる。
『誰か住んでいるのかな?』と興味本位で近づいたアンナ。
しかし、屋敷は古く、誰も住んでいる気配はない。
その屋敷が気になって仕方ないアンナは、次の日も池まで足を延ばした。
池に浮かんでいたボートに乗り込み、屋敷に向かおうとするアンナは途中でボートのスピードが制御できなくなり、屋敷の前の護岸に激突しそうになる。
その時、誰も住んでいないはずの屋敷から女の子が姿を現し、アンナを助けるのだった。
非常にわかりやすいストーリーで、お子様にも理解しやすいお話です。
登場人物のキャラが一人一人きちんと確立されており、少しミステリアスな雰囲気も手伝って、一気に物語に引き込まれるでしょう。
この映画に関する事前情報を何も持たずに映画館に乗り込んだ私でしたが、すぐにこの世界観に馴染む事ができました。
アンナを演じた高月彩良さん、マーニーを演じた有村架純さんはとてもお上手で、特に高月彩良さんは『このまま声優で通用するのでは?』というほどハイクオリティな演技でした。
養母を演じたのが松嶋菜々子さんだという事はすぐにわかってしまいましたが(笑)、まっ、これはご愛嬌ということで。
『子供のためのジブリ映画』という位置付けのようですが、大人でも十分楽しめます。
というか、こういった作品を観て、『面白いね!』と思える大人でいたいなと思います。
エンディングテーマもこの映画の雰囲気にピッタリ♪
やはり、映画は<THE END>が出るまでが一本の作品ですから、最初から最後まで抜かりない良い仕事をしている作品だなと感じました。
夏休みの一本にいかがでしょうか?
声優の演技 ☆☆☆☆☆
ファンタジー ☆☆☆☆☆
おすすめ度 ☆☆☆☆★
映画『思い出のマーニー』 予告編