
交通事故に遭って入院した萩尾春海(北川景子)は看護婦の西村麗子(深田恭子)と知り合う。
妙に馬が合った二人は、すぐに意気投合する。
春海の足のケガは完治まで時間がかかり、生活費の工面に苦しくなった春海。
そんな時、麗子から退院後のルームシェアを提案される。
春海は即座に快諾し、二人の楽しい共同生活が始まった。
しかし、ルームシェアを始めて一ヶ月が過ぎた頃から、麗子の様子が徐々に変わり始める。
アメリカ映画の『ルームメイト』を観ていない私としては、この作品が日本オリジナル脚本なのか、リメイクなのか不明ですが、全体的な不気味さは(近年の日本映画としては)よく出ていたと思います。
キャストは大当たりでした。
北川景子さんと深田恭子さんの競演は大変見応えがあって、前半は物語に引き込まれてしまいました。
後半は・・・
ここを書くとネタバレになりますので、省略させていただきます。
ジャンルは多少違うのですが、70年代の傑作『犬神家の一族』『悪魔の手毬歌』(いずれも市川昆監督作品)を観て感銘を受けた私としては、この『ルームメイト』はホラーの面だけにおいても少し物足りなさが残りました。
最近の日本映画(ドラマも含む)は表現の規制が多すぎて、作品をつまらなくさせているものが多いような気がします。
TVでいくら過激な表現を規制しても、ネットでは簡単に過激な映像や情報が入手できる訳で、ここに大きな矛盾を感じずにはいられません。
TVが娯楽の中心だった時代は過ぎ、今は娯楽が多様化し、ネットが中心の時代に移り変わりつつあります。
TVや映画の規制を強化するなら、併せてネットに関しても同様に強化していくべきだと思います。
多少話が逸れましたが
私個人の評価としては
前半は◎
後半は△
(あくまで脚本に対する評価です)
エンディングテーマについては、監督が絶賛されたような記事を拝見しましたが、私的には×
サビのファルセットが気持ち悪く、『もっとまともなテーマ曲はないのか?』と最後に興醒めしてしまいまいた。
ただ、前述したようにキャストは秀逸で、北川景子さん、深田恭子さん、高良健吾くんのファンにとっては魅力的な映画に仕上がっていると思います。
俳優の演技 ☆☆☆☆☆
戦慄度 ☆☆☆☆★
おすすめ度 ☆☆☆★★
映画『ルームメイト』 予告編