日曜日の自主トレ。
朝は結構冷え込んでいたのですが、走っている途中から暑くなってきて、ウェア選択の難しさを痛感。

錦帯橋経由で北へ走り、美川ウッドビレッジでUターン。
先日、前後ローテーションしたタイヤ(GP5000)も良い感じでした。
ミラノ・コルティナ五輪が終わりました。
何だかんだ言って、結構楽しめました(笑)
時差の都合上、競技を観た直後に出勤する事が多かったのですが、りくりゅうペア、坂本花織、鍵山優真が共演したフィギュアスケート団体戦はとても魅力的で目が離せませんでした。
引退の坂本花織さん、長い間、本当にお疲れ様でした。
今回も最高の演技でしたよ。
個人の演技のみならず、フィギュアスケートチーム全体を牽引してくれた陰の功労者として、彼女の貢献・功績はメダルを遥かに凌ぐ大きな価値があると思っています。
長年応援してきたりくりゅうペアや、今回シンデレラガールとなった中井亜美さんについても書きたい事が山ほどありますが、それはまたの機会に…という事にします。
冬季五輪・夏季五輪に共通して、私が毎回思うことは「メダル」「メダル」と現生利益の象徴である“モノ“の獲得を煽るマスコミの醜さと、それに乗せられてか?「メダルしか眼中にありません」というような発言を平気で語る若手アスリートに対する違和感です。
昔話か!?と非難を浴びそうですが、これは紛れもなく私個人の赤裸々な意見として、きっちり書かせてもらいます。
まず、ひと昔前、
昭和のオリンピックの出場選手は軽々しく(競技前に)「メダル」と口にする事はありませんでした。
それは「“メダル“と言ってはならない!」という言論抑圧のようなものがあった訳ではなく、それを口にする事は浅ましい行為なのだ、というある種の自尊心(もしくは道徳心)のようなものを当時の選手たちは兼ね備えていたように思います。
仮に自分のベストが出せなかったとして、相手の失敗によって得られたメダルなど何の価値もありません。
長い年月を賭けて鍛錬を積んできた自分自身の最高・最良の力(“パフォーマンス”とは書きません)をこの晴れの舞台で発揮する事が何よりも大切なことであり、メダルはその代償として(幸運の女神が微笑めば)与えられるものなのだ。
そういった意識で競技に臨んでいたように思えてならないのです。
今は下衆なマスコミ報道によって、その意識が歪められつつあります。
かつては
「目的」は自己ベストを出す事。
「手段」はそのために何が出来るのか?懸命に自分自身を研ぎ澄ます事。
だったのが、
令和の現代では
「目的」は金メダル。
「手段」は自己ベストを出す事。
と、手段と目的が変換されているように思えて仕方がありません。
日本人は昔、みな武士でした。
崇高な武士道の精神がDNAの中に溶け込んでいると思うのですが、過熱するマスコミ報道に乗せられ、その礎を忘れてしまうのは本末転倒と言えるのではないでしょうか。
今回、外国人選手で感銘を受けたのはアスリートがいます。
女子フィギュアスケートのアリサ・リュウ選手です。
彼女はフリー演技前のインタビューで、平然と「メダルなんかどうでもいい。どんな結果になろうとも、今、自分はここに存在している。この瞬間が楽しめればそれで良い」というような趣旨の発言をしました。
これは「一期一会」の精神そのものではありませんか。
そして、みなさんご存じの通り、アリサ・リュウ選手はフリーでも終始明るい表情のまま、伸びやかな演技を見せ、ショート3位から逆転優勝を遂げる訳です。
かたや日本人選手は「メダル」に囚われすぎて、動きが固くなっていたように見受けられました。
マスコミの過熱報道によるプレシャーなのか、それとも自分で自分自身を追い込みすぎて自滅したのか…。
いずれにしても、晴れの舞台で真の実力を出せないまま競技を終えてしまう、というのは競技者本人が一番悔しく、悲しいのではないかと思います。
TVを観る私たちもそうですが、煽りまくるマスコミもそろそろ「金」だの「優勝」だの、結果のみを追求する稚拙な報道は止めにしませんか。
違和感だらけですよ。
高校野球で、まだ一回戦も突破していないのに「優勝」とか。
百歩譲って、決勝戦の直前に言うならまだわかりますが…。
女子フィギュアスケート「金」「銀」「銅」を獲得した3人の写真がネットでもよく拡散されていましたが、4位となって(日本人で唯一)表彰台を逃し、まさかのエキシビジョンにも出場出来なかった千葉百音さんの心情を思うと、やりきれない思いでいっぱいでした。
オリンピックに出られただけでも、ものすごい快挙な訳です。
しかし、その中でメダルを獲得できるのはほんの一握りの選手だけです。
メダルを取る事が出来たから偉いのでしょうか?
メダルを取れなかったら、その人のそれまでの努力はなかった事になるのでしょうか?
一部の心無い人たちからアスリートへの誹謗中傷は今回も行われたそうです。
そこまで言うなら「お前やってみろ!」と言いたい。
私もアマチュア・アスリートの端くれとして言わせていただきますが、何もしていない者が、真摯に努力してきた人に対して偉そうに言える事は何一つありません。
「恥を知れ!」と言いたいですね。
五輪に出場している選手はみな偉大です。
私たちの知らない所で血の滲むような努力を重ね、昼夜問わず自身の競技に時間を費やし、心身とも切磋琢磨を重ねて現在を迎えています。
誰も何も言える立場にありません。
賞賛される事はいくらあっても良いですが、誹謗中傷されるような事は決してあってはなりません。
今回のミラノ・コルティナ五輪で私が最も心打たれたのはスノーボードの平野歩夢選手。
直前の練習で骨折したまま出場し、あのトリックを成功させたのですから。
あれはもう、神業としか言いようがありません。
「命がけ」とはまさにこの事。
しかも、彼は常に冷静で余計な発言はしませんね。
非常に好感が持てます。
「武士道」を感じる選手です。
今後も応援していきたいと思います。
間もなく、WBCが始まります。
前回はたまたま優勝できた日本ですが、今回は相当厳しい戦いになると思っています。
大谷選手は素晴らしい選手だとは思いますが、彼も決してスーパーマンではありません。
他の選手も同様に、全盛期の力をずっと保持出来る訳ではないので、そこの所を今回誰がカバーしていけるかのが鍵になりそうです。
野球は個人競技ではありません。
「大谷選手率いる侍ジャパン」という安易なコピーもそろそろ止めてもらいたいですね。
そして、過度な煽り報道の嵐がまた巻き起こるのか…。
歴代のWBCを観てきた人ならわかりますが、どの大会も日本はギリギリで勝ち上がってきています。
前回も、吉田正尚選手のあの一発がなかったら敗退でしたからね。
今大会、「史上最強軍団」と言われるアメリカがクローズアップされていますが、そこと対戦する前に敗退しないよう祈りたいと思います。