シネフィルの映画・DVDレビュー -3ページ目

シネフィルの映画・DVDレビュー

映画狂(シネフィル)マメオによる

映画とDVDのレビューと批評です。

テンションが上がる映画というものがあります。
代表的なのはカンフー映画を観た後に、妙に動きがカンフーなんてことはよくあることです。

かのタランティーノが映画『ブラックレイン』を観た帰りにサングラスと黒のロングコートを買ったってのも有名な話です。

けど、そういうアツくなれる映画というのは少なくなってきましたね。
たまにはこういう映画を観て単純に楽しむというのも映画の楽しみの一つですね。

そんなアツくなるたい人々にはこの映画を。


シネフィル・マメオの映画・DVDレビュー-300



【タイトル】『300』(スリーハンドレッド)

【キャスト】監督:ザック・スナイダー
      ジェラルド・バトラー、レナ・へディ

【ストーリー】古代ギリシャで実際にあった「テルモピュライの戦い」を描く。
紀元前五世紀、ギリシャのポリス(都市国家)は強大なペルシャ帝国の侵攻で混乱をきたしていた。
ギリシャに降伏するポリスも出てくる中で、スパルタはペルシャの降伏勧告を蹴りレオニダス王率いる300名の精鋭でギリシャ軍と対峙する。
スパルタ軍は自らが捨て石になることによってギリシャ諸都市が戦備できる時間をかせごうという作戦である。
猛烈な勢いで迫る100万のペルシャ軍と誇り高きスパルタ軍。100万vs300の戦争が始まった。。。

【みどころ】ストーリー的には史実をもとにしているので判断しかねます。けれども、いい具合に脚色したところなんかはよかったです。フルCGっぽいですので、撮影手法だけを観たらアクション映画にカテゴライズされるぐらいでした。それと、筋肉フェチの方は半裸ムキムキの人ばかり出てるので楽しめそうです。そのへんはCGではないらしい。

【総評】男臭い映画っぽいですが、レオニダス王と嫁の愛情なんかも絡んでて花を添えてます。原作はアメリカンコミックの実写なので映像や構成に関しては、それらを念頭に置いておくと受け入れやすいでしょう。戦争映画にありがちな大規模戦闘シーンばかりではなく、それぞれのキャラクターのドラマをからめた作りになっているので作品に入り込めると思います。映像感覚が監督ザック・スナイダーだけあって若々しいというのか。いい意味で映画っぽくないですが十分に楽しめると思います。
とにかくアツいです。古代ギリシャってホモ天国ってだけじゃなかったんだ…と思わせてくれます。
"This is SPARTA!!"


アツくなりたい方はどうぞ


300 <スリーハンドレッド> (UMD-Video)



【評価】☆☆☆★ 3.5
確かに面白いですが、定期的に観たいと思うかは疑問です。
最近、アメコミものの映画が元気ですのでそのへんを勉強するにはいいでしょう。
ただ、映像は面白いです。それと、鍛え抜かれた肉体を堪能できます。
一度は観ておくことをおすすめできる映画です。
人間って、誰しも憧れの人ってのがあると思います。

「こんな人になりたい」とか
「こんな生き方がしたい」とか。

そういう人が身近にいる場合もあるし、そうでない場合もあるかもしれない。
そして、憧れの人に近づきたいと思っても
どこかで、どうしようもない隔絶を感じることがほとんどではないだろうか。

そう思うと「人が人に憧れる」ってのは素晴らしくもあり、どこかしら哀しみのある営みなんです。

そんなことを考えさせられる作品を一つ。

マメオのレビュー-jessejames
  ジェシー・ジェームズの暗殺 特別版[DVD]



【タイトル】ジェシー・ジェームズの暗殺(2007)
【キャスト】監督:アンドリュー・ドミニク 制作:ブラピ
      ブラッド・ピット、ケイシー・アフレック(ベン・アフレックの弟)

【ストーリー】西部開拓時代に実在した盗賊ジェシー・ジェームズ。生きる伝説であるジェシーを崇拝する青年ロバート。ロバートはジェシーに憧れ、崇拝するがゆえに暗殺してしまう。
ジェシーを殺した男として一躍時の人となったロバートだったが…。

【みどころ】ストーリーは本当にシンプル。それだけに、映画の細部に目がいってしまうがそれでも十分に楽しめる作品です。みどころとしては、雪山からいかつい黒い毛皮を着て仲間を殺しに来るジェシー(ブラピ)の圧倒的な存在感。それと、徐々に死に近づくジェシーとロバート(ケイシー・アフレック)の演技もいいです。渋いブラピを堪能したいというかたは観るべきでしょう。

【総評】良くも悪くも「ブラピによる、ブラピの映画」です。個人的にはここ十年で名優となった彼の存在と凄さを堪能できたのでよかったです。けれど、別にファンじゃない人には食傷ぎみかも。テーマや、全体的なトーンも落ち着いた感じでした。それと、意外なほどに「西部劇」って感じよりも「心理劇」という感じが強いです。「英雄」と「英雄に憧れ、殺した男」、またそれぞれの葛藤を楽しんでください。



渋いブラッド・ピットを堪能したけりゃこれを観ろ!!


ジェシー・ジェームズの暗殺 特別版(2枚組) [DVD]



【評価】☆☆☆☆ 4
ブラッド・ピット好きな人はぜひ観ましょう。
その中でも、コミカルな演技ではなくシリアスさや渋さを堪能するにはいい映画です。
ケイシー・アフレックもこれからキャリアを伸ばせそうな予感のする作品です。
ただ、淡々とした展開の映画なので好き嫌いはあるかもしれませんね。
僕はもともと映画が好きで、いろんな作品を観てきました。
ここ数年は観てきた作品をノートに書きとめてきて、それもかなり貯まってきました。

ここで紹介する作品は基本的に僕が「お勧め」する作品を中心に綴っていこうと思っています。
一人でも多くの人が素敵な作品に出会えるお手伝いができればいいと思っています。


記念すべき一作目に選んだのは『ブラックブック』です。
ある意味、僕がこのサイトを作ろうと思ったキッカケとなった作品です。

すぐおのブログ-ブラックブック
   スマイルBEST ブラックブック [DVD]

人から借りてなかなか観ずに放置されてるDVDやCDってのは意外にあるものです。
そういう作品というのは、そこまで期待していない作品が多かったりします。
そして、そういう作品に良作が眠っていたりするんです。

【タイトル】ブラックブック(Black Book)
【キャスト】監督:ポール・バーホーベン(『氷の微笑』とか作った監督)
      カリス・ファン・ハウテン、セバスチャン・コッホ
【ストーリー】舞台は第二次大戦の最後の2ヶ月というドイツ占領下のオランダ。ユダヤ人女性ラヘルは家族をナチスに殺され、復讐すべく地下組織に身を投じる。そこで体を張ってナチス将校に近づき、目的を遂行しようとスパイ活動を始めるが、ナチス将校ムンツェにいつしか心惹かれてしまう…。
ラヘルの様々な思いと戦争の現実。なかなか進展しないスパイ活動。多くの疑念の晴れない中で終戦を迎える。しかし、それは事の終わりではなかった。。。
【みどころ】スタートから一時間半は普通のヨーロッパを舞台にした戦争映画。けれどもこの作品は最後の30分が秀逸。だから、評価は見終わってからするべし。思想的に考えさせられるとかではないけれど、ディティールにまでこだわった最近にしては良質な映画でした。個人的には主人公ラヘルを演じているカリス・ファン・ハウテンもよかったですが、ナチス将校ムンツェを演じるセバスチャン・コッホのさりげない演技力がいいです。
【総評】監督がサスペンス系に強いポール・バーホーベン。自身がオランダ人だけあって、言語的にもヨーロッパにこだわってました。ただ、ヨーロッパ映画とアメリカ映画の中間といった感じでハリウッド・サスペンスに飽きた方は是非とも。観終わって、もう一度観たくなります。特典映像のインタビューも興味深い話が収録されております。
気になる方は観て損はありませんね。

この映画を観ようという方はこちら

【評価】☆☆☆☆★ 4.5
とりあえず脚本がいいです。
どうもこの手の映画は史実や教訓的なところを重視して展開がおそろかになるのですが、
この映画はそのへんを脚本の面白さで勝負できるものとなっています。
何度も観て楽しめる映画です。

はじめまして。

「マメオ」と申します。










単に、このサイトでの名前(通称)を考えてた時に豆食ってたからなんですけどね。










何となく、今まで読んだり見てきたものを一回まとめてみようと思ってこのブログを作りました。

よって、ここでは主に僕の日常というよりも読書日記や映画日記になる予定です。










そんなこんなでひっそりとスタートします。

僕のレビューを見て、本を手に取り、映画を見てくれる人が一人でも増えれば十分ですね。



今日はそんなところです。