一昨日は、埼玉県の農林振興センターの方が農園に来てくださいました。
先日、「初夏までいちごを収穫し続けるやり方を試してみたいんだけど」という話をしたので、
さっそく革新支援担当部長さんを連れて来てくださいました。
農林振興センターの方々はとても農業技術に詳しいので、
せっかく機会だから・・ということで、いちご苗の生育がうまくいっているか確認してもらい、
若手スタッフがいろいろ細かい技術を質問しました。
農林振興センターの方の回答は・・さすがに素晴らしいですね
スタッフ 「この殺菌剤の効果はどうですか?」
農林振興センターの方 「日本刀のような効き方です。スパ!と切れ味最高!ただ、連続散布すると耐性が出てしまい、効かなくなります。
最近の農薬はこんな傾向にありますね。
意外と最近使われなくなった依然の農薬のほうが効果がでたりしますよ
」
教科書に載っているその先の技術的なことがたくさん聞けて、ベテランスタッフもすごーく納得していました
時折測定しているいちご苗の栄養状態についても、定期的に計る大切さを説明してくださいました。
成長が上昇に向かって動いているのか、下降に向かって動いているのかを、グラフの軌跡のようにとらえることが必要とのこと。
そのほかにも、とにかくたくさんのことを指導していただきましたが、
どれも明確で分かりやすい説明で、若手スタッフにとってすごくためになりました

農林振興センターの方にはいつもお世話になり、本当にありがとうございます!
でもって当初の目的だった初夏いちごの件は、最後に少しだけでしたが・・・相談にのっていただけました。
「初夏まで収穫を続ける作型も可能だし、面白い取り組みだと思います」とのこと
ポイントは、生殖成長から栄養成長にどこで切り替わるかだとおっしゃっていました。
生殖成長のときは実がなるので収穫できますが、
栄養成長に切り替わると、ランナーしか出てこなくなり、実はつかなくなります。
気温が上がるといちごは栄養成長に切り替わってしまうので、実ができなくなります。
このため、初夏まで収穫するのはなかなか難しいのですが、
どこで切り替わるかは、その年の気温によって決まってくる、とのことでした。
さむーい冬が続いた後に一気に夏の気温になると、栄養成長に切り替わってしまうし、
だらだらとした気温上昇なら、生殖成長が継続するらしいです。
なるほど。
初夏いちごは気温によるリスクがあるということですね。
何だか面白そうです![]()
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研究員の先生もいろいろ調べて連絡してくれるとのこと。
面白い取り組みなので、園主も研究員の先生もお互い興味津々でした![]()
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ただベテランスタッフからは
「誰がやるんですかー!![]()
」
確かに、ベテランスタッフは4月になるといちご苗の管理に意識が向いてしまうので、
研究員の先生も
「スタッフを5月まで収穫するグループと、初夏まで収穫するグループの2つに分けての管理するのがいいですね。」
とのこと。
そこで・・来年は園主が初夏いちごに挑戦するそうです![]()
園主いそがしいのに。。できるのかな・・
と少し不安もありますが・・
この時期は、いちご苗の管理に加えて、田植えやその他会議もたくさん開催されてとても忙しいので、
人員配分をきっちりしないと回らなくなりますね。
今も周りの農家は田植えも終わり農閑期に入っているのですが、当園はまだまだ真っ最中です![]()

