日曜日は園主が吉見町直売所の農産物検査の担当でした。
農産物検査というのは、直売所に陳列した農産物の検査で、
価格が間違っていないかだとか、虫がついていないか、量が間違っていないかなどをチェックします。
ここのところ、吉見直売所は特に休日は駐車場も満車、レストランも満員、
直売所のいちごもすぐになくなってしまうほどの勢いです。
せっかく来ていただいたお客様に満足して帰っていただくためにも、
敷地の拡大や、休日に出荷するいちごの量の増加を検討しないといけないのですが、
問題なのが吉見町のいちご農家の高齢化。
以前も書きましたが、元気な中心農家が70歳を超えてきたので、あと5年ほどで限界がきそうな状況です。
これだけいちごの需要があるにも関わらず、後継者が育たないのは、やはり農業所得が低いことが原因です。
今の農産物の価格は、農業を事業としてやっていくには大変なレベルなのです。
吉見町直売所は周りのスーパーなどと比べて、いちごは少し高めの価格で販売していますが、
それでも事業として回していくのになかなか苦労します。
さて・・・休日の吉見町直売所、いちごを求めてできる行列のほかに、もう一つできる行列があります。
それは「いちごのかき氷」を求めるお客様の行列!
暑い日にはかなりの行列ができています。
かき氷って一般的に1杯300~500円くらいだと思いますが、
原価はかなり安いですよね。
先日、横田農園でもいちご狩りに来てくださったお客様に、冷凍いちごでかき氷を作りましたが(氷じゃなくていちごで作りました!)、
カップ1杯(ちいさめ)を作るのに必要な冷凍いちごは約100g。
(この写真の冷凍いちごは約300g。これでカップ3杯分くらいになります。)
いちご以外にかかる材料及び資材が、練乳、容器、スプーンで、約83円。
カップ1杯を300円で販売するとすると、
冷凍いちご100gが300円―83円=217円で売れることになります。
生鮮いちごの通常パックは1パック約280gなので、
217円×280g/100g=607円
つまり、いちご1パック分が607円で売れることになるのです。
冷凍いちごには、品質のよいいちごのほか、小粒のいちごや、収穫するときにわずかなキズの出来たものなどもキズを切り取って入れているので、
それも含めて1パック分607円はかなり高いです。
そのほかにも冷凍庫代やかき氷機代がかかりますが、
作る個数を多くすれば1杯あたりにかかる費用も低くなっていきます。
農産物は加工することで価値があがるんですね。
今、国では農業の6次産業化、つまり、農産物をつくるだけではなく加工、流通販売にも業務展開することがすすめられていますが、
農産物は加工することで粗利が上がるため、加工まで手掛けることで農家の所得が上がるからなんですね。
・・それじゃあ横田農園もかき氷屋さんをやるのか??!!
うーん・・・・・・誰がやるんだろう・・
とりあえず農園は今人手不足なので・・やるとしたら園主かな・・(笑)

