・miki(みき)と言います。子どもと作る「楽しい」が大好き。

・生き物ブームの8歳8カ月長男(小2)と、音楽ブームの5歳6カ月次男(年中)。兄弟そろって絵本と工作好き!
・子どもたちの「やりたい!」には常に全力で応えていきたい、というのが目標です。

 

 

 

母親になってから8年、

次男がうまれて兄弟の母親になってから5年。

 

少しずつ「私ひとりで行動する」という場面が増えてきて、

常に子どもが一緒にいた頃とは違って、できることが増えてきました。

 

 

 

たとえば3歳くらいの上の子を連れて、ベビーカーを押しているおかあさんを見かけた時。

 

突然、上のお子さんが走り出して、

おかあさんは「まってー!」と言いながらベビーカーを押して追いかけるけれど間に合わず、

あの自動扉の向こうは外!

信号もあるし車も行き交う道!

 

走りましたよね、私。

 

自動扉を出た瞬間の上の子の前に通せんぼのように立って、

びっくりして困惑したように立ち止まったその子は、

救いを求めるように後ろを振り返って、そこにベビーカーを押したおかあさんが追いついてきて。

 

そこで私も、特に何も言わずにその場をそそくさと退却するっていう。

 

何事もなくてよかった―――!!!

ただ私が、あの子にとって不審者になって終わるだけでよかった―――!(笑)

 

 

いや――わかるんですよね。わかりますとも。

ピタッとベビーカーの横にくっついているお子さんもいれば、

好奇心旺盛ですぐに先へ行ってしまうお子さんもいるってこと!

 

え、我が家の長男ですか??

言わずもがな。(真顔)

 

 

おかげで機動力重視で、次男は私の背中にくくりつけられている時間がとても長かったです。

抱っこじゃないです、背中です背中。

 

 

 

またある時は、小さなお子さんを片手に抱きかかえて、片手で電動自転車を駐輪場に停めようとしているお父さんに遭遇!

 

いやそれは難易度高すぎるやつ――!!(汗)

 

あわてて駆け寄って、かわりに駐輪場に停めさせていただきました。

 

 

 

これもわかりすぎるほどわかります。

 

子どもをおろすとね。駐輪している間にどこかに駆けていっちゃうんですよね。

道路に近い駐輪場だとか、駐車場に隣接している駐輪場だとか、危なすぎて!

 

 

まぁ、かつての我が家のことなんですが。(真顔)

 

駐輪している間もそこに立っているお子さん、

今でも奇跡!って思います。(真顔)

 

 

おかげさまで1歳台くらいの頃は、

 

駐輪場の前で一度停める

→子どもをおろす

→そのまま抱っこ紐にイン!

→駐輪場の輪(?)にあらためて停める

→数歩進んだ目的地で抱っこ紐からおろす

 

っていう、たった1分足らずの作業のために、

「抱っこ紐を装着して一度抱っこする」という超面倒すぎる工程が増えていました。

 

 

 

かつてそんなバタバタな日々を過ごしていた頃。

 

長男を捕獲してもらったり、手を貸してもらったり、電車の席を譲ってもらったり。

見知らぬ周囲の方々に、何度もお世話になりました。

 

 

というわけで、ひとり行動の時間が増えたり、

そうでなくても、長男も次男も「子どもの手を常に繋いでいないと危険」というような年齢でなくなった今、

ささやかながら当時の恩返しがしたいなと思って、日々を過ごしています。

 

 

 

……で。そんな私が。

 

「当時私がしてもらってうれしかったこと」の中で、

まだ同じようにできずにいることがあります。

 

 

それは、「2人目男の子? かわいいねー!!」です。

 

どういうこと????(ひとりツッコミ)

 

 

 

かつて次男を妊娠中、あるいは出産後。

例外なくやっぱりあったんですよね。「男の子? 大変だね―」って。

 

「2人目も男の子? それは大変だねぇ」

「男の子2人? 私だったら育てられる自信ないなー」

「男の子兄弟ってやっぱり激しい?」

「じゃあ3人目は女の子に期待だね!」

 

あったあった、あるある(笑)

 

 

相手は「最近寒いねー」とか天気の話をする感覚と同じで、

男の子兄弟といえば!という感じで、「それは大変だねぇ」って返してるだけだと思うんです。たぶん。

特に深く考えずに、「男の子兄弟」というものに対するイメージで。

 

 

で、そういう時に私は、特に行きずりの人に対して、

「いえいえ男の子ってすっごくかわいいんですよ!」って力説するのもアレだし、

「そうなんです、大変でー」って共感をするのもイヤだし、

そこに本人たちがいるなら、なおさらそれは言いたくないし。

 

 

そこでいつも口にしていたのは、

 

「男の子しか育てたことがないので、他との違いはわかりませんけれども(笑)」でした。

 

これは間違いないし! 実際、そうだし!(笑)

 

 

ここにもう一言添えられそうな感じだったら、

「でも楽しいですよ」を力いっぱい加えるっていう。

 

その「楽しい」の中身もですね、語ろうと思えば存分に語れるわけですが、行きずりでそこまで話をするのもアレなので(笑)

 

 

かわいいんですけれどもね、とっても。

今だって毎日毎日、本人たちに「かわいいかわいい」言っているくらいかわいいんですけれどもね。

 

男の子兄弟っていうだけで、

なんで最初に「大変」って決めつけられないといけないのかなーなんて思ったりもしていました。

 

いや、思うことは相手の自由なんですけれども!

その言葉を、男の子兄弟の母親に言ってもいいと思っている理由はなんだろうなって。

 

 

実際、我が家の子たちは自転車からおろすと駆け出すタイプでしたが、

ピタッとおかあさんから離れない男の子もいます。

次男のお友達くんとそのお兄ちゃんは、どちらもピタッのタイプだったそうです。

 

ちなみにうちの子たちは、

いわゆる「男の子兄弟」ですが取っ組み合いの喧嘩はしたことはないわけで。

 

要するに個人差が大きいんですよね、結局。

 

 

 

 

そんな日々の中で、当時2回。

とてもうれしいことがあったんです。

 

ひとりは当時、児童館で何度かお話をしていたママさんでした。

3人兄弟のママさんで、末っ子くんがうちの長男と同じくらいの年齢で。

明るくてサバサバしていて、気持ちのよいママさん。

 

 

あれは次男妊娠中だったかな。それとも生まれた後だったかな。

「2人目のお子さんは、男の子? 女の子?」って聞かれたんですよね。

 

一瞬、答えるのを怯んだんですが、今後も児童館で顔を合わせるのに答えないわけにもいかず、

「男の子です」って答えたんです。

 

 

そうしたら間髪入れず。本当に、間髪入れず。

笑顔で明るい声で、

 

「男の子? それはかわいいねぇ!」

 

って言ってくれたんです。

 

本当にうれしかった。

今でもあの瞬間を思いだすと、泣けてくるくらいうれしかった。

 

 

「かわいいですか?」って思わず笑って聞き返したら、

「かわいいかわいい! うち、一番上の子小2だけど、今でもめちゃくちゃかわいい!」って笑ってくれて、

 

今ならその言葉、よくわかります。

だって今でも、めちゃくちゃかわいい。

 

 

もう1回は児童館での外での出来事。

次男を抱っこ紐に入れて、長男と一緒にいたら、年配の方に声をかけられたんですね。

 

次男の顔を覗き込んで、「下のお子さん、女の子?」って聞かれて。

「いえ、男の子です」って答えたら、こちらも間髪入れずに「あら! いいわねぇ!」って笑顔で返してくれて。

 

通りすがりで、しかも年配の方で。

この返しをしてくださった方は、後にも先にもこの時だけなので、

今でもその場面を鮮明に覚えています。

 

 

 

 

……というわけで。

 

心に「うちの子かわいい」の言葉を大量に飼っている私としては、

もはや世間からの「大変」に動じなくなったわけですが、

アメブロやSNSで同じような経験をしてかなしい思いをされた方を見るたびに、

私が!その場にいれば!!!!という思いになるわけです。

 

 

いずれやりたいんですよね。

 

あの時の「男の子? かわいいねぇ!」を。

別の誰かに返したいんです。

 

 

ところがなかなかその機会がなくて!(笑)

子どもの年齢があがるっていうことは、交遊しているママさんのお子さんの年齢もあがるわけで、

いや――なかなか巡り合わない!

 

 

「いつか」は必ずやってくると信じて、

間髪入れずに答えられるよう、心のウォーミングアップだけは欠かさずやっております。ええ。

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、そんな兄弟話の流れで。

 

兄弟や姉妹などなど、

「きょうだい絵本」のご紹介を「わく本」で書きました。

 

 

……書いたんですけれどもね??(何)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

上の子が我慢している健気な場面とか、そういうものが強く描かれるきょうだいの絵本って、

「上の子とは?」「下の子とは?」という「きょうだいのあり方を学ぶための絵本」として子どもに読んでもいいのかな?って。

 

そういう絵本がすべてではありませんが、

中には「親向けのきょうだい絵本」もあるのでは?

 

 

……ってことを考えていたら、

ただ単に「おすすめきょうだい絵本紹介!」とはなりませんでした(苦笑)

 

もしよかったら、ご覧いただけるとうれしいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

↑SNSで見かけたこのハンガーが、画期的過ぎて震えてる…。

 

 

 

 

 

 

 

↑排水口をヌメらせないために、銅という選択肢!(衝撃)