・miki(みき)と言います。子どもと作る「楽しい」が大好き。
・生き物ブームの8歳8カ月長男(小2)と、音楽ブームの5歳6カ月次男(年中)。兄弟そろって絵本と工作好き!・子どもたちの「やりたい!」には常に全力で応えていきたい、というのが目標です。
小2長男と年中次男、一緒にハマったものがあります。
2人同時なんて生まれて初めて!
なんなら私も、コレをそこまでしっかり調べたのは初めてかもしれない。
その正体は……鉱物&宝石!!
長男、もともとビスマスとかは好きだったんですけれども、
最近、「実はぼく、宝石とかキラキラしたもの好きかもしれない」とか言いだして、
初耳ですけど!!??ってなったりして、
時を同じくして、
ちょうど次男も幼稚園帰りに石を拾うブームがきていて、
拾ってきた石を並べて、
「恐竜の化石!」とか言って遊んでいたんですけれども。
なんならこのままの状態で、1週間以上庭に置いてあるんですけれども。
鉄は熱いうちに打て、
子どもの興味を打つなら今!
……とばかりに、鉱物系の絵本を探している過程で、見つけてしまったのです。
激イチオシ漫画を。
推す以外の道はなし!!っていう漫画を!!!
で、書きました。
最近、あるあるの流れ。(笑)
個人ブログ「わくわく好奇心の本棚」、略して「わく本」更新です。
もうぶっちゃけ、子ども&私が鉱物にハマったのがつい最近なので、
まだまだ出会えていない本がいっぱいあると思うんですが、
それを差し引いても書かずにはいられなかった!
それくらいの推し本!!!
漫画は1冊しか紹介していないので、それです。それそれ。
とりあえずまずは帯をぜひ見てください。
「地球の秘宝に科学で挑む!」
「日本は知られざる鉱物大国だ!」
「鉱物採集は現代の宝探しだ!」
「鉱物学を修めた作者の確かな知見に基づく、本格サイエンスアドベンチャー!」
……キタコレ……。
(絞り出すように言う)
(読まないという選択肢ここにあらず)
さらにこちらが裏面。
「産地探索のための科学的アプローチ」とあるように、
誰かに案内されて美しい鉱物を発見して終わり!というわけではなく
(案内してもらう回もありますが)、
鉱物の発見を通じて、地球の仕組みを発見することができたり、
「石は動く」という言葉の意味がだんだん実感できたり、
地味で地道な観察と検証の先に、産地探索があったりするんですよ!
そう、サファイアの産地探索をするんです、日本で。
え、ちょっと待って、サファイアとかって海外で採れるものじゃないの!?ってなる無知な私。
というわけで再度こちらをご唱和ください。
「日本は知られざる鉱物大国だ!」
ぜひ手に取ってみてほしい1冊です。
むしろご近所さんなら、むりやり貸し出して布教したいレベル!(笑)
***
……さて。
そうなると、やってみたくなるのは鉱物採集です。
一番の理想は、ビーチコーミングのフィールドワークの時のように、
ガイドの人が解説してくれる鉱物採集フィールドワーク!
でもやっぱりなかなか見つからないんですよね…。
我が家(千葉県)から日帰りで行ける範囲で調べているせいっていうのもあるんですが、
昆虫採集と違って、鉱物は採り尽くしてしまったらそれで終わってしまうし、
山梨の水晶なんかもそうですが、
今は鉱物採集禁止のところもたくさんあるし。
新潟(ヒスイの産地)あたりまで足を伸ばせばなんとかなるんだろうか…(うーん)
いやわかってる!
わかってるんです!
産地探索は大変だし、産地情報ってとっても重要なこと。
でも鉱物探しの経験値ゼロで、最初の一歩をどうしたらいいかわからない!
で、聞いてみました。
いつもお世話になっている干潟の観察センターのレンジャーさんに。
いやいやいや干潟って!!!!(セルフツッコミ)
野鳥のことでもカニのことでもなくて、
いきなり鉱物のことを聞くっていう。
そうしたらなんと、
「自分は行ったことはないんだけど、茨城県の川でメノウが採れるようです」って教えていただきまして。
鉱物の入口―――ッ!!!
第一歩の入口を、野鳥観察しながらもらってしまった!!!(笑)
で、翌日。
当然こうなる(笑)
子どもたちノリノリ。
私もノリノリ。
水辺でしゃがみこんで探し物は、
干潟の生き物やビーチコーミングで何度もやってきましたが、
石とにらめっこするのは初めて!
持ち物が今ひとつわかってなくて、バケツじゃなくて虫かご持ってきちゃってるし、
ふるいがなくて、キッチンの湯切り網をおろすっていう。
キッチンのはまた新しく買います。
「あ!トンビだ!」
とか脱線もしつつ2時間弱、せっせと掘ったり拾ったり。
とっても楽しかったです。
で、残された問題はですよ。
これ、本当にメノウ……???
うーん……。
もはや初心者すぎて、調べるにしても何をどうやって?っていうレベル!
はじめての昆虫採集時代を思いだす……。
とりあえず試しにひとつ割ってみたら、
中にゴロゴロ何か入ってる!
なんだろう……チョコレート入りクッキーみたいな???
メノウって、
こういう縞模様のイメージがあったんですよね。(図鑑NEO)
じゃあやっぱり違うのかなぁ……。
で、よく読んでみると、
「しまもようがある玉ずいは、特にメノウと呼ばれています」って書いてあって、
玉ずい!!
(新たなキーワードをゲットした!)
え、じゃあ拾ってきたのってもしかして玉ずい???
NEOの玉ずいの写真と見比べても、
今ひとつ「間違いなく玉ずい!」っていう確証が得られなくて、
「わく本」でもご紹介している「世界一楽しい遊べる鉱物図鑑」を見てみると、
コレだあああああああああ!!!!
コレ! まさにコレ!!
こんなに中身ぎゅうぎゅう詰まってないけど、おそらくコレ!!!
はぁ……(スッキリ)
正直、他に拾ってきた石は正体不明のままなんですが、
とりあえずメノウの謎(?)はわかったのでスッキリ!
鉱物に詳しい方からすると、たぶん、あたりまえの話で右往左往してしまっている!
他には、
次男が拾ってきた、薄いピンクのキラキラがついている石とか、
霜降り肉みたいな石とか、
あ、これは投げやすそうな薄い石だなーって思って、私が拾ったやつ(笑)
長男と私が掘ったり拾ったりしたのは上で、
下の大物ばかり写っている写真は次男の石。
……ってあれ。
ちょっと待って、次男の石の一番左。
よく見るとなんかいろいろ混ざっているような……
この巨大なやつ、もしや玉ずい!!??
この絵本の中に、
「ひとつの石には鉱物と呼ばれるいろんなつぶが入り混じっている」
「小麦粉とバター、砂糖などをこねあわせてクッキーをつくるように」
「いろいろな鉱物があつまってひとつの石になる」
こんなことが書かれていました。
お恥ずかしながら、これが盲点で。
そうだった。
昆虫が標本の姿で生きていないのと一緒で、鉱物も標本の姿で落ちているわけがなかった!
そんなこんなで石探し、とっても楽しかったです。
今年は鉱物採集のフィールドワークもリサーチしつつ、
また石探しに行きたいところです。
余談。
鉱物漫画の中にこのチラシも入っていました。
珍獣のお医者さん!
先日、我が家にレギュラー入りした漫画!
2巻発売が待ち遠しいです。
で、たった今、
お医者さん違いでこんな漫画も見つけてしまったんですが……
国宝のお医者さん!!???
き、気になる―――!!!!