・miki(みき)と言います。子どもと作る「楽しい」が大好き。
・生き物ブームの8歳8カ月長男(小2)と、音楽ブームの5歳5カ月次男(年中)。兄弟そろって絵本と工作好き!・子どもたちの「やりたい!」には常に全力で応えていきたい、というのが目標です。
「ピンクは女の子の色だから、男の子が身につけていたら変!」
そんなことをお子さんが言いだしたとして、
「その考え、ちょっと待ったー!」って親御さんが思われたとしたら、
ぜひ読んでいただきたい絵本がありまして!!!!!(鼻息)
あわててこちらを書きました。
個人ブログ「わくわく好奇心の本棚」、略して「わく本」の更新です。
この前発売された「たくさんのふしぎ」3月号が、すごくよかったんです。
もうピンクで!!! ひたすらピンクの話で!!!!
(どういうこと??)
福音館書店の月刊誌って、タイミングを逃すと入手困難になることもあるので、ぜひ今のうちに――!!!
できればちゃんとまとめたい!!
ってことで、わく本で書いてみたんですが、急いで書いた時点でちゃんとまとめられてないっていう……。
(残念な結果)
ここから先はわく本に書かなかった余談ですが。
ピンクは女の子の色か否か、みたいな話をする時、
最近は「人間は可視光線が見えるからピンクが見えるわけで、他の生き物はピンクが見えなかったりするからなー」なんていう、
どうにもズレた考えが脳裏に浮かびます。
なんだか日常を過ごしていると、自分が見ている世界が普通って錯覚してしまうんですが、
生き物によっては視界も違えば、見えている色も違ったりするんですよね。
人間が見えない紫外線を、モンシロチョウは見えるっていうのも有名な話。
モンシロチョウってオスメスの違いがあまりよくわからないんですが、
紫外線が見えるチョウからすると、オスメスの違いは一目瞭然らしいです。
(オスは黒く見える)
また、トラがオレンジと黒の縞模様なのにも理由があって、
獲物である鹿の目には、オレンジと草の緑が同じように見えるようです。
だから鹿に気付かれずに近づくには、オレンジが最適!
日本では「トラは黄色」っていうイメージもありますが、本来トラはオレンジ色。
それは「ピンクは女の子の色!」っていうノリで「オレンジはトラの色!」っていうわけじゃなくて、
たぶんオレンジの個体が狩りの成功率が高くて、
オレンジの遺伝子が残っていったってことなんだと思います。
……とか考えていると。
せっかくピンクを見られる目を持っていて、
せっかく「ピンクを着たら命に係わる!」というわけでもないのだから、
性別にかかわらずピンクが好きならピンク好きでいいし、
相手がピンク好きなら、「あなたはピンクが好きなのね」でいいし、
そうあってほしいなーなんて思ったりします。
なんでこんなことをいきなり真面目に(?)語りだしたかって、
もちろん「たくさんのふしぎ」のテーマがピンクだったこともあるんですが、
年中の次男が
「赤は女の子だよね?」
とか唐突に言いだして、ひええええええ!ってなったから。
いやいやいや、赤が女の子なら消防車もりんごも、みんな女の子のもの!ってなっちゃう!
「赤は女の子の色」については、いやいやえんを思いだします。
主人公の男の子が「赤は女の子の色だ!」「女の服なんか着ない」って言いだす話。
結果的に、わく本でもご紹介している絵本を次男に読んだりしたら、
「赤は女の子」なんて自分で言ったことを忘れたかのように、
「ぼく、赤好き! 赤はお日様の色だし! あと、ピンクも好きだし、青も好きだし……」
って言いはじめまして!
子どもは良くも悪くも、周囲の言葉をそのまま吸収していくんだろうなーなんて思います。
↑ちなみにこちらのクイズノックの動画。
帰国子女向けの東大入試問題に挑戦しているんですが、
その内容が「紫外線しか見えない宇宙人はどんな文明を発展させているか」というもので、
メンバーの答えに「なるほど!!!!」と目からウロコ!
繰り返しですが、人間だって紫外線しか見えない生き物になった可能性だってあったかも(?)しれないわけで、
せっかく見える色を大切にしよう?みたいな気持ちになったり……
世界どころか、最終的には宇宙人の話になってしまった(笑)
ブログのオチをどうしたらいいのかわからないので、
地球儀を見ながら日本を描いていたはずなのに、
できあがった絵はなぜか木星だった次男の写真と、(なんで)
「ウロコが水晶のドラゴンを描く!」と、
なぜかいきなり中二病ちっくな絵を描き始めた長男の写真を置いて、去ります。