・生き物ブームの8歳5カ月長男(小2)と、音楽ブームの5歳2カ月次男(年中)。兄弟そろって絵本と工作好き!
・子どもたちの「やりたい!」には常に全力で応えていきたい、というのが目標です。
好天にめぐまれた3連休、連日遊び尽くしました。
あ、小2長男、全統小受けました!
受けたんですけれど、その後のお出かけが怒涛すぎて、なんかもう遠い記憶の彼方に…。
本人いわく、
「国語も算数も全部解いたけれど間違ってるかも」っていう、ごもっとも!っていう感想だったので、とりあえず結果待ちです。
あ、当然のように問題用紙に答えなんて書いてないです。
私が伝えてないので、そりゃあ当然っていう!(笑)
どうせいずれ結果は出るし、
テスト慣れしていない本人にそんなこと言っても、テストに集中できなくなるだけなので、
今のところ「問題用紙に答え」を伝える予定は特にないです。
そんなことより!!!
(そんなこととか言った!笑)
時系列すっとばして5日(日曜日)の話からしてしまうんですが、
いや―――楽しかったんですけれどやってしまった――!って事態が起きまして。
ちょっと私の考えが足りなかった!
この日、屋形船に乗って、ハゼ釣りに行ってきました。
実は以前、「ギョギョッとサカナ★スター(Eテレ)」で、ハゼが紹介されたんです。
で、さかなクンが東京で屋形船に乗ってハゼ釣りをしていて!
「えええ――そんなことができるんだ! 知らなかった――!」
って昔から屋形船に憧れがある私、大はしゃぎですよ!
屋形船に乗るだけじゃ子どもたちは退屈してしまうかもだけど、
ハゼ釣りとセットだったら楽しいかも!
さらに個人で屋形船をお願いすると、かなり人数を揃えないといけないんですが、
ハゼ釣りなら乗り合いのツアーがある!
ただし、ハゼが放送されたのが、
1月!!!
調べてみたらハゼ釣りは秋!
いやいやいやいやタイミングーーー!(泣)
もう絶対に次の秋には屋形船でハゼ釣りをしよう!って固く心に誓い、
正月の真新しいカレンダーの9月のページに、ぐりぐりと「ハゼ釣り!要確認!」と書く私(アナログ派)
そしてついにその日は訪れました。
屋形船! 屋形船ですよ――!!!
うれしすぎてバシャバシャ写真を撮りまくる私。
今回の屋形船は、食事を楽しみながらハゼ釣りに興じることができます。
あっという間に唐揚げを奪われた図。
そう、この頃は平和だった……(意味深)
揚げたての美味しい天ぷらとかあったのに、完全に写真を撮り忘れました。
そんな場合じゃなくなったのです。
食事が数品終わり、屋形船は釣りスポットの葛西臨海公園沖へ。
釣りのやり方を教えてもらって(完全に初心者の我が家)、いざ釣り開始!
そうそうそう! この感じ!
この感じを待ってたんですよ―――!!
不穏な空気が流れ始めたのは、
徐々に他のグループがハゼを釣り始めたあたりからです。
初心者の我が家。全然アタリが来ません。
屋形船の船員さんが丁寧にコツなどを教えてくれたんですけれど、
もともとせっかちで短気な長男は、「じっくり待つ」に向かないタイプ!
どちらかというと自ら捕まえに行きたいタイプ!
あ、合わない……釣りが合わな過ぎる……。
というか長男が年長の頃、友達と一緒に釣りに行って、
「長男は釣りが合わない」ってわかっていたのに、なぜ忘れてたの私!
いや、正確には覚えていたんですけれどもね?
なんか、屋形船効果で、なんとかなるんじゃないかと思ってた……(適当か)
場所を船首に移して再挑戦。
「かからないな―どうしたらいいのかな―」ってぶつぶつ言いながら釣りしてます。
いや、まぁいいんです長男は。
ぶつぶつ言ってましたけれど、本人なりに工夫しながら最後までがんばっていたので。
問題はもうひとりのほうですよ!
次男です、次男!!!
普段マイペースな次男です。
ちょっと転んだくらいじゃ泣かない次男です。
でも、一度スイッチが入ってしまったら、それを達成するまで癇癪が続く頑固っぷり!!!
「お魚ほしいなぁ、なんで釣れないのかなぁ、うらやましいなぁ、ほしいなぁ……」
これをもう延々と。
延々延々延々延々延々延々延々と言い続ける次男!
なんなら途中から半分泣き声でずっと!!!!!!!!!
お、おおう……(地味に削られていくメンタル)
ここから先、余裕なさすぎて写真ゼロ!(笑)
うんうん、そうだね。釣りたいね。わかるよ。がんばろうね。
って声をかけながら、必死に釣り竿を垂らし続けるんですけれど、釣れないものは釣れないのですよ……。
「ずるい」じゃなくて「うらやましい」をチョイスしていたのはよかったと思いますし、
「うらやましい」と思う感情はわかるので、次男の言葉を否定はしなかったんですけれど、
でもやっぱりずっと言われると私も疲弊しますし、他のお客様にも申し訳なくて!
で、釣り時間があと15分くらいって聞いた瞬間、
「ええええ―――!!!!!!!(泣)」ってついに叫ぶ!!!
うん、とりあえず言ってもいいかな?
ハゼを釣りたければ君もやろうか???(え)
いっさい自分では釣ろうとせず、他力本願で癇癪し続ける次男!!!
次男、「いつでも自分が!!」っていうタイプじゃない分、お友達トラブルはゼロです。
逆に「自分が!!」っていうタイプの長男とも相性がよくて仲がいい。
長男がやってくれるのを喜んで横から見ているので。
でもこういう時、「文句を言うなら自分でやってみる」っていう考えに切り替えること。
ここが今後の次男の課題だったりします。
さて、この時点で1匹も釣れていないグループは我が家だけでした。
私の竿には何度か魚が引いている感覚があったんですけれど、
釣り上げるタイミングがむずかしくて!
というか癇癪し続ける次男に声をかけながらなので、全然集中できなくて!
ついに見かねた屋形船の船員さんが、
私たちにつきっきりでアドバイスしてくれて。
最後の最後には船員さんが釣り竿を握ってくれたレベルで。
ホントすみません!!!
ありがとうございます、ありがとうございます。
「あと1分」ってなった瞬間、またしても「えええええ―――!!!!」ってなった次男に、「あ、あと5分大丈夫になったみたいだよ」って船員さんが声をかけてくださって!
ギリギリまで時間を延ばしてくださって!
隣で釣っていた男性も「ぼくも今日はアタリがなかなか来ないんだよ。暑すぎるせいかねぇ」なんて声をかけてくださって。
人の優しさが沁みます……。
けれど残念ながら、無常にもタイムアップ!!!!!
次男からのプレッシャーに精魂尽き果てた私。
もはや泣き言から完全に「泣き」になってしまった次男。
ひとりがんばっていたけれど釣れなくて、うなだれる長男。
夫はひとり座席のあたりで釣り竿を垂らしていたんですが、やはり釣れず。
そんな私たちのもとに、船員さんが笑顔でバケツをひとつ持ってきてくれました。
「こちらのお客さんがハゼを分けてくださいました」
なんと他のグループの方がハゼをくださいまして!!
もうもう疲弊した心に優しさが沁みすぎて!! 泣きそうになったっていうか、むしろちょっと涙滲みました私が。
「ハゼだ!」
「かわいい―――!!!!」
大喜びの兄弟です。
うんうん、かわいいね。よかったね。お礼言ってね。
ずっと眺めてずっと観察。かわいいかわいいってずっと観察。
おそらく他のグループの皆様以上に、ずっとずっと……
……いや、ちょっと待って??(嫌な予感)
待って、私、大事なことを失念していたのでは?
「ハゼ釣りをする」ってなった時、
この兄弟から出るだろう台詞を考えるのを忘れていたのでは???
「ねぇ! このハゼ、飼いたい!!」
そうなる可能性を忘れていたよねええええええええ(やっちまった)
教訓。
我が家に釣りは本当に本当に向いてない。
調べてみたら、マハゼ、飼えないこともないようです。
もともとハゼの仲間は飼育に適した子もいるので。
でもやっぱり飼育用の子とは違うので難易度高いし、我が家には魚の飼育環境は何もないので全部揃えないといけない。
船員さんからも「あまりおすすめはしないです」というアドバイスをいただき…。
とりあえず、水に入れて生きた状態で家まで帰りました。
その間に子どもたちは心の整理をし、私も自分の意見をまとめて。
もし飼うにしても、今まで魚は飼ったことがないから経験が足りな過ぎるし、飼うのがむずかしくて失敗してすぐ死なせてしまうかもしれない。
それよりも今、ハゼにいっぱい感謝して、美味しく命をいただくのはどうかな。
そんなわけで譲ってもらった2匹のハゼは、おろしてハゼフライにしました。
家族4人で分けたらあっという間に終わってしまいましたが、
身がふわっふわでとても美味しかったです。
子どもたちも「美味しい!」って満面の笑み!
いや――想像以上に大変なハゼ釣りになってしまった!(笑)
教訓もいっぱいありましたが、それ以上に学びもありましたし、こんな状態でもなんだかんだで楽しかったので、申し込んでよかったです。
実は江戸川区開催でこんな屋形船ハゼ釣りイベントもあったんですよ!
ただこちらの予約受付が9月1日開始で、
このイベントの存在を知ったのが受付開始の1週間後くらい…。
当然のように受付終了してしまっていて……(大ショック)
その中で、今回お世話になった西野屋さんだけは、
別日程で同じ料金でハゼ釣りを開催する予定があるとのことで、
1も2もなく飛びついた!!!!というのが予約までの流れでした。
しかもその情報を教えてくださったのが、別の舟屋さんだったっていう!(笑)
いろいろ調べてみたんですけれど、どこもだいたい相場は同じで、1人8,000円(子ども4,000円)は安い!
もし屋形船に興味がある方は、来年の江戸川区イベントをチェックで!
ここから余談の話
もうすぐ学校は縄跳びシーズン!
最近、長男が「前は二重跳びができたのに、なんか跳べなくなった」と言いだして、
縄跳びの長さが合わなくなったのかなーって確認しようと思った時に気付きました。
今まで幼稚園で購入した太い縄の縄跳びを使っていたけれど、
この形状が二重跳びが跳びにくい原因では?
ということで急遽購入!
そうしたら普通に跳べました(笑)
「弘法筆を選ばず」とは言いますが、やっぱり道具大事!
というか絶対、弘法大師ほどの人なら筆選んでたよね??と思わないでもないです(笑)