・生き物ブームの8歳2カ月長男(小2)と、音楽ブームの5歳0カ月次男(年中)。兄弟そろって絵本と工作好き!
・子どもたちの「やりたい!」には常に全力で応えていきたい、というのが目標です。
やらかした―――ッ!!!
これまでの育児の中で上位5位以内に入る勢いでやらかしました。
取れたてホヤホヤ。
本日29日の話です。
***
まず今回の話の前提として、私、この夏に六本木に行きたかったんです。
六本木の東京ミッドタウン。
今森光彦さんの昆虫写真展と、
サントリー美術館で開催中の企画展「虫めづる日本の人々」。
ついでに国立新美術館の企画展「テート美術館展」。
行きたいなーって思っていたんです。
でも長野に行く前は予定がぎっしりだったことと、
行けそうなタイミングの時は、
私がちょっと疲労で六本木まで足を伸ばす元気がなく…。
我が家から六本木。
千葉県在住なので普通に行ける範囲ではあるんですが、
上野駅や東京駅に比べると、ちょっとばかり距離があります。
さて、長野から帰った翌日の日曜日。
8月20日のことです。
「どこかに遊びに行こうか」っていう話の時、私、六本木を提案したんです。
長野でがっつり外遊びも生き物との戯れもしたので、
都会感(笑)のあるところに行きたいなーなんて思いまして。
調べたらまだ写真展も美術展もやっていたので!
ところが夫があまり乗り気じゃなくて。
思えば六本木ヒルズにヒグチユウコ展に行った時も、
私と子どもたちで展示会に行き、
夫は現地で別行動をした……みたいなことがあったりしたんですが。
いやでもその時は、車で連れていってもらえてラクチンだったし、
3人でヒグチユウコ展は充分楽しめたし、
今回は前日に長野から長距離運転してもらったし……
ってことで、六本木に行くのは諦めてアンデルセン公園に変更したんです。
結局、長野と似たようなことしてる(笑)
で、アンデルセン公園を楽しみつつも、心の中で思っていたわけです。
いいもんいいもん!
六本木は子どもたちと3人で電車で行くからいいもん!
完全にいじけてる(笑)
その後、自由研究が忙しすぎて1週間が過ぎ、月曜日の夜。
「明日どこに行く?」と長男に聞いたら、
「六本木に行く?」って長男が行ってくれて、
私が六本木行きたいって言ってたの覚えていてくれたの!?
ありがとう―――!!!!!!
もう、舞い上がっちゃいましたよね。うれしくって。
うれしくてうれしくて。
写真展の会期を確認するのを忘れました。
…………。
アホなのかな!!???
確かに20日の時点では、まだ開催していたんです。
その時に「まだやってる」っていう記憶だけが残ってしまって、
「六本木に行きたい」っていう思いだけが先走ってしまって、
なんという……。
でも!!!
でも大丈夫、サントリー美術館の企画展のほうは9月まで開催しているから!
ウキウキと入口で写真を撮って、「さぁ中に入ろうか!」って時になって、
あれ???って。
あれ……閉まって……る……???
休 館 日 !!!!(絶望)
え、そんなことってある????
びっくりした。
自分に絶望した。
子どもたちは全然怒ったりしなくて、
「運が悪かったねー!」って笑い飛ばしてくれて、
ううううごめんよおおおおお!
六本木までわざわざ一緒に来てくれたのに!
ひとり落ち込む私……。
とりあえずミッドタウンの横にある檜町公園に移動。
前日の夜、昼食どうしようかなーってことだけは調べたんですよ。
独身時代、仕事で何度かミッドタウンを訪れた時は、
よくコンビニで買ったお昼をここで食べていたんですよね。
食にあまり興味がない人間が、ケチだとこうなる(笑)
今回、お店も調べてみたんですけれど、
子どもたちにちょうどよさそうなところが見つからず、
ま、おにぎり買って檜町公園に行けばいいかー!なんて思っていて……
他にもっと事前に調べておくべきことがあったよね私!!??
あ、ミッドタウン近くにある国立新美術館ですか?
調べましたとも、ここで。(オチが見えてきた)
国立新美術館も休館日。
なんで休館日が火曜日なの!?
ねぇ!!??(もはや笑うしかない)
落ち込む私とは裏腹に元気な子どもたち。
全然逃げない野鳥がいました。たぶんノバリケン。
六本木だろとなんだろうと、いつも通りのことをやっていて、
「ザリガニ捕まえた――!!」って、ここ六本木! ミッドタウン!!
やってることと風景がおかしい!!!!(笑)
「あそこ! 大きなザリガニがたくさんいる!」
「見て見て!! 岩の下にカエルが見えるんだけど!?」
だからここ六本木…………いや、うん、もういいや(笑)
ここを通る人は、まさかこんなにたくさんザリガニがいるとは思わないだろうし、
ジャコウアゲハやアオスジアゲハを走って追いかけたりは当然しないだろうなと思いつつ、
迷った末に、決めました。
私:「ねぇ、この後さ。上野行く?」
長男:「やった! 行く!!」
次男:「行く―――!!」
遠回りして、結局上野!!!!(笑)
子どもたち、水を得た魚のごとし。
いや、せっかくだからね?
別のところも考えたりしたんですよ。
でも私が慣れた場所じゃないと、効率が悪くて子どもたちを振り回しちゃうし、
ミッドタウンで他に開催中の「恐竜科学博」は、
残念ながら我が家にはそこまで刺さらなくて…。
それに月曜日に上野に来た時、
西洋美術館が休館日でバッジがもらえなくてがっかりしたので。
↑こちらの「あいうえの」の話です、バッジ。
あ、ちなみにどうでもいい話ですが。
月曜日、つまり今回の前日に行った科博の写真と見比べると、
あれ、連日同じTシャツ着てない???って感じなんですが、
夜に干した洗濯物が朝には乾いていたので、後で畳む手間を惜しんでそこから取ったっていう流れです。
まさか当日のブログを書く流れになるとは思わなかったもので!
ズボラをするとこうなる(笑)
さらにバッジを求めて上野動物園へ。
意外や意外に、上野っていうと科博やトーハクばかりで、
動物園なら千葉市動物公園に行くことが多いので、
上野動物園はなんと5年ぶり!
長男が3歳の頃以来!!!
「あいうえの」の効力、すごい!!!(笑)
28日(月曜日)の科博もそうでしたが、
29日(火曜日)の上野動物園もめちゃくちゃ空いていました。
さすが平日!
リーリーとシンシンは待ち時間ゼロ。
立ち止まってゆっくり見られました。
見られたんですけれどもね??
後ろ向きのパンダが振り向くのを待つことなく、
「もう次行こう!」とか言いだす子どもたちですよ。
パンダへの情熱がゼロ!!!!(笑)
むしろイリエワニを至近距離で見た時のほうが、
「うわああああああ!」ってふたりで大興奮していたし、
「ダーウィンがきた」でおなじみ「マヌルネコ」だとか、
珍しい昼行性のコウモリ「オリイオオコウモリ」で、
コウモリの姿をしっかり見られて3人で大はしゃぎしたし、
まるまっていたアルマジロだとか、
美しいコバルトヤドクガエルとか、
楽しかった……想像以上に楽しかった……(噛みしめるように)
帰りに次男に聞きました。
私:「どの動物を見られて楽しかった?」
次男:「ええとー、キリンと、フラミンゴと、ハタネズミと……」
私:「ハタネズミ」
次男:「あと、ハダカデバネズミと、コウモリと……レッサーパンダ!」
パンダ違い。
長男にも聞いてみました。
私:「どの動物を見られてうれしかった?」
長男:「爬虫類館(即答)」
我が家でパンダが不人気すぎる件―――!!(笑)
「あいうえの」のバッジ、残すところは藝大のみです。
そんなわけで夏休みの最後でやらかしまくった六本木事件。
せめて国立新美術館には日をあらためて行きたいと思ったりするんですが、
もはや六本木に行くのが恐怖レベル……(トラウマ)