・miki(みき)と言います。献身的なお世話は苦手だけれど、子どもとつくる「たのしい」はだいすき。
・元気いっぱい!工作&料理好き3歳長男と、腹ばいで部屋を横断する0歳次男。
・「これがおもしろかった」「これがたのしかった」をひっそりと綴っていきたいところ。

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新年度を迎えて数日。

徐々に桜も満開を迎えつつある中、実は3月の終わりに、もうひとつの別れがありました。

 

長男が0歳の頃から、児童館で一番お世話になっていたM先生の異動が決まったのです。

 

もしかしたら今年度はM先生が異動になってしまうかも!

と、3月はずっと探りを入れてました(笑)

当のご本人もハラハラドキドキしていたらしく、なにしろ人事異動が本人に発表されたのが3月26日っていう!

 

えええええええそんなにギリギリなんです!?っていう!!

 

4月2日からは新しい場所で勤務スタートということで、毎回時間がなさすぎて、引継ぎなんてあってないようなものらしいです。

そりゃそうだ。

立つ鳥跡を濁さずどころか、そっくりそのまま跡が残っているんであとヨロシク!状態……。

 

 

児童館ヘビーユーザーの私。

 

長男が1歳前後でお昼寝2回の頃は、朝寝が終わった後に弁当持参で行って、昼寝ギリギリで帰宅。

お昼寝が1回になった後は、開館の朝9時に一番乗りして、お昼に一度帰宅し、昼寝後の15時頃に再び児童館に行って、閉館の17時に帰るっていう日々でした。

 

どんだけー。(笑)

 

まだ言語によるコミュニケーションがあまり取れなかった長男と、ふたりきりで家の中にいるのが耐えられなかったっていう理由もありますが、

もうひとつは、通っている児童館がわりとフリーダムで、来ているおかあさんたちも変にグループ(?)みたいなものもなく、居心地がよかったっていうこともあります。

 

そこで私も長男も一番お世話になったのが、M先生です。

 

ご自身も男の子2人を育てあげられた先生で、でも年齢を感じさせないくらいパワフルで、

児童館に来ている子たちの個性を理解して、ルールに縛られすぎず、わりと臨機応変に対応してくれて、

 

「おかあさんといっしょ」の曲は、「お豆戦隊ビビンビーン」や「デビル」など、今月の歌も軒並みダンスをマスターしていて、

エレクトーンの腕前は半端なさすぎて、「ナーニくん」などは効果音ですらエレクトーンで弾いちゃって、

催し物の企画力と進行力はピカイチ! ものすごいエンターテイナー!

 

M先生の催し物に慣れちゃうと、すごすぎて他の手遊びやリトミック系が物足りなくなるレベルっていう。

 

要するに、すごいんです。(まとめた!笑)

 

これだけ通い詰めていると、長男の意外に(?)癖のある性格もよく理解してくれていて、

困ったことが起きるといつもM先生に相談していました。

長男のことを知らない保健センターの保健師さんに相談するよりも、本人を知っていてくれている分、とっても的確なアドバイスが返ってきて。

それで、「大丈夫だよ、大丈夫だから」って、いつも励まされてきました。

 

そのM先生が、このたび異動になりました。

 

もうね、私が涙ぐむ涙ぐむ! っていうか、うっかり泣いた!!(笑)

便箋5枚にびっちり文字を書いた手紙を渡して、引かれなくてよかったです(苦笑)

 

幸いにして、異動先は自転車で行ける距離の別の児童館!

長男はこの春に幼稚園入園なので、次男と一緒に時折行きたいなと思っています。

 

 

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で、この児童館。

M先生だけじゃなく、どこぞのプロフェッショナル集団ですか?(真顔)ってくらい、企画に全力投球する先生方が揃っていまして。

 

毎日、歌&ダンス&絵本の時間があるんですが、毎日やる内容が違うっていう。

自作の紙芝居とか普通に出てきちゃうので。

なんなら4月1日に新しくなった「おかあさんといっしょ」の体操の曲、翌日2日には当然のように先生たち踊ってるので。

プロフェッショナルすぎる。(※市の職員です)

 

 

たとえば、月に2回、2~3歳児対象のクラスがあるんですけれど。

 

そのクラスが開かれる前日の午後。

人がほとんどいない体育館で遊んでいたら、先生たちが倉庫から重たいジャングルジムを引っ張り出して、なにやら相談しているんですよ。

 

 

 

 

 

 

「ここから滑るのはちょっとこわい」とか、「このフラフープ使えばいいんじゃない」とか相談しているわけです。

 

で、翌日の2~3歳児クラス。

 

 

 

 

 

 

こんなことになっていました。

ぶ、舞台セット……?(汗)

 

「おむすびころりん」です。

ネズミとおじいさんとおばあさんが、力いっぱい演技しています。台本も見ずに。

 

ちなみに確認しておくと、これは市の施設である児童館で、この人たちは市の職員で、これは何か特別な催し物とかではなく、ただの月に2回ある2~3歳児クラスの1回分です。

 

 

 

 

 

 

おむすびころりん、すっとんとん。

 

 

 

 

 

 

おじいさんもころりん、すっとんとん。

 

 

これかー! 前日に、滑るのちょっとこわいって言ってたのはこれかー!(笑)

 

ちなみに観客である子どもたちは、みんな自作のネズミさんを持っていて、先生ネズミと一緒に「おむすびころりん」って歌ったり、ネコの声に逃げたりするっていう手の込みようです。

 

 

 

 

 

 

最終的には、穴に閉じ込められたいじわるじいさんが、モグラになってしまって、

全員で「♪モグラが掘った、モグラトンネル~♪」って歌って終了していました。

 

繰り返しますが、これはただの月2回あるクラスの1回分です。

 

 

もうこの先生方の伝説は多すぎて、

 

 

 

 

 

 

しりとり列車なんて、もはや朝飯前だし、

 

 

 

 

 

 

すりかえ仮面もプリンセスミミィちゃんもいるよ!っていう(笑)

 

他の児童館をよく知らないんですが、それでもたぶん、これが当たり前っていうことは絶対ないと思う…(笑)

 

 

 

次男が歩き出したら、また児童館ヘビーユーザーになると思います。

 

長男を幼稚園に送り届け→→次男と児童館へ→→児童館でお弁当→→そのまま長男をお迎えに!

っていうコースが濃厚(笑)

 

これからもよろしくお願いします!と、こんなところからこっそりと挨拶しておきます(笑)