年末だし、ということで
家の中をごそごそ片づけていたら
小学校5年生の頃に買ってもらった本が
でてきました。
かれこれ36年物ｗｗｗ
学校の図書室で借りては返し
返しては借り、を4～5回繰り返していた本で。
何度読んでも面白かったんですよね。
で、毎日でも読みたいし、もう買ってしまおう！
とはじめて漫画以外の本を自分で買おうと思って
本の裏に『定価 800円』と書いてあるのを確認して
当時の毎月の小遣い200円を
4か月、お菓子もおもちゃも買わずに
じっと我慢して貯めました。
念願叶って800円たまったところで財布握りしめて
週末両親に本屋へ連れて行ってもらって
ワクワクとレジに本とお金を差し出したら
『980円です』
って言われて、頭真っ白
図書館に会った本は、
さらに10年以上前に出ていた初版だったから、
10年の間に値上がりしていたみたいなんですよね。
でも、やっとの思いで貯金して、ようやく買えると思っていた
当時の私には、衝撃以外の何物でもなくて。
それでも、お金が足りなければ
本は売ってもらえませんので、
ガッカリしながら、本を元の場所に戻そうと
レジに置いた本を取ろうとしたら
横で一部始終をみていた父が
『お前、そのお金どうした』
というので
『お小遣いためた』
と答えたら
黙って1000円札を出してくれて
無事に買えた本だったりします。
で、買った後も、死ぬほど読んで
その8年後に、翻訳者の君島教授の師事を仰げるとこまで
繋げてくれたミラクルな本だったりもします。
欲しいと思っても手に入らないものも多いのに
欲しいと思って手に入るものもちゃんとあって。
その違いも
いろいろあるとは思うんですが
それでも1番のポイントになるのは
欲しい、と思った後やれるだけやりつくしたかどうか？と
それが本当に必要なもので
自分自身も心底必要としているかどうか
だと思います。
どっちが欠けてても足りなくても、ダメなので
もし、欲しいと思ってるものが手にできないなーと感じていたら
どっちかかけてないか？
ちょっと考えてみては、いかがでしょうか。
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