またまたメイドさんの悩み | 冷静と情緒不安定のあいだ

冷静と情緒不安定のあいだ

2013年生まれの男の子のママ。40歳、フィリピン・マニラで二人目治療はじめました。


またしても、贅沢なお悩みシリーズ?
メイドさんに関することです…。


興味のない方はスルーしてくださいませ。


<これまでのあらすじ>

信頼していたスーパーメイドさんが辞めてしまい、
その後、短期でヘルプの方に来て頂いていましたが、
ちょっと…という感じの方(Hさんとします)だったので、
(当時のしょーもない愚痴はコチラです…)


4月の一時帰国後から、新しいメイドさんに
来て頂いています。(コチラにちょこっと書きました)

<あらすじここまで>


で、その新しいメイドさん(Tさんとします)、
20年も日本人家庭で、お料理専門で働いていた方。


その割には…


こんなことも知らないのか~、
とビックリさせられることが結構あります。


でも、それは、本人だけの責任ではないと思うんです。


慣習や味付けって家庭ごとに異なると思うし、
本人の意識ややる気だけで学べることには限界があるので、
雇用主がきちんと教えてあげたりしないと、知らないことや、
できないことがあっても仕方ないと思います。


たーだー。


こうしてほしい、というこちらの希望を、
細かく指示してお願いしても、できないんですよね…。


例えば、味付け。


これが一定しません。
同じ料理をつくっても、毎回、味の濃淡が変わります。


味の濃淡については、
翌日に必ずそのことを伝えるようにしているんですが、
でも、これって味見してることが前提です。


味を見ていないと、味が濃かった薄かったなんて
比較できるわけないですから。


あまりにも味にばらつきがあるので、
Hさん同様、味見はしていないんだろうな、と思っていたら、
案の定そのとおりでした。


しかーし、だとしたら、
毎回、どうやって味付けをしているの?という疑問が。


目分量だろうとは思ったのですが、
よくよく聞いてみたら、料理の色で味付けしてました!
(っていうか、それは味付けと言えるのか…?)


例えば、お醤油を使ったお料理なら、
お醤油の茶色具合で判断。


お醤油って、メーカーが異なると、
色や塩分が多少変わるじゃないですか。


先日、お醤油を変えたのですが、
彼女の場合、料理の茶色具合が味付けの目安なので、
道理で味の濃さがちがうわけです。


…でも、この味のばらつきは、
醤油を変えただけでは説明できない気もするんですが…。


「ちゃんと味見してる?」と聞くと、
「してます、してます」っていうんですけど…。


たぶん、してないです。
なので、いっこうに味付けが改善されません。


不味くはないんですけど、味がほぼないか、
(塩分に気をつけているとはいえ、薄すぎです…)
何かが足りない!と思うときが多いです。


濃いよりはマシ、と前向きに考えるべきなのかしら?


それから、お味噌汁の分量。


いつも二人分をお願いしているのですが、


ある日は一人分ちょっとしかなく、
別の日は二人前以上ある。


お椀を使って二人分の分量を量れば、
毎日一定量になるはず、と実演してみたんですが、
未だに分量がまちまち。一定になりません。


お味噌汁だけじゃなくて、おかずの量も、
日によって多かったり少なかったり。


あるときは、2人分のはずなのに、
1人分くらいしかおかずがなかった日もありました。


どうやら、食材が足りないのが理由だったようですが、
食材の買いものと管理も、彼女のお仕事。


本人の意向を聞いた結果、通勤の途中に家の近所の
マーケットで買ってくるということに。


必要なお金は、前払いしてもいいと言ったのですが、
自分で立て替えてあとで請求します、と。


だから、食材がないからおかずをつくれない、
と言われても、私も困っちゃうわけです…。


重い食材や一部の調味料は、私自身が買い足したり、
日本から持ってきているものもあるので、


「お米や油、調味料が切れそうになったら、
完全になくなる前に教えてね。そしたら事前に買えるから」


と伝えているんですが、これも未だにちゃんとできない…。
これ、前任のHさんと全く同じ!


口を酸っぱくして言ってるのに、あくる日の朝、
「今日炊くお米がありません」と言われたときには、
さすがにプチっと来ちゃいました。
(ストックがあったので、実害はなかったのですが)


そして、お米と言えば…


このTさんも、Hさんと同様、
毎朝ロボットのようにご飯を炊く人でした…


この国の人ってみんなそうなの~!?!
(サンプル数3人のうち2人がそうですから…)


なので、毎朝、出勤したらすぐに、


1.その日につくるべき食事の量を私に確認
(外食の予定があるときもあるので)
2.冷凍庫のご飯ストックを確認
3.ご飯を炊くべきかどうかを私に確認


という手順を、紙に書いて確認。


さらに。


毎朝、その日につくる予定のメニューを
私に伝えてもらい、私の方から、あらかじめ、
味付けや分量の留意点を伝えればいいんじゃん!


ということで、


4.その日のメニューを私に伝える


のも上記3点に付け加えました。


ちなみに、お料理とは関係ないですが、


5.洗濯が必要かどうか確認


というのもあります。


うちは夫婦二人だし、今のアパートは、
タオルとリネンの交換がついているところなので、
毎日洗濯するほど量がないので。


紙に書いて確認、と言いましたが、
まず私が英語で書いて、口頭でも説明したことを
彼女自身が現地語で書くという念の入れよう。


あれから2週間…。


毎朝、自発的に5点確認するのを待っているのですが、
聞いてきたのは最初の2日だけ。


その後は「あと10分で出かけます」とか、
こちらから声をかけないと、聞いてきません…!!!


どうして聞かないの?と言うと、
「忘れてました…」って。


こんなに毎日言われてるのに、忘れるかなあ?


忘れるといえば、とある日。


毎日、フルーツを切ってもらっているのですが、
「今日は何を切りましょうか?」と聞かれたので、
パパイヤとマンゴーのカットをお願いしました。


パパイヤとマンゴーですね、と実物を見せるTさん。


半分だけ切ってもらおうと思っていたのですが、
小ぶりだったので、丸ごと切っちゃおうということに。


ところが…
どちらも切られていませんでした。


あそこまでのやり取りがあったのに、切り忘れちゃう??
どんだけ忘れっぽいの!?!


どれも些細なことなのかもしれません。


いい人なんだというのもわからなくはない。
でも、なんていうか、打っても響かない。


前任のHさんは、何を言っても無表情なので、
聞いてるのか聞いてないのか、イマイチよくわからず。


今のTさんは、私が何か言おうとすると、
すぐに焦ってアワアワしてしまうので、たぶん、
私の話をちゃんと聞けてません(苦笑)


前任のHさんよりは、多少マシのような気がしますが、
学んでいる、改善している感じが見られないんです。


経験20年超、スーパーメイドさんやHさんよりも
高いお給料(1.3倍)を払っていることを考えると、
コスパ的にもかなり不満です…。


期待値が高すぎると言われればそうなのかもですが…


実は、もうすぐ帰国される方のところに、
すご~くいいメイドさんがいて、紹介して頂いたのですが、
(そのお宅では「最強メイドさん」と呼ばれてるそうです)
その方は、お料理の経験が少ないそう。


でも、今、真剣にスイッチを考えています!!!


私が里帰りする間の夫の食事も心配だし、
ベビを連れて帰ってきてからの生活のこともあるし、
それまでに何とか体制を整備しておきたい!
というのもあるので、かなり迷ってはいるのですが…。


全くお料理ができないわけではないみたいだし、
ご本人もお料理を習いたいという気持ちもあるみたいだし。
なんていうか、直観的によかったんです。


Hさん、Tさんには感じませんでしたが、
スーパーメイドさんの時も、同じものを感じたんですよね。
ここは一つ、自分の直観を信じるべきなのかな~。


こうして色々と書いてみると、
スイッチがかなり現実味を帯びてきてる気がします。


こんなつまんない話に、
最後までお付き合いくださってありがとうございました。


長々と書いてしまいましたが、
おかげで、頭と気持ちのいい整理になったのと、
ちょっと発散できました~。