ローカル鍼での恐怖体験 Part-1 | 冷静と情緒不安定のあいだ

冷静と情緒不安定のあいだ

2013年生まれの男の子のママ。40歳、フィリピン・マニラで二人目治療はじめました。


IUIの前日、鍼灸に行ってきました。


これが、想像を超えた恐怖体験だったのです…。


最初に問診をしたのですが、
どこが痛いの?何の病気なの?と聞かれたので、


I want to get pregnant.


と言ったら、通じませんでした。笑


仕方ないので、


I want to have a baby.


と言い直したら、期せずしてすごくウケてしまい、
(単純でストレートな方がいいと思っただけなのに)
おかげで、一気に場が和みました。


先生は、中国系の方です。


片言の英語、幼稚園レベルの現地語、漢字の筆談での
コミュニケーション。


月経周期などを聞かれた後、脈と舌を診て、
腰を触り前屈させられました。その後、腰痛はないか、
冷たいものをよく飲むか、といった質問もされて。


質問の意図を聞きたいのですが、ことばが通じず断念…。


問診の結果、鍼灸と漢方を飲むようにと言われました。


そして、施術=恐怖体験のスタート。


こちらにどうぞ、と言われた先には、
私の想像を超えた光景が。


部屋にはベッドが4つ並んでいて、
仕切りとかなーんもないので、他の患者さんも丸見え。
プライバシーなんてありません。


まずビックリしたのが、鍼を服の上から刺してました。
ひえー!


そして、先生の鍼の刺し方が、そりゃあもうワイルド。


日本だと、というかアメリカでも、
ツボを取って、鍼をうつ手にもう片方の手を添えて、
”トントンッ”と鍼をおいていきますよね。


その先生はね、片手でうつんですよー。
ええええー!って隣のベッドの人に鍼をさす先生を見て、
こわくなりました。


でね、鍼の先にもぐさを載せてるんですけど、
これがまたすごい煙なんですよ。モクモク、という表現が
ぴったり。


灰が落ちて、服、燃えちゃったりしないの?


って心配になりました。いちおう、灰が落ちても
大丈夫なように、下にシートが敷かれてるんですけど。


そして、ついに!いよいよ!私の番。


思いっきり顔が引きつってたんでしょうね。
リラ~ックス~♪とか言われたけど、無理ですよ…。


そんな私にはおかまいなしに、
がんがん鍼をうっていく先生。ツボの位置としては、
オーソドックスなものが多かったけれど…


すんごくビックリしたのは、


鼻の下(唇の上の割れ目)に鍼をうたれたこと。


もうねー、怖くて涙が出ちゃいそうでしたよ。
っていうか、実際、出てたかも…。


でも、思ったよりは痛くなかったです。


お腹だけは、服の上からではなく肌に直接うちました。
繰り返しますが、NOプライバシーなので、皆さんの前で
お腹丸出しです。笑


長くなってきたので、二回に分けますね。


最後まで読んでくださってありがとうございます。