揺れる思い | 冷静と情緒不安定のあいだ

冷静と情緒不安定のあいだ

2013年生まれの男の子のママ。40歳、フィリピン・マニラで二人目治療はじめました。


最近、思っていることを書いてみようと思います。


年末に一連の不妊スクリーニング検査を受けたところ、


1.FSHが実年齢と比して高いこと(AMHは年齢相応)
2.卵管閉塞(左)と狭窄(右)が判明しました。


という二つの不妊要因が判明しました。


ただ、私たち夫婦は、つい最近までの2年間、
日本とアメリカで遠距離恋愛/別居婚をしていたので、
いわゆる夫婦生活というものがありませんでした。


不妊というより、未妊の方が近いのかなと思います。


今回、FT法の手術を受けたことで、卵管の問題は解決。
私も彼の海外赴任に合流したので、1.の課題は未解決ですが、
いちおう自然妊娠を目指せる状況になりました。


FT法の治療効果は、おそらく期間限定で、術後の半年間が、
もっとも妊娠する可能性が高いゴールデン期間といわれています。


しかーし。


漢方の先生は、3ヶ月は妊娠すべきでない、とおっしゃる。


術後すぐのタイミングは、別の理由もあり、既に見送ったので、
待つのは今周期と来周期の2周期。


先生が待つべきと主張される理由は、


・先々周期に服用したピルの影響が消えるまで3ヶ月はかかる
・まだ身体がベビを授かれるほど整っていない
・仮に妊娠できたとしても、妊娠を継続できなくては意味がない
・妊娠継続ができなかった場合、また妊娠できる身体になるまでには
時間がかかってしまう


つまり、無駄な鉄砲を撃たず確実にいきましょうよ、
ってことなんですけど。


先生のおっしゃることは、最もだと思うんですよね。


ピルの影響も心配だし(薬嫌いなので、やや過剰反応かも…)
経血やオリモノもそんなにいい状態ではないと思います。


リセット中の今も、経血の色が何かいつもと違うんですよ。
量も気持ち少なめだし。手術のせいなのか、ピルのせいなのか。


その一方で。


世の中の女性には、
特別な努力をしないで妊娠、出産されている方もたくさんいるし、
お薬で誘発されても元気な赤ちゃんを産んでらっしゃる方もいる。


先生がおっしゃるようなベストに近い状況ではないにしても、
そんなに体調が悪いわけでもないし、自然の成り行きに任せても
いいんじゃないかな~、と。


2ヶ月待ったからって授かれるという保証はないし、
仮に、2ヶ月待たずに授かれて、妊娠継続できなかったとしたら、
これまで受けた検査の範囲で判明した問題は解決したわけだから、
それは、やっぱりその受精卵の生命力なんじゃないかな、とか。


検査を受けて自分の身体の状況を知ることができたことは、
結果的にはよかったと思っているのですが、ひょっとしたら、
知らない方がよかったのかも、って思うこともあったり。


そしてそして。


何よりもよろしくないと思っているのが、
タマ夫君とのすれ違い。


出張が多いし(今週もずっと不在)、
仕事が忙しくて休日出勤もあったりという物理的な
すれ違いだけよりも、気持ちのすれ違いが多い気が…。


しかも、私は今、お仕事をしていないので、
時間が有り余っていて、それはそれでありがたいけど、
このままでいいのかな~、と焦る気持ちもあり。


自分で決めたこととはいえ、キャリアを中断してきて、
結局、ベビちゃんにも恵まれず、仕事復帰できなかったら
どうしよう~、って不安になり。


やっぱり仕事探そうかな~、と思いつつも、
色々な制約があって、そんなに簡単なことではなくて。


小さな日本人コミュニティで、
ほとんどの駐在員の奥さま方にはお子さんもいらして、
話せる相手はタマ夫君しかいないのに、
その彼とすら、ちゃんと話ができないもどかしさ…。


彼はいつも疲れていて、仕事のストレスがあり、
私は私で将来への不安があり。


気持ちをぶつけたい私と、
今はそれを受け止める余裕のない彼。


で、しょっちゅう衝突…。


一人でいるときよりも、
二人でいて、なんだかわかり合えている感がない方が
寂しさが助長される気がします。


こんなことならついてこなければよかった、
とか、一人の方がずっとずっと気楽だった、とかって、
思ってしまったことが何度もあります。


ここんとこなんて、日に一回はそう思っちゃってるかな。


そんな状況なので、
ふーふ生活どころではないんですよねー。


実のところ、二人の関係が一番の課題です。


そんなこんなしているうちに、
2周期なんてすぐに過ぎ去ってしまうかもな~。
それも悪くないかも?


いくつになっても、どこに行っても、悩みは尽きないです。


すみません、何だかぐだぐだになってしまいました。


冷静と情緒不安定の間の、かなり情緒不安定寄りなのですが、
こうしてブログを書くことで、ちょっと冷静になれる気がします。


最後まで読んでくださって、ありがとうございました。