FT(卵管鏡下卵管形成術) <前編>のつづきです。
手術室からリカバリールームへはベッドで移動しました。
お部屋に戻ってから、だんだん意識がはっきりしてきて、
なんだか残念な?気持ちになりました。
うろ覚えですが、体温や血圧を測ったりしたかな~。
あと、貧血を調べるための採血もしたような…
(時間が経過して、記憶がどんどん曖昧になっている…)
看護士さんが様子をうかがいに来て下さったとき、
「トイレに行きたい」と言ったところ、麻酔が覚めてから
間もないということで、身体を起こすのを助けてもらい、
トイレにも付き添っていただきました。
術後、なぜか足だけがすごく冷えていたので、
それを伝えると、電気毛布を持って来てくださいました。
至れり尽くせり。
トイレに行く前だったか、後だったかに、
軽食ということで、ユーハイムのバームクーヘンとお水を
頂きました。
バームクーヘン大好き!だし、前の晩から絶食だったので、
さっそく食べてみたら…
食欲があまりない!
ということに、食べ始めてから気がつくという…。
あと、ノドの違和感で、食べものも飲み込みにくい。
様子を見に来てくださった看護士さんが、
一口だけかじって残されたままのバームクーヘンを見て、
「バームクーヘンお嫌いでしたか?」
首をぶんぶん振りながら、「食べたいけど、食欲もないし、
ノドもなんだか変なんです」と伝えると、すぐにDr.コール。
手術中、呼吸を止めるためにノドにフタをするような器具を
入れたんだそうですが、その器具が私には大きすぎたらしく、
ノドにあたってしまったとのが原因とのこと。
実は私は、口が小さいので、器具を入れるのも大変だったとか。
口が小さいと言えば、昔、親知らずを抜いたときに、
やはり口が小さくて治療がしづらく、思いっきり引っ張ったら、
唇の端が切れたということがあったなあ…
何もかもがこぢんまりとできている私のことを
中高が一緒だった友人は「ミニチュア」と表していたっけ。
実際に、その器具を見せてくださったのですが、
確かに、私の口にもノドにも大きそうに見えました…。
傷がついているわけではなく、数日でなくなるそう。
確かに、胃カメラ後のノドの違和感も数日で消えるもんね。
そうこうしているうちに、麻酔もしっかり覚めて、
Dr.の診察を受けてから退院ということになりました。
着替えたら、診察室の前でお待ちください、
と言われたので、診察室の前で待っていたら…
いきなり内診室に呼ばれました!
えー、術後すぐなのに内診するの~?と、
心の準備ができておらず。
っていうか、今、服を着替えたばっかりなのに、
内診するなら、手術着のまんまがよかったよ…
と単にものぐさな私。
内診の結果、特に異常なし。
Dr.とのお話では、左の卵管閉塞はちゃんと開通、
右も狭窄気味だったので、通しておきましたとの説明。
卵管の入口の写真を頂きました。
3月に受けた子宮鏡検査のときの写真と比べると、
左の卵管入口も、とーってもきれいになっていました。
当日の夜はシャワーもやめて、
1週間くらいは入浴も避けてくださいとの注意。
ふーふ生活については、何も言われませんでした。
ということで、無事退院と相成りました!
FT法の手術は、保険適用なのですが、
私は健康保険組合に事前申請をしなかったので、
当日は全額支払いました。(カード払い)
還付については、健康保険組合に問合せしてくださいとのこと。
手続きには、ただ領収書を提出するだけでいいのか、
健康保険組合とクリニックの間での照会がどんな風になされるのか、
といったことを聞きたかったのですが、質問しても、
健康保険組合に聞いて下さい、
の一点張りで、ちょっと不親切だなあ、と思いました。
海外に住んでいることもあり、
領収書以外に必要な書類をクリニックから取り寄せてくれ、
とか言われたら面倒だなあ、と思って質問したんですよね~。
クリニックで提供される医療サービスには満足してますが、
この受付と事務(メール)の方の対応は、時々ちょっぴり不満…。
帰りの新幹線の時間まではまだ時間もあったし、
私は食欲がなく、お迎えに来た母も昼食を済ませていたし、
身体はまだだるかったけど、ボールペンを買いたかったので、
(文房具は日本製が一番ですよ~!)
丸善の文房具フロアにあるカフェで紅茶をいただきました。
別に普通の紅茶でしたが、手術を終えた開放感もあり、
とーっても美味しく感じました。
このカフェはハヤシライスが有名で、
召し上がっている方がたくさんいらっしゃいました。
食欲さえあれば…と悔やまれます。
手術当日は、結局、食欲は戻らず、
身体もずーっとだるかったです。
父と野球観戦に行く予定にしていたのですが、
雨天中止になったのでよかったものの、今思えば、
無謀以外の何ものでもなかった…。
週が明けた月曜日、術後の経過観察のために、
再びクリニックへ。
通常は、術後10日~2週間後に受診のようですが、
私は海外在住で、すぐ居住国に戻る予定だったので、
術後3日での受診でした。
内診の後、Dr.とのお話。
出血もほとんど止まっており、異常なしとのことでした。
排卵間近だったので、卵胞チェックもしていただいたのですが…
D13で、27×18mmの楕円形…
素人ながら、この卵胞ちゃんはイマイチなんじゃと思ったくらい。
クリニックの後、漢方の先生のところにも伺ったのですが、
ピルで排卵してないはずだから、もしかしたら残留卵胞かもね~、
と言われました。
手術当日は、当然ながら出血があったのですが、
その後も数日は、4~5日は茶オリが続いたかな~。
痛みとかは、特になかったです。
こんな大したことない記事なのに、
筆が遅くて書くのに時間がかかってしまいました…。
ちょこっとでも、どなたかの参考になればいいな~(願望)
最後までお付き合いくださって、ありがとうございました!