ポーランド軍の現用制式自動拳銃、PR-15 Ragun | ジャック天野のガンダイジェスト

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スモールアームズ(小火器)に関するエッセイです。同じアメブロで書いていたブログを継続して、不定期で更新して行きます。

ポーランドの自動拳銃と言えば、ラドム兵器廠のラドムwz1935が有名ですが、そのラドム兵器廠の後身であるFB(ファブリカ・ブローニ)ラドムはポーランド軍の現用制式自動拳銃を製造しています。それがPR-15 Ragunで、2019年から配備が始まっています。SIG Sauer P226に似たショートリコイル式の自動拳銃で、ダブルアクションおよびシングルアクションの作動方式を持っています。使用弾薬は9mmパラベラムで、ダブルコラムマガジンに15発を装填できます。フレームはアルミ合金で、スライドなどはスチールで、現代的なポリマーオートと一線を画しています。

最近登場したばかりなので、映画での出演はありませんが、ビデオゲームなどには登場しているようです。現代的なポリマーオートに飽きたファンにはうれしいオールメタルオートかも知れませんね。