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☆まけうまブログ★

徒然なるままに日暮らしスマホに向かひて心に浮かぶよしなしごとを競べ馬の有様とともに書きつらねる自己満ブログ。
前半はよしなしごと、後半はレース回顧。
競馬道は一にも二にも検証の積み重ね。怠ればハズレ馬券が山と成す。

ブログネタ:ときめいてる? 参加中

我らが常磐線の各駅停車はそのまま地下鉄千代田線に直通してゆく。

ちょいと風の冷えた夕暮れ、手ぬぐい一つぶら下げて、千代田線に乗って根津へ。

湯島側の出口を地上に出て信号を渡ると、真っ正面に激渋い裏道がまっすぐに伸びている。
200mほど歩くと、左角にエネオスのスタンドがあるT字路。
それを右に折れて、一応センターラインはあるけど、歩道のない裏通りを進んでゆく。

[上野精養軒↑800m]

電柱に看板が見えてくる。
この道を真っすぐに行けば上野に降りてゆくわけだ。

そこに至るずっと手前、左側に潰れた交番みたいな建物が見えてくる。
その場所から左手の一帯に広大な上野動物園の敷地が広がっていて、ちょうど裏門のようになっている。
そのハス向かいに、飲料系の自動販売機があって、横にとんでもなく細くさりげない裏道が奥に延びている。

路地を入って右を見ると、The江戸といった感じのとてつもない風情を漂わせた銭湯が暖簾を出している。

[六竜鉱泉]

文字通り、ここのお湯は温泉なのだ。

前回来たのはつい最近だが、入るのはかなり久しぶりだと思う。

じゃあ前回せっかく来たのになぜ入らなかったのかって?

定休日だったからに決まってんだろ(-_-;)


入口の下駄箱からすでに男女が分かれている。
ちょうど和風な居酒屋によくあるような木板の鍵だが、醸し出している年期は、そこらの新参者の下駄箱とは格が違う。

番台には若旦那が座っていた。
入浴料450円。
自分は手ぬぐいだけぶら下げてやって来たが、いちげんさんをはねつけそうな門構えにも関わらず、ここはいちげんさん用に[手ぶらセット]なるものを120円で販売している。
内訳はハンドタオルと使い切りのシャンプー、ボディーソープのセット。
だから、上野界隈に出かけたついでにぷらっと立ち寄っても問題ない。
とはいいつつ、問題ないのは、化粧や髪型にこだわらない男だけかもしれないが。

手ぬぐい持参の自分は、花王石鹸のミニサイズを20円で買って済ませることにした。
ちなみ夏のブログでも書いたように、六郷土手駅前の六郷温泉でもこれを買った。
瓶牛乳と並んで、日本の風呂屋の王道をゆく商品といっていいだろう。

脱衣所のロッカーには、腕や脚に嵌められるゴムのついた鍵がちゃんと装備されている。
ロッカーは全部塞がる光景が想像できないほど大量にあるので心配ない。

風呂場の入口でケロリンの文字が入っていない無地の黄色い桶と、椅子を持って洗い場へ。
シャワーは、ホースが伸びるタイプと壁に据え付けの2種類が交互に並んでいる。

客は7~8人といった所だろうか。
ほぼ全員が、地元オーラ全開の爺ちゃんたちだ。
オッサンという年代の人すらいなかった。

浴槽には一人くらいしか入っていない。
入ってみれば理由はすぐにわかるはずだ。

浴槽には、東京の温泉特有の灰色がかった黒湯がたっぷりと湧いている。
ちなみに、ここと並ぶ東京の宝、六郷温泉もほとんど同じような色合い。

そして入った瞬間…
ンぐぐぐむ~!的なうめきを放って棒立ちになる。
とんでもなく熱い。
浴槽の両側に蛇口があって、それで埋めっ放しにしてどうにか普通に入っていられるほどの熱さだ。

しかし、先客がいたり、後から誰か来たら、蛇口を空ける訳にはいかない。

第一、爺ちゃんたちは、ほとんど痩せ我慢としか思えないほど顔をしかめつつ、そのまま源泉に浸かっているのだ。

こち亀で両津勘吉が言ってるように、江戸っ子は熱い風呂が好きらしい。
熱いのにザバッと浸かって、くぅ~と唸って、サッと出る。

東京ではあっても江戸ではない六郷温泉と違って、ここ六竜鉱泉は、風呂の温度も完全に江戸っ子仕様になっているのだ。

外様がここの風呂に浸かるポイントとしては…

①我慢して浸かり続ける
②ザブンと入って、速攻出る…を繰り返す
③人のいない隙を見計らって、蛇口の水でひたすら埋めながら入る。

自分としては③をオススメする。
我慢して入ってると、軽く火傷したとしか思えないほど膚が赤くなったりするからだ。

第一、どれだけ水を足してもすぐに熱くなるから、それくらいでちょうどいい。

③でも3分も入っていられない感じだが、さすがに本物の温泉だけあって、温まり方が芯まで来るから、ここの場合はその位でいいような気もする。

そんな訳で15分ほどで脱衣所に脱出して来た。
建物は銭湯風情この上ないほど年期が入っているが、床の木板はワックスをかけて、気持ちいいほどピカピカに磨き上げられている。

壁には温泉を掘り出した頃のものと思われる効能書きがデカデカと張り出されていて、古めかしい書体がここの歴史そのものという感じだ。

その下に牛乳や飲み物の入った冷蔵庫がある。

六竜鉱泉の存在を知ったのは、十数年前に日暮里と千駄木の間にある、ポエムナード 谷中銀座商店街の本屋で、タウン誌の[谷中・根津・千駄木](⇒略して[谷根千]と呼ぶ⇒ちなみに発行人は森まゆみ氏)を買った時に、紹介されていたのだった。

上野の裏に温泉が湧いているのか!

びっくりしたと同時に…

[執念で掘ったら本当に出て来た]

みたいな大将の話が出ていて、すげぇなと☆

これは行ってみるしかない、と即座に思ったのだが…

入った瞬間、あまりの熱さに、その場で硬直してしまい、半端な気合いで入ったら悶絶してしまう★

そんな訳で、何となく足が遠のいていたのだが…
冷えてくると、何となくあの激熱のお湯に浸かりたくなるもので、久しぶりに千代田線に乗ってぷらっとやって来てしまった感じ。

番台の若旦那に会釈して、外に出ると、冷えた風が心地よい。

死ぬ気で3回浸かったので、体が芯の方まで温まっている。

上野の森に煙草をくゆらせながら、元来た道を辿る。

たまには、こんな宵の口も悪くない。




今回は2歳牝馬戦線の回顧をやる予定で準備してたんだけど…
あっという間に大障害当日にして、有馬記念の前日。

有馬と大障害の馬券は、後楽園の場外で前売りを買って来てしまった。
当日の状態も見ないで馬券を買うのはポリシーに反するのだが、師走のくそ忙しさの最中では仕方がない。

有馬記念というのは独特のレースだよなぁ。
普段競馬やらなくても、有馬だけは買ってしまうという人も結構いる。
自分も好きなレースだけどね☆

しかし、日本一人気のあるこのレースの舞台、中山2500というのは、相当イカレたコースで、とてもチャンピオンシップを開催するような舞台ではない。

スタートしてすぐカーブ、コーナー6回。
朝日杯と2週続けて、外枠圧倒的不利。

1周目にスタンド前通過で掛かる馬も続出。
さらに急坂が2回。

ガチな東京2400ではマイラーは用無しだけど、融通性の高いマイラーは中山2500なら来れてしまう。
ダイユウサク、グラスワンダー、タイキブリザード辺りがいい例だろう。

こういうコースだけに、秋の目標を最初から有馬に設定する陣営はあまり聞いたことがない。

王道をゆく馬は、天皇賞、JCを戦い抜いて、その余勢で参戦してくることになる。
要は、有馬まで余力を残しているか、出がらしかが、結果に大きく左右する。

人気も賞金も高いこのレースが、どうして秋の最大目標にされないのか?

簡単に言えば…

[有馬記念を勝っても、種牡馬価値はほとんど上がらないから]

そんな馬鹿な?と思う人もいるだろうけど…

ダイユウサク、メジロパーマー、シルクジャスティス、マツリダゴッホなどの種牡馬としての評価を見れば一目瞭然だろう。

東京2400を勝った馬は、総合力に優れた馬として評価されるが、中山2500の価値というのはその程度でしかないということだろう。

有馬記念勝ちは、他のGⅠ勝ちとセットで初めて箔がつく…そういう形でしか評価されないのだ。

こういう舞台だから、出がらしも、上がり馬もみな、[あわよくば]と考えて2億を狙いに来ている。
ガチのようで微妙にガチじゃない…だからお祭り。
これが天皇賞やJCとの最大の違い。

しかもグランプリだから、盛りを過ぎた馬はいても、弱い馬は最初から出て来ない。

そういう様々な要素が複合的に絡み合うことで、とてつもないドラマを生み出す。
だからこそ、有馬記念は圧倒的に面白い。


いつも通りブログで予想はしないけど、馬券はもう買った。

弱い馬はいない。
とりあえず、どいつにもチャンスは転がっているメンバーなのが有馬の特殊性。

なので、今回はメンディザバルを脱臼させた化け物レベルのハミの圧力に賭けてみることにした。
何をしでかすかわからないこの鞍上も、この馬にはなかなか魅力だしね。

ゴールドシップともども、菊から直行のローテ。
これに好感を持つ人もいるが、自分はその点だけが微妙に感じる部分。

菊花賞が11月から10月に日程変更になったことで、このローテだと2ヶ月の休み明けということになってしまうからだ。
それだけに以前よりも、調整が難しくなっている。

本当は当日の気配を見ないと判断が難しいんだけど…
メンディザバルがまともだったら、菊花賞もどう転んだかわからないし、化け物になってしまう前に、先物買い。

魅力あるのはエイシンフラッシュ。
1ハロンだけスパッと切れる脚質、この馬は本質的に中山向きのはずだ。
イメージは薄れてるだろうけど、中山では重賞勝ちに、有馬2着、皐月3着。
この枠もいいね。
問題は出がらしかどうかに尽きると思う。

中距離以上のGⅠでは、GⅠの厳しい流れを経験していない馬は割引。
せいぜい3着までしか来れないのは、歴史が物語っている。
該当馬はオーシャンブルーとルルーシュ。

ローズキングダムはもう終わったんだろうか?
今年の漢字は[金]であったが★w

アーネストリーは先行力が蘇ればまだ侮れないが…

ネヴァブションは得意の中山だが、参加賞といった所かな。
早田牧場の生産馬がまだGⅠに出てくることに驚愕。

トレイルブレイザーに中山のイメージはないが、距離は合う。
遠征時は一頓挫あったし、小回りにもちゃんと対応していた。
これは人気なさすぎなような。

ルーラーシップは結局の所スタートが全て。


ダークシャドウには本質的に距離が長そう。
中山がダメな訳ではない気はするが…

トゥザグローリー、また3着ならあるかもな★

フェイバリットホース、オウケンブルースリ。
きみを見てると、ズタボロになっても走ってたメジロアルダンを思い出すよ。
無事に回って来てくれたらいうことない。
復活したら号泣するかも。

人気のゴールドシップ。
この脚質だし、7枠ならどうにかなるだろう。
戦績、レースぶり、何もケチをつける所はない。
ダービーでも同じことを書いた。
自分的には、それが気になるだけだ★w

ビートブラックは型に嵌めれば見限れない。
東京よりは今回の方が条件もいい。
ただ重は激下手らしい。

中山巧者ナカヤマナイト。
それほど強いと思えないんだが…
この枠も辛いよね。


という感じで、とりあえず全頭取り上げてみましたが。


中山の正門を入った左手には、有馬記念全馬の優勝プレートが嵌め込まれていて、次に名前を刻むのは誰なんだろうな、と考えて、眺めていてわくわくしてくる。

やっぱり競馬好きにとって、なんだかんだで有馬は特別なレースなんだよね。


そんな競馬界最大の[祭典]にときめきつつ、師走に忙殺されて、気付いたら発走時間が過ぎて唖然としてそうだな★