『引退ブログ Vol.7 副将 #14 金井真』(苫小牧東高等学校出身) | 早稲田アイスホッケー BLOG

『引退ブログ Vol.7 副将 #14 金井真』(苫小牧東高等学校出身)

ブログをご覧の皆様こんにちは!
本年度、副将を務めた金井真です。

ついこの間入学したかと思えば、もう卒業ブログを書かなければならないのかと、時の流れの早さに驚いています。

思い返せば、私のアイスホッケー人生は「人」に本当に恵まれていました。
という事で、多くの人に感謝を伝える卒業ブログを書こうと思います。
私は、16年前に栃木県の宇都宮で知り合いに誘われ、兄(令和4年度卒金井和)と共に、アイスホッケーを始めました。思い返せば、幼少期から常に自分の先を走っていた兄が身近にいたことは、私のホッケー人生においてとても大きかったと思います。和ありがとう。

小学生の時には、当時のコーチの方々が本当にやさしい方たちで、アイスホッケーの楽しさ、チームメイトと力を合わせ勝利を勝ち取ることの楽しさを学ぶことが出来ました。本当にありがとうございます。
小学6年生の時に、アイスホッケーを本気でやることを決め、地元の強豪である日光東中学校に進学することを決めました。思えば、これが私のアイスホッケー人生の最初の分岐点だったのかもしれません。

中学に上がり、上手な先輩方に驚かされ憧れを抱くと同時に、とてもとても厳しい陸上トレーニングで心がバキバキに折られました。また、怪我にも苦しみ、正直アイスホッケーが嫌いになった瞬間もありました。ですが、今でも仲の良い最高の同期たちと共に、励まし、笑い合いながらなんとか乗り越えることが出来ました。ありがとう。(これからもよろしく)
また、恩師である山中さんの熱い指導のおかげでアイスホッケーの技術も人間としての心の強さも身に着けることができると同時に本気でアイスホッケーに取り組むことの面白さも学ぶことが出来ました。本当にありがとうございます。
また、3年次には弟とも一緒にプレーすることが出来て本当に楽しかったです。ありがとう。

高校は勉学とアイスホッケーを両立したいと考え、地元を出て北海道の苫小牧東高等学校に進学することを選択しました。この選択により、勉学に長けた友人に囲まれ、自身の人生の基盤が形成されたと思っています。過去に戻って当時の自分を褒めてあげたいです。
部活動の方でも、学校にスケートリンクがあるとても良い環境下で、向上心の高い同期たちに囲まれ、恩師の田中先生の指導の元アイスホッケーに打ち込めたあの時間はとても幸せでした。本当にありがとうございます。

そんな高校生活を過ごす中で、当時の自分は大学でアイスホッケーを続けるか、勉学に専念するかどうか迷っていました。ですが、アイスホッケー人生の最後に兄ともう一度プレーしたいと思い、大学でもアイスホッケーを続けることを決めました。そこから多くのサポートを受け、憧れでもあり、兄が所属していた早稲田大学に進学することが出来ました。本当にありがとうございます。

大学での1年目は、コロナウイルスの影響を受け、公式戦を1試合もすることなく終了してしまい。不完全燃焼なシーズンでした。当時の先輩方とプレー出来なかったのはとても残念だったことを覚えています。

大学2年目のシーズンは、コロナも落ち着き、公式戦や憧れであった早慶戦など、たくさん新しい経験をすることが出来ました。ですが同時に大学アイスホッケーのレベルの高さから思うようなプレーが出来ず、葛藤したシーズンでもありました。ですが、先輩方や同期、後輩に支えられ、コロナの事も相まって人の温かさを知ったシーズンでもありました。

大学3年目のシーズンは当時の4年生が少ないこともあり、主力として活動するシーズンでした。その中で早稲田大学で主力でプレーすることのプレッシャーの大きさを感じ、歴代の先輩方の偉大さを感じると共に、自身の力の無さを思い知ったシーズンでもありました。また、兄を含めた4人の大好きな4年生とプレーできる最後のシーズンという事もあり、強い思いをもって臨んだシーズンでもありました。望んでいたような結果は得られなかったものの、4人の4年生には、何事(遊ぶことも含む)にも全力で取り組み、努力する姿勢の大切さを背中で教えてくれました。本当にありがとうございます。

大学4年目のシーズンは最高学年となり、副将を務め、今まで以上に責任がある中で活動する年となりました。当初は下級生をまとめられるかどうか不安な部分もありましたが、主将の鎌田や学年リーダーである千葉♡をはじめとする優秀な同期と、素直で可愛い後輩たちのおかげで何とかチームをまとめることができました。しかし、春リーグ、夏の大会、秋リーグ、インカレと一つもタイトルを取ることなく終了してしまいました。ですが、秋リーグでは東洋大学に勝利、インカレでは明治大学に善戦するなど努力が少しは結果として出てくれたので悔いのないシーズンとなりました。チームメイトの皆ありがとう。

大学での4年間を思い返すとホッケーの思い出ももちろん多いのですが、それ以上にホッケー部の皆と過ごしたかけがえのない楽しい思い出が多かったように感じます。本当に悔いのない、「人」に恵まれたアイスホッケー人生でした。

最後にメッセージを残してブログを締めくくりたいと思います。
後輩たちへ
正直言いたいことは口頭で伝えたので手短にいきたいと思います。
まずはこんな副将についてきてくれてありがとう。
後輩たちからはよく「4年生が抜けたらやばい」というのを聞いていましたが僕はそうは思いません。今シーズンも後輩たちに助けられてばかりのシーズンでしたし、君たちは自分が思っている以上に実力も人間性も伴っている本当に優秀な人たちばかりだと思います。なので、自分たちを信じて、来年こそは新4年生を中心にタイトルを取れるように頑張ってください。僕も出来る限り応援に行くのでその時は、勝ってまた祝勝会しましょう🍺期待しています。

同期へ
本当に個性的な人ばかりであまり集団行動が得意ではない学年でした(笑)が、お互いが思っている事を伝えられてぶつかり合え、辛い時には支え合える環境が僕にとってはとても居心地がよく、楽しい4年間を過ごすことが出来ました。卒業後は本当にバラバラの進路に進むことになるけど、たまには芽室か八戸で飲み会しましょう。本当にありがとう。



両親へ
幼少期から今まで育ててくれてそしてアイスホッケーを続けさせてくれてありがとうございます。中学で日光に行くことを決断した時も、高校で北海道に行くことを選択した時も二人とも「真が選んだ道なら」と快諾してくれたおかげで悔いのないアイスホッケー人生を歩むことが出来ました。また、アイスホッケーという金銭面でも送り迎えなどの労力でも大きな負担がかかる競技をしていたのに、二人とも嫌な顔一つせずサポートしてくれてありがとう。
母は子供が4人いる中で、家事をして送り迎えをしてと普通ならば苛立ちが出てもおかしくない状況で、いつも穏やかで優しくしてくれたことが僕にとって大きな精神的支えとなっていました。本当にありがとう。
父は、仕事が忙しく大変な中、家に帰っても仕事の愚痴一つこぼさずいつも笑顔でいてくれました。小さい時はわからなかったけど、今ならその凄さが少しはわかる気がします。そうした佇まいから漢としての生き方を教わった気がします。また、単身赴任中も毎週末送り迎えをしてくれたり、応援に来てくれてありがとう。
二人の子供で本当に良かったです。本当にありがとうございます。
これからは出来るだけ迷惑かけないように精一杯頑張ろうと思います。

早稲田で4年間過ごした経験や思い出を胸に次のステージでも活躍できるように頑張ります!
長くなりましたが、これにて卒業ブログを終えさせていただきます!
ありがとうございました!