当時の礎石がそのままに残っています
石は転用されやすいし、
田畑にする時には邪魔なので取り除かれてしまうので、
礎石って残りにくいのですが
ほぼ完全に残っていたという奇跡です。
残ってくれてありがとう
礎石のふぅ
【瓦を触りまくる】
恭仁宮出土物の実物展示があるという事で
見学に来ましたら、
なんと、触れても良いとの事で、
瓦フェチの飼い主は恐る恐るも触りまくる
恭仁宮の軒丸瓦
実はこれ、
奈良国立博物館に展示されていたものです。
それを、今、
手に持って、触れて、抱っこして
裏面までじっくり観察出来る嬉しさ
作った人の指あとがくっきり
奈良時代の人の指
須恵器も瓦も温かった。
外気温が冷たかったので
まるでカイロのように温かった
名前が刻印されている瓦も幾つかありました
これは「中臣」と読めます
これは
恭仁宮のあとに創建された国分寺の瓦です
触り放題、すごいこと
【ミニ瓦作り】
ミニ瓦作り体験に参加
山城国分寺の鬼瓦と恭仁宮の丸瓦を作る
【突然の鬼瓦出土】
ミニ瓦作りを楽しんでいる時、
課長さんが鬼瓦を手に戻って来て
今、散歩してたら見つけた!と。
「えー、今?」「鬼瓦やん」「運良すぎ」
周りにいたスタッフさん達が大興奮
千年前の鬼瓦
こんなのが普通に落ちてる恭仁宮跡は
すごいところですなぁ
ふぅちゃんも興味深々、
これ、食べれるん?
ここにあるから手に持って触われるけれど、
博物館に行ってしまったらガラス越しに。
今日は貴重な体験が出来ました
【マメ知識】
平城宮跡に復元されている大極殿は
恭仁宮の礎石から推定されて作られたもの。
実際の大きさが判断出来なかったのですが、
恭仁宮に大極殿の礎石が残っていたおかげで
平城宮跡の大極殿の大きさが推測出来たらしい
平城宮から恭仁宮へ遷都の時に
平城宮大極殿の材料を全部運んで移築したという記録が残っていますので、
大きさが同じはず、という推測。
恭仁宮跡に今も残っている角部分の礎石
当時のもの、そのまま、すごい
恭仁宮の素晴らしさを広めていきたいね
幻の都の美しい景色の中で野点のお茶
傘、ちょっと破れてるね
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