インドの交通事情は特殊です。
渋滞理由は車だけじゃなく、
これとか、二頭立ての結婚式用の馬車だったり、ダラっと寝てる犬もいるし。
その上運転が、凄いんだ!
バンガロールでもデリーでも
きゃーぎゃあっ!えー~、怖~い~?もつとゆっくり!急がなくていいからあ!と絶叫する私に、
キンコさん!前を見ないで!横向いて!目つぶって!もうwwwww後ろに座って!
インドで運転できれば、世界中どこでもOKさなんて、言うし。
デリーのお嬢様の運転も怖い♫です。
インドで女性が運転をするのも珍らしい。
だいたい自家用車のあるお宅は、運転手がいて、女性は後ろに座ってる。まあ、ご主人が運転する場合もありますが。
でもこのデリーのお嬢様は、、、。
大丈夫!私は10年間運転してるの!
携帯でも話しながら、スイ~スイ~と飛ばします。私は生きた心地がしませんが。
で、フライデーナイトフィーバー❗️
サルサパーティーです。
私は何でもokです。サルサは本場、キューバで経験済みだし^o^。
デリーのお嬢様は、サルサ教室に通ってるので、パーティーで実力を試したいわけです。
デリーに住む外国人が主催してるみたいです。来ているインド人は少数派ですが、どこから見ても素敵な人達。
お嬢様は平気でワインを飲むから、私は帰りの運転が心配で、…
50年前の私の時代の、私の青春を思い出しました。皆パーティー大好きだったし、どこの大学でも学生主催でパーケン売ってた。酔っ払い運転の助手席に座って、ご機嫌で次はどこ~!だったもの。
そうです。このパーティーも、60年代70年代の元気の良かった日本を、東京を思い出します。
上向き経済のインド、消費も労働もまだまだこれから使えると、世界中が狙って集まってきてるのでしよう。
何しろ美しいお嬢様と一緒にいるからいろんな男性が声をかけてきます。
私は、ネパール人?なんて聞かれます。
大きなショールを羽織った(素材は毛布だから)単に日に焼けた日本人のおばあさんなんて見たことがないのよ。
少なくとも、夜中のデリーの金曜日の夜に出没するなんて思えないよね。
ひとりとっても目立つインド人のおじさまがいました。カーリーヘアで、強烈な目をしています。
こっちに来るかな?と思ってたら、きました、かかりました。
テレビの仕事してて、大きな娘さん達と、再婚した相手に3歳のお嬢ちゃんなんて、完璧な自己紹介です。
そしてビール片手に酔っ払った私に、
どう!と得意顔で、
ハルキ ムラカミ、最近の読んだよ。
て言うの。
私、よせばいいのに…
えー⁈あたし大嫌い!読まないツ!外国人好きよねー。まあ、最初の2、3冊は読んだけどお。
言っちゃいました。村上春樹が聴いたら眉を顰めるようなひどい英語で。
彼は途端に興ざめた顔で、私にビールを買ってくれて、後ろ向いちやいました。
本心でなくでも、わあー!ステキ!ハルキね、と日本人なら言うべきですよね。
私は一言多くて、失敗することが多いんですが。性格は英語でも治らないわけで。
結局私たちは、夜中の2時のラストまで騒いで、お嬢様のワイン4☆5杯入りの
運転で帰りました。帰りは道が混んでなかったので、危険ではありませんでした。
それで翌日、酔いの醒めた頭で思い出したのです。あのカーリーヘアのインド人を。
彼は、ディスカバリーチャンネルかなんかの食べ歩き番組のリポーターでした。
東京のレストラン巡りかで出てたのを、見たことあったんです。
あの強烈な個性の顔、昨夜思い出していれば、ハルキのことで気を悪くさせることなかったんです。