7月19日。インド滞在3日目。
朝4時30分起床。
この宿の目の前を流れる、インドを代表する聖なる河<ガンガー>。
ガンガーというのは、ガンジス河のことを指します。
インドの人々の心の拠り所とも言える、偉大なる河。
生と死。両方が合間見える河。
今日は、そのガンガーでの人々の生活の様子を知るべく
早朝からボートに乗り込み河を下りました。
ガンガーの夜明け前、何とも神秘的な色に染められる空。
その雄大さがひしひしと伝わってくるようで。
昼間の騒々しさが嘘のように、静寂が辺りを包みます。
ガンガーの岸辺にはたくさんの沐浴場があって、1つ1つきちんと名前が付けられています。
朝早くから、たくさん人々がこれら沐浴場を訪れ、祈りを捧げ、体を清めています。
体を清めるというか、まぁ、ただのお風呂タイムと言いますか・・・笑
テレビでしか見たことが無かった沐浴の様子。
実際に目にするとやっぱり少し感激するものです。
1日の始まりをこのガンガーで迎えるわけですね。
髪を洗ったり、体を洗ったり、歯磨きをしたり、洗濯をしたり・・・
全てをガンガーの水で行うわけです。
体を清める水なのは分かるんだけど、だからこそ
もう少しこの聖なる河をキレイに保とうという意識は無いんだろうか( ̄_ ̄ i)
まあ、あるわけ無いんだろうけど・・・
岸辺には大量の生ゴミなどが浮いてるし、あまりにも汚いんですよね
そんなことは彼らには全く関係ないんだろうけど。。。
でも、体を清めてるんだか、逆に汚してるんだか分かんないよ、あれじゃあ(-"-;A
沐浴場の隣には火葬場もあるんです。
この聖なるガンガーに遺体を燃やした灰を流すために
インド中から遺体が集められるんだとか。
うちらがボートに乗って火葬場の前を通った時も、遺体が焼かれていたし、
奥には大量の薪に挟まれ、白い布でグルグルに巻かれた遺体も置かれていて。
そのすぐ横では人々がいつものように、洗濯したり歯を磨いたりしていて・・・
何とも不思議な光景です。
力強く生きるインドの人々の日常と、死を迎えた人達の最後が、本当に同じ場所にあるんだから。
そうこうしているうちに、真っ赤な朝日が昇り始めて。
ガンガーにその光が反射して、美しい朝焼け。
その朝焼けに照らし出された、ガンガー沿いの建物も美しく見えます。
インドに生きる人々の生活が垣間見えた、朝のひと時。
感慨深いものがありました。
何か、マジメな文章になっちゃったな。
たまにはいっか♪笑