取引先の1つはイタリアの会社。2年前も支払い待機期間を短くしてと言ってきた。経理担当ではない私と同僚は、会社の決まりだと説明したはず。そして、今回は金曜日の夜になると、2時間おきにそこの社長からメールが。ちょっとオカシイ…

 

どうしても月曜日までに支払ってほしい。支払いがない場合、ウチの会社の仕事はしないとある。そして、亡くなった同僚宛に「何とかしてよ」と、ぶっきらぼうに書いてある。あちらにキャッシュが無いのが想像できる。

 

こんな時は丁重かつ慎重に、正しい方法をつらぬく。「弊社の支払い専門チームへの連絡方法は…」と説明。そして追伸に、同僚は亡くなったと書いた。

 

すると直ぐに返信があったが、お悔やみ文の代わりに数種類の絵文字が並べてあった。あり得ない!ロンドンや東京の取引先は、丁寧でフォーマルな文章が綴られていたし、ベストを尽くした彼女に仕事メールで絵文字なんて。 

こんな感じ、、、ガーンえーんショボーン叫び !!

 

同じ日に、別の取引先が、密かにどのくらいのレートで支払いがあったか問い合わせが来た、と知らせてくれた。

 

(関係ないけど数年前に2度行って感動しなかったローマ)

 

それ以降、メールは無視。法務に報告して取引先リストから外してもらう準備をしながら、別の取引先に依頼開始。

 

ちなみに、このイタリア人、60歳は超えているので単にビジネス常識が無い人。部下がかわいそうだが、キャッシュがないのはあちらの問題。

 

支払いは再開され、今度は「また仕事を振って欲しい」と懇願メール。無視。キャッシュが無い会社に頼めないし、メールを読む時間もありません。自分で何度も墓穴を掘る社長って…。