今ではカリフォルニアだけでなく、他の州でも裁判や刑務所にかかる金額を鑑みて「1000ドル以下の暴力を交えない窃盗は逮捕しない」を実施している。これ、絶対におかしい。

 

サンフランシスコの市内は窃盗犯罪が急増したため、中心街にある高級店からドラッグストアのチェーン店まで軒並み閉店している。中心街はお昼に行ってもゴーストタウン化しているため、最近は一人だと行かない。友達との集まりも、サンフランシスコを避けて、安全な郊外になることが多い。

 

要は逮捕されないから、同じようなグループが洗練?(訓練?)された手つきで、ごっそり高級品など窃盗品を売って暮らしている。防犯ビデオでも個人の車のガラスを割って荷物を盗むなんて5秒かからない。これが、本当に州の財政削減になるのか、かなり疑問。売った商品の所得税など払っていないのは想像できるし、お店が閉店すると事業税や法人税は入ってこなくなる。負のサイクル。

 

そこで編み出されたのが、犯人ひとりが窃盗で得た商品の合計が5000ドル(75万円)を超えたら、刑務所に入る、という州の新しい法案。いやいや、、、1回につき1000ドル以下だと逮捕されないのに、どうやって数えるの?ちまちまと改正案を出しても仕方ないよ。

 

この慈悲深さは、誰のため?1ドルだって、盗みは犯罪!

 

医療用の麻薬売買や栽培を合法にしたのも私は反対だった。独立できるくらい全米1のリッチな州と言われるけれど、大丈夫かカリフォルニア?次の州知事は保守派になってもらいたい。既に節税したいスーパーリッチな人々は他の州に引っ越している。


気候や日本へのフライトの多さや健康志向な文化を考えると、やっぱりココに居たいのだけど。

人気テレビ番組だった「フルハウス」の家。写真だと綺麗な夜景。