アメリカ上院議員を長きに渡り務めたダイアン・ファインスタインが亡くなった。

 

1978年に当時サンフランシスコ市長だったモスコー二氏とミルク議員が、市役所で勤務中に他の議員から暗殺された。

当時、議員だったファインスタインさんは、音を聞いて駆けつけ、ミルク議員の傷口に指を入れ銃弾を取り出そうとした(こんな事が咄嗟にできる女性って!)。そして、死去を知らされると、彼女が市民に発表。泣き崩れる人が多数いたことが、ビデオに残っている。

 

 

この暗殺は社会的に大きな波紋を呼んだ。

ミルク議員がゲイで、その権利をサポートしていたのがモスコー二市長。

その後、ファインスタインさんが10年間、サンフランシスコの市長を務めた。当時はアメリカでも女性市長は珍しい。

 

ちなみにサンフランシスコから連邦政府の政治家になる人は多い。下院議長のナンシー・ペロシ(選挙区はサンフランシスコ)、ジャネット・イェレン氏はUCバークレーの教授からSF連邦銀行を経て、現在は財務長官。女性の活躍も目覚ましいが、皆さん高齢。

 



私は好きではないのだけれど、州知事のギャビン・ニューサムは前サンフランシスコ市長から州知事に当選。虎視眈々と連邦政府の議員席を狙っていると言われている。政治家では珍しくハンサム。


庶民の味方、を打ち出しているけれど、実生活は違うらしい。