アニョヌエボ州立公園。ここの浜辺に野生のアザラシが戻り、赤ちゃんを産んでいる。
その数、多分、300匹くらい。
4月からはツアーがないが、要所に係員がいて、説明してくれる。
「入口の世界地図に、アラスカから同じアザラシが移動していましたが、この浜辺だけに毎年戻るんですか?」と聞くと、
「そうです。それが野生動物の驚くべき、素晴らしい能力なのです」と。
アザラシ・アフター・アザラシ、という感じ。たまに起きて鳴き声を上げる「おぅ、おぅ!」と。
頭に小さな半導体チップのカップをつけている子もいる。これで、太平洋からアラスカへの移動をトラックする。
アメリカ西海岸には何百ものビーチや湾岸で休めるのに、このビーチに必ず戻るのは不思議。
あざらしの骨もそのままに残っている。サバイブできなかった?
菜の花がどこも満開。お漬物にしたい、と相棒に言ったら「何でも食べるんだね」と。はい、何でも食べますよ。
州立公園の近くに巨大な灯台がある。
今は使われておらず老朽化して登れないが、ここからの景色を見るとカリフォルニアの自然の美を満喫する。
日帰り旅行だけど、楽しい週末になった。
帰りはハーフムーンベイの「PastaMoon」で。夕方は外の風が強い。
改装されて美味しくなり、室内が暖かくて寛いだ。