樹木希林さんが好きで、晩年の作品は出来るだけ映画館で観た。「わが母の記」「歩いても、歩いても」「日々是好日」などは何度も、何度も。

 

美人女優でもなく、お手本的に行動するわけでもなく、でも「完璧でない方が人気者になれる」ことを示してくれた。ホッとする、自然な演技も魅力だった。

 

「樹木希林 120の遺言」という本が図書館にあった。数少ない日本語の本。誰か寄付してくれたのだろう。

 

読み始めると、止まらない。うちの猫も一緒に読む。三毛猫三毛猫

011番、そうそう!旅行先でもトキメキや感動が無くなったよね、と友人と話していたばかり。自分の興味が広がっていない証拠?

 

 

002番、こちらがポジティブに接していると、初対面の人も段々と心を開いてくれる。障害児でもお年寄りでも、ちょっと生意気な年下の同僚でも。

 

家族崩壊も最近あるけど、女は強いと実感する話をよく聞く。特に女性に去られた男性の弱いこと。奥さんを亡くした男性は夜も寝られず、奥さんの洋服を出してきてニオイを嗅ぐ人が結構いるらしいが、女性は自由を得たも同然で台所のリモデル計画など前向きらしい。「始まりの土台を作るのが女」うまい!
 
 
009番、私も同じだ〜。嫌な人に出会しても、一応笑顔を心がける(一瞬のストレスだと思うことにして)。

 

 

子供も大人も、枠に入れて転がすだけだと、大志は抱かないし成長も止まる。上司の顔が色々浮かぶ。

 

 

003番、まさに。美人ではない人が女優になると強いと思う。実情感が生まれ、彼女の自然な演技は魅力的だった。

 

 

 
人生ってそんなものかも。面倒や無駄なこともある。でも、なるべくシンプルに生きたいなぁ。

 

 

030番、なるほど、そうなんだ...

 

良い女優さんだった。76歳。もっと長生きして映画に出てほしかった(と皆に言われたのでしょうね)。

 

現代社会では、生きる自由はあるけど、死ぬ自由はない。好きにさせてよ…本当にね。