全巻読んだ漫画は? ブログネタ:全巻読んだ漫画は? 参加中
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漫画好きですが、私は人から借りることが多いです。
そして、古本屋で買うことも多いです。

新刊って、意外と高いじゃないですか…400円だってバカにはできませんよね。
よっぽど気に入っている漫画くらいしか、新刊で買いません。あと、マイナーで他の友人が持っていなくて、借りられないような作品は(笑)



さて、全巻読んだ漫画!
私は少年漫画が好きなので、ジャンプ系が多いですかねえ。


・『るろうに剣心』

剣心は、高校の頃に友人に借りて読みました。
私が小学校、中学校の頃にものすごく流行っていましたが、当時の私は漫画に興味があんまり無かったんですね。リアルタイムでは全く触れませんでした。

しかし、この漫画はものすごくはまりましたね。キャラクターがみんなカッコよくて、とても魅力的。和服に刀に長髪…私のツボを押さえまくってますよ!
歴史好きなのもあって、明治時代や幕末の史実をうまく絡めてお話が進むのが良いですね。斉藤一に大久保利通なんて、歴史上の人物も出てくるし。
お話もとても面白くて、バトルシーンもスピード感あって良かったです。特に志々雄真実の登場する、京都編は秀逸です。

そして、剣心の “不殺” という姿勢も、新鮮でした。
ひたすらに強い敵と戦い、叩きのめす。正義は勝つ!・・・みたいなヒーローが多い中で、剣心は違いました。そして、ここに登場する敵もまた、完全には “悪” と言えない敵ばかりです。ある意味、時代の犠牲者となってしまった者、剣心の過去の所業が元で、復讐に燃える者…
そんな複雑な人間関係が、いい味出してます。
そして、歴史の暗部みたいなものにも、視線を向けた点はよかったと思いますね。

物語がキレイに終わったのも、良かったポイント。
剣心の贖罪、というテーマもぶれずに終わり、そしてHAPPYに終わったのは、後味が良くてまさに少年漫画!

ただ、残念なのは絵柄がかなり変わってしまったことですねー。京都編の、あの尖ったシャープな絵柄が好きだったな。



・『封神演義』

これも、リアルタイムではなく高校生の時に読みました。
私の中国ファンは、この辺りから始まったと思われます…。封神演義から、神仙思想とか老荘思想とかに興味を持って、色々調べていましたっけね。

古代中国、なんですが、独特の絵柄で描き出された仙人たちは皆可愛らしく、奇抜な衣装で、私の“仙人”イメージを打ち破ってくれました(笑)キャラクターが物凄い数で、しかも名前も漢字で難しいのに、少しもキャラが被らないってのもお見事ですね。みんな個性的。今でも思い出せるもの。

不思議な武器による、不思議な攻撃、戦い。時に残忍な描写もあって「ギャー!」っとなってましたが、とにかく面白かったです。

しかし、後半ダレたかな…?最後は何だか釈然としない、納得しにくい終わり方だったんですよね。
でも、最近この漫画を集めたくてしょうがないです。また読みたい!



・『DEATH NOTE』

言わずと知れたデスノですよ。実は、買っていました。
が、自分で買っていたわりにそこまではまらんかったです。恐らく、キャラクターに好きなタイプがいなかったからなんでしょうね。元々、そこまでサスペンス的なお話を好んでいたわけでもないので…

強いて言えば、Lが好きだったので、L没後は特にキツカッタ・・・
メロニアは正直、いらなかったんじゃないかと。

月は最期、正当な裁きを受けたと思いますね。あまりに惨めで、悲惨な最期だけど、収まりは良かったんじゃないか。さすがに衝撃だったけどね。



・『SAMURAI DEEPER KYO』

綴り、合ってるかなあ…
トンデモ!な戦国時代物語。真田幸村が美人ですよー。
絵がきれいで、美形キャラも多いですが、あんまり知られてないのかも。



・『ふしぎ遊戯』

これも借りて読みました(笑)やっぱり小学校の頃の作品なのですが、高校生の時に。 
小学生には、この内容は大人っぽ過ぎたんじゃないの!?・・・なーんて思っていましたけど、現代じゃあもっともーっと過激ですよねえ;;親御さんはご存知なのかしら…?日本の未来が心配であります…

物語の世界に入ってしまい、そこでは主人公は世界を救う救世主だった!・・・って設定はベタかもしれないけど、キャラクターがどれも魅力的でしたよね。朱雀七星士、だったっけ。みんな大好きです。

特に、星宿は今でも私の嫁に行きたいキャラの上位に君臨してますよ(笑)大好き!

しかし、後半のお話は、余りにも悲しい展開で涙、涙…素敵なキャラもみーんな…あああ(涙)
今やってる(まだ連載してるのかな?)玄武編も読んでみたいです。




・『セーラームーン』

無茶苦茶世代ですから…
これは、物凄くはまってましたね。小さい頃大好きでした。



・『魔法騎士 レイアース』

この辺もお約束。
初めて読んだCLAMP作品。この絵は衝撃だったな~。



・『聖伝』

CLAMP繋がりで。
インド神話を元に、佛教にも登場する神々達の物語。
それだけに、とても壮大なお話です。CLAMPデビュー作だけあって、絵柄も最初の方は安定していません。が、最後に近付くと我々世代には懐かしい、見慣れた絢爛たる絵柄に。

お話は引き込まれるし、登場人物それぞれの悲しい運命は心を打ちます…が、どうにもこうにも話のオチとか、主人公の心情とか、腑に落ちない部分が多すぎて困る。

テーマ的には、とても興味深いですけどねえ。まあ、結局は割りと好きな作品なんですけども。



・『時の地平線』

私の好きな漫画家、諏訪緑さんの三国志漫画。
友人から借りていて、結局自分で買いそろえてしまいました。
この漫画は、ブログで何度か書いた気もするので、今回は控えめに書きます・・・

諸葛孔明が主人公で、農民のため、戦争の犠牲者のために苦悩する姿は痛いくらいに印象的。
登場人物の思いは、皆静かにアツイものがあります。
何度読み返しても良いです!



・『玄奘西域記』
・『うつほ草紙』

も、諏訪さんの作品で読破しました。あんまりどっちも長くない作品なんですが…
このどっちも、少年の成長や友情、そんなものが美しく描かれて、また考えさせられる部分も多くてよいです。
特に、『玄奘~』の方は、宗教というものについて考えさせられます・・・




他にも色々あるはずですが、思いついたのはこんな所です。
活字本もいいけど、やっぱり漫画も良いですよね。