前回は<キャラ1>についてまとめたノートを共有したよ。

 

 

今回は<キャラ2>。こいつはちょっと厄介な子なので、しっかり理解しておく必要がある。人間みんながもってるキャラなので、どう向き合っていくかが大事。

 

<キャラ2>感じる左脳

「危険への警鐘を鳴らす者」

 

特徴

  • 抑圧された
  • 融通がきかない
  • 用心深い
  • 恐怖心にもどづく
  • 厳格
  • 条件付きで愛す
  • 猜疑
  • いじめる
  • 正義を求める
  • あやつる
  • 定石
  • 個別で
  • 利己的
  • 批判的
  • 優れた/劣った
  • 正しい/間違っている

<キャラ2>が優位なとき

  • 怒り/悪口を言う:頭にきて罵らずにいられなかったら、一時停止ボタンを押して、90秒の「脳の作戦会議」タイムをとる。
  • 騙す:嘘をつこうとすると、声の調子や顔の表情に出ないように右脳に指示を出す。
  • 罪の意識を感じる:罪悪感に苛まれるている
  • 恥を内に秘める:自分は力不足だ、愛される価値のない人間だと感じる。
  • 条件付きで愛す:自分がしてほしいことを人がしてくれているときだけ、惜しみなく愛を示す。
  • ネガティブな自己評価:自分は人生の喜びやあらゆる良いことを享受するに値しない人間だと思い、自分を貶める。この場合、他のキャラたちを凌駕する。
  • 不安:何か起こるかもしれないという不安や心配でいっぱいになる。心の中で落ち着かなくなる。
  • 泣き言を言う:
  • 自己中心的:自分が世界の中心、私がいちばん重要なのだから、大事なのは私の欲求だけと考える
  • (他者を)責める:私が不幸なのも、お金がないもの、失業したのも、あれもこれも、全部あなたのせいだと他責する。
社会において
<外の世界に対して感情的に反応し、その行動に責任を負わない。また、過去の痛みに目をくらまされ、将来を犠牲にする傾向がある。>
  • 自分を守る:自分を守るために、すべての経験を感情的なフィルターを通して判断する。
  • 欠乏感を抱えている:お金も愛もモノも食べ物も、いつだって充分ではないと感じているため公平な分け前にありつこうと躍起になる。このような卑屈な考えのせいで、不満を感じ貪欲になる。
  • 外的条件で幸せを感じる:感じる幸せは外的な条件にもとづいており、一過性なもの。
  • 被害者意識:自分を失望させた人につらく当たったり、恨みをもったりする。秘密主義でガードが固く、それ以上傷つかないように自衛する。
  • 復讐や誹謗中傷:虐げられている、犠牲になっていると感じる。憎しみを持ち、復讐をくわだて、好戦的だったり、棘のある冗談をいったり、わざと挑発する。執拗に他人を貶し、罵詈雑言で攻撃する。
  • 妬み:羨ましさを感じ嫉妬する
  • 利己的・自己中心的:自己顕示欲が強く、人の感情をあやつるようなところがある
  • 自惚れている:自分が優れていると自惚れているので、権威に敬意を払わず、自分が法を超越した存在であるかのように振舞う
  • 偏見:本来、自分と異なる人に対して偏見を持ち、自分と同じように考えたり感じたり、同じように善悪の判断をする人のそばにいると安心する
  • 嘘をつく:騙し方がずる賢く抜け目がなく、平然と嘘をつき、相手を出し抜く。
  • 無責任:責任逃れの技術をみにつけており、他人の目には未熟で、粗野で、不正直で無骨に映る。
  • 絶望感:自らを招いて孤立させた結果、世界に脅かされているという恐怖や絶望感にとらわれる。
仕事において
  • <キャラ2>のリーダー:部下のやる気を信頼しない結果、リーダーは強権を発動し、脅しをかけて納期や締切を強要する。ストレスがかかると、<ソフトなキャラ1>のリーダーが<ハードなキャラ1>のリーダーとなり、最悪の場合<キャラ2>のリーダーとなる。会社では<キャラ2>の人は、動揺しがちで、しゃちこばっているように見える。目先のことにとらわれた決定を下しがちで、早めに修正しないと、長期的なプロジェクトを頓挫させてしまう可能性がある。
  • <キャラ2>の部下:一度に複数のことを処理できず、作業が中断したり、過度な負担を感じて途方にくれたりする。完璧主義者のきらいがある一方、スケジュールに間に合わせようと段取りを飛ばしたりすることもある。仕事においてもものごとを個人的に受け止める傾向があるため、建設的な批判も嫌がらせと感じ、他人に対する善意を失う可能性もある。現実や短絡的な思考の結果に向き合おうとせず、プロジェクトの初期段階で段取りを省いたことで招いた、さまざまな問題に直面すると恐怖にすくむ。自分の無能さを最小限に抑えようと、自身の現実から目をそらすように、上司に対しても真実を隠そうとする。

マイナスの特徴ばかりでも、そのふるまいの核心にあるのは、不安と恐れ。<キャラ2>の激しい感情が現れてたときは、その感情に気づいてあげて、ありのままを愛し、その欲求に耳を傾け、自分は貴重な存在で安全なんだと信じこませ、癒してあげる必要がある。これが4つのキャラの力であり、「脳の作戦会議」の目的。

 

以前の私は<キャラ2>がいつも現れてたな。他責思考で被害者意識の塊だった。笑 そんな自分を責めて卑下して、自己肯定感がどんどん下がるっていう負ループは、脳のこの機能が強く働くから。原因と対策がわかったら、ネガティブな感情が出てきても、生活に支障きたすことはなくなるから大丈夫。

 

<キャラ2>の対応の仕方、全キャラで行う「脳の作戦会議」のやり方を知りたい人は、本読んでね。