4月にチバさんが食道がん治療専念するため休養の発表があった時、

癌をさっさとやっつけて復活LIVEを楽しみに待とうと思っておりました。

まぁ1%くらいは、(食道がんでってことじゃなく)いつかこんな日もくるんじゃないかとピリっともしましたが。

 

CD特典のレコーディング風景DVDや折に触れて送られてくるTheBirthday通信動画での喫煙率や飲酒率は高かった。

 

でも55歳は早すぎる。

 

休養発表前は、

少し痩せてたけど、このまま行ったら還暦ライブとか、又楽しい時間がすごせるんじゃないかと思ったりもしてたのですが。

 

11月になりインスタで

近々。

なんてコメントするから期待しちゃったじゃねーか。

 

がん治療は辛かったと思います。

天国で思う存分煙草を吸い、酒をのんで、ギターをかき鳴らしてください。

ご冥福をお祈りいたします。

 

 

 


 

 

 

備忘録

 

思い返すと

チバさんを知ったのは、バイト先CD店のJ-POP担当の先輩に
「ゲットアップルーシー」のサンプルCDをオススメしてもらったのが最初でした。

 

当時(今もだけど(笑)メタルしか聞いてなかった僕の耳にはインディガレージバンド?メロディはイギリスぽくて印象的っとかそんな感想だった。スーツ着てポールウエラーのようにスタイリッシュなのに、ちょっとどこかヤサグレ感があって良かった。

 

渋谷系小室系全盛時代でバンド系はミスチルやグレイも売れる前だったような。V系バンドは売れてたか。

 

そのCD4曲目にdive in blueという曲が収録されてて、NHKのドラマの主題歌だった。そのドラマを見てたので4曲目もよく聞いてた。

 

BSでやってたロック番組で、自分の買ったレコードを喜々として紹介している姿を見て、好きなジャンルは違えども、当時は肩身の狭かったロックアナログレコードファンとしては、頼もしかったし、ほほえましかったし、

すぐにファンになりました。自分とかぶってたのダムドくらいだったけど。

 

当時ロックバンドで全楽曲のアナログレコード出してたのはミッシェルとハイロウズくらいだったと思う。海外のバンドとのスプリット7インチも沢山出てたし、コレクター魂にも火がつきました。

 

その次のシングル「バードメン」が今もやってるロンドンハーツの前番組でエンディング曲になってその頃から凄い勢いで売れだして、海外のガレージロックリバイバルともリンクして、日本のバンドなのにフジロックでトリとって日本の頂点にたった瞬間にパっと散ってしまいました。

 

何年かして、The Birthdayで戻ってきた時は、(前ギターの人が地元出身ってこともあって)家から歩いて10分くらいの小さなライブハウスでみれたのは嬉しかったな。毎ツアー1回じゃもの足りなくなって、高崎だったり、最終の東京公演を見に行ったりしてました。そんな日々がずっと続くと思ってました。

 

(最初はファンだと痛しかゆしかと思ったけど)解散以降いっさいミッシェルの曲をやらない潔さに痺れてました。
まぁ今では、Birthdayの曲の方が体に馴染んでるし今さらやられてもって感じか。

詳細は忘れちゃったけど、ツアーの最後にダムド のLOVE SONGカヴァーしたの楽しかったな。

 

コロナ禍になり全てがリセットされ、近郊で土日のライブ開催がなくて(会場争奪戦?)足が遠のいていたけど、行っときゃ良かったな。復活ライブには行こうと思ってた。

 

去年出たチバユウスケレコードコレクション本には、未だ聞いたことのないレコードが沢山紹介されていたので、参考書にしてこれからもミュージックライフを楽しみたいと思います。

 

 


あなたの作った音楽に何度も励まされ生きてきました。

本当にありがとうございました。